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野ブタ。をプロデュース   

ドラマ「野ブタ。をプロデュース」を見る。
全10話。

2005年の放映だったようですが、リアルタイムでは一度も見ませんでした。
が、最近読んだ『木皿食堂』の中の木皿さん(ほとんどが妻鹿さんですが)インタビューでいちばん詳しく語られているのがこの野ブタ…についてで、1話の山下クンの演技にはぶっ飛んだとか、4話のあのシーンは最初はあんなつもりじゃなかったとか、7話の演出はスゴかった、9話のナントカさんは怖かった、まさかの夢オチとは!?などなど、あまりに思わせぶり(?)なので、まんまと術中にハマって、レンタルしてしまいました。

Q10の感想でも同じことを書きましたが、木皿ワールド全開でした。
原作はあるにせよ、テーマも内容も、本当に脚本を書いていくうちに見つけていく方式なのですね。
リアリティとか整合性という観点からみると???だし、すいかにおける浅丘ルリ子、Q10における薬師丸ひろ子、そして野ブタ…は夏木マリ、忌野清志郎(ああ・・)という狂言回し的というか、俯瞰的というか、わかってる的存在は、ご都合主義と揶揄されたりもするのかもしれないけれど、青少年に対する大人の正しいあり方を見るようで、本当に心洗われました。

亀梨、山下、堀北の主役3人が良かったなあ。
ジャニーズの人のドラマなんてほとんど見たことがないけれど、グッときましたよ。

そして、高橋克実はすいかの伝ちゃんと同じキャラで安心の存在だったし、担任役の岡田義徳も適役だった。

修二(亀梨)の母親役の深浦さんも亡くなってしまったのだよなあ。
清志郎さんといい、私にとっては最近のドラマなのに、思いがけず故人になってしまった人を見るとハッとします。
このときはこんなにパワフルだったのに、とも思って、世の中、先はわからないとあらためて感じます。

最初に野ブタをいじめるグループのリーダーが、映画「スイングガールズ」のヤンキーベーシストでなんだか笑った。
この人、お笑い芸人のまちゃまちゃに似てる。

ああ、面白かった。
野ブタ。をプロデュース_a0099446_21254526.jpg

by kuni19530806 | 2013-07-28 21:25 | テレビ

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