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最近見た映画   

★『チームバチスタの栄光』

CSで。
タイトルだけはよく聞いていました。
原作は読んでません。
竹内結子さんは、こういう、ちょい気の抜けた、一見やる気のないような演技が得意なんですね。
『ゴールデンスランバー』もそうでした。
個人的には、手術患者役の山口良一がものすごく印象的だった。
心臓が悪いので大きな声が出せないんだけど、手術で治ったらロック歌手になりたい!なれるかな?と竹内結子に歌を聴かせるのです。
ひそひそ声のロック。
それが、あの「レモンティー」。
この選曲が素晴らしいと思った。


★『男はつらいよ 寅次郎 恋やつれ』

吉永小百合の第1回マドンナをちょっと前、テレビで見たので、第2回マドンナのこれも見てみました。
この頃のミツオ役は吉岡秀隆じゃないんですね。

どうでもいいですが、前田吟って二枚目だったんですね。
吉永小百合は、第1回のときよりすごく痩せてる。
2年後、という設定ですが(実際にもたぶんそうだと思う)、恋やつれは寅さんじゃなくて小百合さんって感じ。

しかし、この映画の本当のマドンナは倍賞千恵子さんですよね。
こんなに出来た妹はいないよ。

映画を見た後、すぐにテレビでリアルタイムの倍賞さんを見ましたが、尋常じゃない皺でした。
それを隠すでもない感じがかっこよかったですが、この人とかいしだあゆみとかオードリー・ヘップバーンとか、もともと痩せていた人がそのままトシを重ねると、ちょっとやつれ感が出ちゃいますね。
きっと、不自然な皺のばし施術や異常な紫外線対策をせずに、ある意味まっとうにナチュラルにトシとった結果なのでしょう。


★『キング・コング』

2005年版です。
ヒロインはナオミ・ワッツ。
設定は1930年代。
つまり、最初の『キング・コング』のリメイクです。

CG技術って凄いのね、と感嘆しました。
髑髏島での、恐竜や爬虫類や昆虫を含めたコングとのバトルはこれでもかこれでもかとしつこいほど。
でもイチバン怖かったのは原住民達かも。

ナオミ・ワッツがすごく良かった。
キレイですね、この人。
『マルホランド・ドライブ』というデビット・リンチの不気味な映画でも魅力的でしたが、今回はハリウッドのど真ん中的美しさでした。

映画監督役のジャック・ブラック(あの『スクール・オブ・ロック』の人)もハマリ役。
こういう、どっかイッちゃった人物をやらせると巧いなあ。

この映画のキングコングは完全に「巨大ゴリラ」ですね。
ナオミ・ワッツの恋人役が残念なビジュアルでした。
それにしても3時間!疲れた!!

by kuni19530806 | 2010-08-13 23:39 | 映画

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