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嫉妬と遺伝子と変わり身   

姪のYちゃん(夫の姉の子)が9ヶ月の息子Rクンを連れて来訪。
Rクンが我が家に来るのは初めて。
家族全員大騒ぎしての歓迎となりました。
中でも前半、誰よりイチバン大騒ぎしたのは駄犬マロでした。
ただし歓迎の興奮ではなく、嫉妬。

いや~、これが笑っちゃうほどわかりやすいヤキモチをやくわけです。
齢12才の老犬だというのに、自分のポジションを脅かす存在だと察知したんですねえ。
ふだん、出したことのない声で拗ねたり、思い余って吠えちゃったり。
でも、どこか攻撃的ではない。
なぜなら、Rクンは気に入らないけれど、Rクンを連れてきたYちゃんは大好きだから。
1時間以上、拗ねまくって、みんなに(特にYちゃんに)「マロだってカワイイよ」と宥めすかされ、ようやく落ち着きました。

それにしても、約30年前、夫の膝に抱っこされている写真の中のYちゃんと、現在のRクンが同じ顔過ぎて可笑しい。
遺伝子の存在を確かに感じました。

そして、黒い中型犬が自分に向かって吠えても、泣くどころか怯えもせずに、じっとマロを見つめてたRクン。
その様子はパパ似。
Yちゃんのダンナさんは、気持ちが読み取れない無表情でじっと人の話を聞いた挙げ句、そのままの表情で「すごく感動しました」とコメントするような逸材(?)なのです。
今日も、こっちは、Rクンが犬に対してトラウマにならないかとヤキモキしましたが、終始、じっとマロを見続け、時々、あわよくばマロに触りたそうにしていたのでホッとしました。
そんな彼を見てマロも、「この子はライバルかもしれないけど敵ではないみたい。お友達になろうとしてくれてる。それなのに、さっきはなんか取り乱しちゃってゴメン」と思ったらしく(笑)、後半は申し訳なさそうにRクンに近寄るようになりました。
2人が帰るときは、Yちゃんに対してだけではなく、Rクンに対しても名残惜しそうにしていたマロ。
変わり身、早っ!

by kuni19530806 | 2010-05-08 23:21 | その他

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