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ゴールデンスランバーあれこれ   

私の好きなエポックTVスクエア
http://giana.exblog.jp/8331102
の中に、おぎやはぎの矢作が「ショパンの『別れの曲』はどんな場面にも合うんだ」と主張する回があって、他のバカ3人が(このコメディは、矢作以外は全員アタマのネジがゆるんでいる設定なのです)それを聞いていろんなシーンを想定してみてはいちいち別れの曲をかけ、「ホントだ!合う!」と真剣に感動するのですが、ビートルズのゴールデンスランバーも別れの曲系ですね。
別れにしろ出逢いにしろ希望にしろ絶望にしろ、どんなシチュエーションで流れても合いそう。

私は「状況や心理状態によって違った印象になる、解釈のしかたが決まっていなさそうな」曲が好きなので、そういう意味でもゴールデンスランバーは好みです。

ゴールデンスランバーといえば、今発売されている「ダ・ヴインチ」はゴールデンスランバーというか堺雅人大特集です。
マルベル堂もビックリの「堺雅人フォトカード」までついています。
ポーズがスゴイです。
御三家も新御三家もジャニーズも韓流スターもビックリのアイドル的ポージングです。
堺雅人はいつからそんなポジションになったのでしょうか。

実は私、この「ダ・ヴィンチ」を買いました。
買いの理由はこのフォトカード。
いつのまに堺雅人派に!?と思われそうですが、違います。
別に私は彼のファンではありません。

私は職場で雑誌担当をしています。
雑誌担当は毎朝、納品されてきた雑誌の装備をします。
バーコードをつけたり、補強をしたり、付録をつけたり、と。
我が職場は「ダ・ヴィンチ」を買っているので、先日、私がこれの装備もしたわけですが、フォトカードを本体に貼ったところ、これが大失敗。
ダ・ヴィンチは本体の紙の質が悪く、製本レベルも良くない雑誌なので、デフォルトから雑誌がちょっと歪んでいます。
そこに無理に厚手のこのカード(けっこう大きめ)を貼ったものだから、貼った本体の部分がしわくちゃでぐじゃぐじゃになってしまった。

もちろん、言い訳です。
雑誌担当歴も3年になろうというのに、今更「失敗しちゃったあ」もないもんだ。
でも、実際にしくじったんだからしょうがない。
で、一度は「ゴメンゴメン」と思いながら最新刊としてふつうに雑誌の棚に出したのですが、どうも気になってしょうがない。
それで翌日、自分で一冊買って、もう一度装備し直して、バーコードやICタグをそのまま貼り替えて、雑誌を差し替えました。
最初のしわくちゃダ・ヴィンチを自分のものに。
でも、堺雅人のフォトカード自体は特に損傷はありません。
なので、それはファンだという同僚に進呈しました。

ちなみに、ダ・ヴィンチのロングインタビューによれば、堺雅人さんは、ゴールデンスランバーは、村上春樹の『世界の終わりとハードボイルドワンダーランド』の影響を受けている気がしているそうで、そっちも演ってみたいそうです。

ゴールデンスランバーといえば、職場で作っている図書館だよりの正真正銘の最終号の制作に最近着手しました。
私は性懲りもなく、そこでまたくだらないパクリ小説もどきを書きつつあります。
タイトルは「ゴールデンスランパー」。
邦題(?)は「黄金の不振者」です。
私は今まで図書館だよりで、「イン・ザ・ウール」「羊をめぐる暴言」「博の愛した数式」「キャッチャー・イン・ザ・ライブラリー」「博の愛した数式&キャッチャー・イン・ザ・ライブラリー 番外編」と5編の小説もどきを書き、何度も最終回を謳っていますが、今回は自分が作る図書館だよりそのものが最終号なので、本当の最終回になります。

ゴールデンスランバーの贋作(←と名乗ることすらおこがましいですけどねゴールデンスランパーには、今までの5編を読んだ人にしかわからないエピソードも多い上に、登場人物の名前は全部、勝手に本家ゴールデンスランバーからもらった上に、
「優男」
「宅配便ドライバー」
「痴漢は死ね」
「オズワルド」
「人間の最大の武器は習慣と信頼」
という本家のキーワード(?)も拝借し、そこに、今までの「図書館の分類の数字のゴロ合わせ」も入れるという、我ながら盛り込み過ぎな超!欲張り小説なので、たぶん、面白さなど二の次、三の次です。
だったら、盛り込むのを減らして面白くしろよ、という話ですが、減らしません。
っていうか、減らせません。
そういう性分なので。
完成前に言い訳三昧で見苦しい限りですが、そんなわけですのでよろしく(と数名の人々に言ってみる)。

by kuni19530806 | 2010-02-09 21:51 | その他

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