ジーンズ考
2010年 02月 04日
私はジーンズが好きです。
中学生の頃、手持ちのストレートを流行りのベルボトムに加工して(ミシンで膝~ふくらはぎ部分を細く縫って、裾に向かって徐々に幅を広げる荒技)ご満悦だった頃から数十年、自分のファッション遍歴(!)はジーンズ抜きでは語れません。
今はユニクロやスーパーの激安ジーンズも侮れませんが、私の二十代~三十代の頃は安いジーンズはあまりなく、あってもいかにもチープ、店頭の時点で既に膝が出てるぐらいのイメージ(あくまでもイメージです)で、洋服にお金をかける方では全くなかった私も、ジーンズだけは、リーバイスやエドウィンを履いていました。
そして今、四十代も終わろうとしているこの今、あらためて、自分にとってのジーンズを考えてしまっています。
それはトシのせいでは必ずしもない。
手持ちのジーンズが軒並みキツいからです。
そりゃあ、太ったさ。
私の場合、ヨガを精進(!)するほど胃腸の調子が良くなって食が進み、しかも食い過ぎてもお腹をこわすこともなく、よって体重が増えるという逆転現象がもはやデフォルトで、「ヨガやってるんで太りましたけどなにか?」の領域です。
更年期のホルモンの関係か基礎代謝量の変化か、単に食べ過ぎのせいなのかはわかりませんが(きっと全部が理由だ)ヨガの合間に腹筋を百回しようが、臀部を引き締める動きを強化しようが、体重は減らないのみならず、胴回りから下が妙にガッツリ逞しくなった感じで、そこにもうスレンダーになる見込みなしと思えるような状況。
食事が美味しくて、臀部にぷよぷよではなく引き締まった自覚があるならいいじゃない、と言われそうですが、ジーンズ的見地からいうと、ちょっとマズイ。
手持ちのジーンズがキツいことだけではなく、あらたに購入したジャストフィットなジーンズを履いても、今ひとつしっくりこないのです。
以前とシルエットが違う。
ガッツリのせいで、以前より下半身の主張が強いから悪目立ちする、とでもいうのか。
「下半身の主張が強い」って誤解を招きそうな表現ですけど(笑)。
ひがみ根性で言うわけ・・では多少ありますが、あまりに細い足にもジーンズは似合わないと思うのです。
種類にもよるのでしょうが、ジーンズは、内側からその存在を主張する足や腰や尻とセットで履くものだと思います。
だからある程度の肉の存在感は必要かと。
でもその主張のしかたなんですよね。
上向きでライトにぱんと主張するのならかっこいいのですが、今にも生地の隙間から肉がにゅるっと顔を出しそうっていうか、全方位的なベクトルでの主張は重い。
ジーンズ姿が軽快にならない。
やっぱジーンズはさ、たとえヒールやミュールを履いてても、フットワークが軽そうじゃないとかっこ良くないと思いませんか。
ちょっとしたフェンスぐらいなら飛び越えちゃいます、という感じで履かないとね。
たまに、スタイルが良くておしゃれでかっこいいジーンズなのにかっこよくない、という人がいますが、きっと動きがダメなんだよね。
ちょっとした動作が鈍そうだとジーンズに履かれてるように見える。
ジーンズは運動神経とコミで履くものなのかも。
で、ハタと気づいたわけです。
私の、自分のジーンズ姿に対する懸念はそのあたりが肝だと。
体型どうのこうのより(もちろん、その体型の変化に由来するんでしょうけど)軽快に履けてない感じが最近、すごく気になっていたんだわ。
身体を動かしてないわけじゃない。
筋肉はむしろ付いた。
でも身体のキレというか軽快さはちょっと欠けてきた。
それはやっぱり、老化現象なんだと思う。
ネガティブな思い込みとか開き直りでの話ではなく、それは加齢による抗えない事実なのです。
ババアになってもジーンズを履いていたい、というひそかな願望を抱いてきました。
今も抱いています。
数少ない、好きと思えるファッションアイテムなので。
でもその願望はきっと、「いくつになっても軽快に動いていたい。運動神経をなくしたくない」という気持ちの表れでもあったんだなあ。
なのであらためてジーンズ考。
ずっとジーンズを履き続けたいと思うなら、もっとジーンズを履こうっと。
できれば、腰や尻や太股を隠さない堂々とした履き方で履こう。
最近、つい長めのトップでケツ周りまで覆っちゃう自分がいるので。
ガマの油方式で、曝せば多少ライトになるのではないかと・・ならないかね。
あ、覆と履って字、そっくりですね。
屈と屁レベル。
字は似て蝶でも、履くことと覆うことは違いますね。
覆わずに履け。
ちょっと上手いことを言ったつもりだよ、自分。
中学生の頃、手持ちのストレートを流行りのベルボトムに加工して(ミシンで膝~ふくらはぎ部分を細く縫って、裾に向かって徐々に幅を広げる荒技)ご満悦だった頃から数十年、自分のファッション遍歴(!)はジーンズ抜きでは語れません。
今はユニクロやスーパーの激安ジーンズも侮れませんが、私の二十代~三十代の頃は安いジーンズはあまりなく、あってもいかにもチープ、店頭の時点で既に膝が出てるぐらいのイメージ(あくまでもイメージです)で、洋服にお金をかける方では全くなかった私も、ジーンズだけは、リーバイスやエドウィンを履いていました。
そして今、四十代も終わろうとしているこの今、あらためて、自分にとってのジーンズを考えてしまっています。
それはトシのせいでは必ずしもない。
手持ちのジーンズが軒並みキツいからです。
そりゃあ、太ったさ。
私の場合、ヨガを精進(!)するほど胃腸の調子が良くなって食が進み、しかも食い過ぎてもお腹をこわすこともなく、よって体重が増えるという逆転現象がもはやデフォルトで、「ヨガやってるんで太りましたけどなにか?」の領域です。
更年期のホルモンの関係か基礎代謝量の変化か、単に食べ過ぎのせいなのかはわかりませんが(きっと全部が理由だ)ヨガの合間に腹筋を百回しようが、臀部を引き締める動きを強化しようが、体重は減らないのみならず、胴回りから下が妙にガッツリ逞しくなった感じで、そこにもうスレンダーになる見込みなしと思えるような状況。
食事が美味しくて、臀部にぷよぷよではなく引き締まった自覚があるならいいじゃない、と言われそうですが、ジーンズ的見地からいうと、ちょっとマズイ。
手持ちのジーンズがキツいことだけではなく、あらたに購入したジャストフィットなジーンズを履いても、今ひとつしっくりこないのです。
以前とシルエットが違う。
ガッツリのせいで、以前より下半身の主張が強いから悪目立ちする、とでもいうのか。
「下半身の主張が強い」って誤解を招きそうな表現ですけど(笑)。
ひがみ根性で言うわけ・・では多少ありますが、あまりに細い足にもジーンズは似合わないと思うのです。
種類にもよるのでしょうが、ジーンズは、内側からその存在を主張する足や腰や尻とセットで履くものだと思います。
だからある程度の肉の存在感は必要かと。
でもその主張のしかたなんですよね。
上向きでライトにぱんと主張するのならかっこいいのですが、今にも生地の隙間から肉がにゅるっと顔を出しそうっていうか、全方位的なベクトルでの主張は重い。
ジーンズ姿が軽快にならない。
やっぱジーンズはさ、たとえヒールやミュールを履いてても、フットワークが軽そうじゃないとかっこ良くないと思いませんか。
ちょっとしたフェンスぐらいなら飛び越えちゃいます、という感じで履かないとね。
たまに、スタイルが良くておしゃれでかっこいいジーンズなのにかっこよくない、という人がいますが、きっと動きがダメなんだよね。
ちょっとした動作が鈍そうだとジーンズに履かれてるように見える。
ジーンズは運動神経とコミで履くものなのかも。
で、ハタと気づいたわけです。
私の、自分のジーンズ姿に対する懸念はそのあたりが肝だと。
体型どうのこうのより(もちろん、その体型の変化に由来するんでしょうけど)軽快に履けてない感じが最近、すごく気になっていたんだわ。
身体を動かしてないわけじゃない。
筋肉はむしろ付いた。
でも身体のキレというか軽快さはちょっと欠けてきた。
それはやっぱり、老化現象なんだと思う。
ネガティブな思い込みとか開き直りでの話ではなく、それは加齢による抗えない事実なのです。
ババアになってもジーンズを履いていたい、というひそかな願望を抱いてきました。
今も抱いています。
数少ない、好きと思えるファッションアイテムなので。
でもその願望はきっと、「いくつになっても軽快に動いていたい。運動神経をなくしたくない」という気持ちの表れでもあったんだなあ。
なのであらためてジーンズ考。
ずっとジーンズを履き続けたいと思うなら、もっとジーンズを履こうっと。
できれば、腰や尻や太股を隠さない堂々とした履き方で履こう。
最近、つい長めのトップでケツ周りまで覆っちゃう自分がいるので。
ガマの油方式で、曝せば多少ライトになるのではないかと・・ならないかね。
あ、覆と履って字、そっくりですね。
屈と屁レベル。
字は似て蝶でも、履くことと覆うことは違いますね。
覆わずに履け。
ちょっと上手いことを言ったつもりだよ、自分。
by kuni19530806 | 2010-02-04 23:39 | その他