師父の遺言   

松井今朝子著『師父の遺言』を読む。

小説かと思いきや、これは半自伝ですね。
やんごとなき顔立ちといい、出身といい、書いているものといい、下々の出ではない予感はしていたけど、そっか、歌舞伎界の血を引いていたのですね、今朝子さん。

師、武智鉄二に関しては、全く知りませんでした。
「白日夢」という映画のことは、当時、働いていた職場の人が「愛染恭子と会って話した」と興奮気味に言っていた記憶があるけれど、監督の名前や経歴の知識は皆無だった。

そうか。
今朝子さんにとっての師はそういう存在だったのか。
クールな筆致だけれど、アツい本だ。
そして、相変わらず、私にはとても読みやすい文章でした。
この続きが読みたい。

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# by kuni19530806 | 2014-06-24 23:57 | 読書

発売になりました。   

ライター募集とあったので、応募して課題を提出したら、引っかかり、掲載されました。

こちらです。
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# by kuni19530806 | 2014-06-14 21:22 | 雑誌

その手をにぎりたい   

柚木麻子著『その手をにぎりたい』を読む。

柚木麻子さんは1981年生まれとのことだが、この小説のヒロイン本木青子(もときせいこ)は、1983年に24才だから私とほとんど同世代だ。

社会情勢と色濃くリンクしながら、青子の1983~1992年の日々が描かれた物語。
同世代とはいえ、バブルと無縁の人生を歩んだ私には、青子が享受したり喪失したものに、郷愁も共感も感慨もない。
見事に、ない。
そのあたりは、まるで外国の話を読んでいるよう。

とはいえ、同じ時代を生きたわけだし、青子というヒロインに同時代性的に何か感じるものがあるかというと・・これまた、ない。

巧い小説だと思うし、一気読みしたわけだからつまらなかったわけでは決してないけれど、登場人物の誰かに感情移入してしまった、ということもない。
そういう意味では見事に感応しなかった。

じゃあどういう読後感なのかというと、ただひたすら、旨い鮨が食いたくなった!という読後感。
口の中でほどける酢飯が食べたい。

映像化が合いそうなお話だ。

・・あれ?
けっこう気持ちよく読み終わったわりに、感想に愛が足りないなあ。
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# by kuni19530806 | 2014-06-05 20:44 | 読書

アレグリアとは仕事はできない   

津村記久子著『アレグリアとは仕事はできない』を読む。

表題作と「地下鉄の叙事詩」の2編が収録されているが、とにかく「アレグリアとは仕事はできない」がすんごく面白かった。

自分はトータルで15年ほど事務員をやっていたが、この小説の舞台の職種の事務員の経験はない(「の」が続き過ぎ)。
でも、ミノベの苛立ちはすごくわかる。
同時に、トチノ先輩のスタンスにも感情移入した。
面白い小説を書く人だなあ。

そして、いいタイトルだよなあ、これ。
当初のタイトルは『コピー機が憎い!』だったらしいが、これじゃあこの小説の魅力は半減だ。
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# by kuni19530806 | 2014-06-04 22:02 | 読書

仕事雑感   

小学校で働くのって(といっても週に2日だけだけど)こんなにもいろいろ思うことがあるとはね。
考えてみると、自分が離れてほぼ40年、一度も真剣に「小学校」のことを考えたことなどなかった。
子どもがいないからね・・と言いたいところだけれど、それでいいのかなあ。
小学校のことを、教職員や教育委員会や通わせる親だけに任せていいのだろうか、ぐらいに思う、今は。

私が通っていた時代よりはずっと風を通す場になっているかと思いきや、体裁だけはそうなっているけれど、実際は全く変わっていない、どころか、形や周囲の目を意識するあまり、むしろ風通しは悪くなっているのではないかという印象。

今のところでこれからも働くとしたら、もっともっといろいろ思うことになるのだろうなあ。
そして、1ヶ月半にして、公立図書館と学校(小学校)図書室って違うなーと痛感するばかり。
自分がいた公立図書館は特に新館ばかりで、資料費も今思えばかなり潤沢だったので、学校図書室との違いはすごい。
半分の蔵書は、どう考えても除籍⇒廃棄候補だ。
ボロボロの30年ぐらい前のシリーズが、冊数合わせのためにデンと書架に並んでいる。
どこから手をつければいいかわからん。
週に一度しか行けないし、学校に直に雇われているわけでもないし(ここが特にネック)。
ついでに言うと、2校が混同して、「この書類、どっちの副校長先生に出したっけ?」が日常のトホホっぷり。

やることは無尽蔵にあるが、授業利用が入るとそれが最優先。
そのこと自体に文句はないが、授業が入った時点で予定していた作業は突如中止になります。
来週はオリエンテーションフェスティバルで、1、2、5時間目は私がやります。

もう、声を枯らす覚悟。
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# by kuni19530806 | 2014-06-03 21:40 | 仕事

気持ちの平穏はまだ遠い・・かなあ   

仕事の方は少しずつ(ほんの少しずつですが)慣れてきた。
だんだん、いちばんのネックが書類関係になってきている。
とにかく、会社に提出する書類が多いのだ。
区(正確には教育委員会)からの業務委託ということもあって、「ちゃんとやってます」的な各方面の証拠が必要なのだろうけれど、末端作業員としては、正直「そんなもんまで要る?」です。
日報も、紙ベースと電子日報と両方あって、めんどくさい。

前の職場・・いや、前の前の前の職場ぐらいから、日報とか報告書のタグイの記載が苦手だった。
一度でクリアできたこと、なかったかも。
あ、一度でクリアで思い出したけれど、「としょだより」を作ったら、会社からいっぱい赤が入った。
誤字やルビ漏れも多かったけれど、「文章がわかりづらい」もけっこうあった(^^;
そのうちのほとんどは、あえてそう書いたんですけど、めんどくさいので言われたとおりに直した。
そこを闘う時間も気力もなかったので。

そんなわけで、今週は1校が開校記念日で休みなこともあって、テンパリストも小休止状態(たぶん)ですが、なかなか平穏な精神状態にはさせてもらえないようで、また義母が不調。

まあ、常時不調といえば不調なのだけれど、足の動きの悪さと連動するように、愚痴っぽくなってきた。
そして、物忘れもかなりひどくなってきてしまった。

そして、今日は近所の整形外科に初診で行ってきた。

リハビリ狙いです。
デイサービスとデイケア、双方のリハビリ量が前回退院時よりぐっと減り、義母は物足りなくてたまらず、でも勝手に自主トレ的なことをしようとすると止められ、そこにもってきて、周囲には認知症で、義母曰く「あたまがおかしい」人ばっかりで、嫁の悪口などを繰り返し繰り返し聞かされ、デイサービスとデイケアに通うモチベーションがダダ下がりの今日この頃なのです。
そんなわけで、手術をしたR病院に診療情報提供書(いわゆる紹介状)をもらいに行き、それを持って近所の、リハビリを丁寧にやってくれるという評判の整形外科に行ってみたわけなのでした。

駅前なので、家からは遠くない・・とはいえ、今の義母の歩行状態ではシルバーカーは心配で、最近レンタルをした車イスで行こうかと思ったが、義父が「そんなもの!」と車イスに乗ることを許さず、シルバーカーで休み休み行ってきた。

リハビリの感触も悪くなかったようだが、なにより、リハビリ担当の療法士の女性に「デイケアとデイサービスも続けた方がいい」と言われて、またそちらにも行く気になったようなのが収穫。
リハビリ科にも通うことになりました。

でも、気持ちは日によって、時間差で変わってしまう昨今の義母なので、「今のところは」という但書がつくのですけどね。

というわけで、しばらく私は月曜日、リハビリの付き添いをすることになりそうです。
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# by kuni19530806 | 2014-06-02 14:42 | その他

小さいおじさん   

うわー!
もう6月かあ。
6月は確かに「夏」だけど、急に暑くなった。
疲れるー。

尾﨑英子著『小さいおじさん』を読む。

どうでもいいことなのかもしれませんが、世間では、よりの方が苗字としてよく使われている気がする今日この頃。
﨑の存在を知ったのは大人になってかなり経ってからですが、昔は、戸籍的には立サキでも、一般的な大サキを使っていたのだろうか。

私も名前の漢字は、ずっと簡易版の字を使っていたしな。
ある日、戸籍と違う字を使っているとめんどくさいことがある、と気づいて、旧字に統一したのであった。

で、『小さいおじさん』の話。
尾﨑さんは新人さんです。
書き手として新人かどうかは定かではありませんが、この小説がデビュー作だそうです。
それにしては、というか、それとは関係ないかも、というか、ベテラン感が漂います。

都市伝説をモチーフにした、28才女性3人の物語。
孤高な雰囲気の設計士の曜子、カフェでパートをしつつ子育てをしている友達づくりに苦手意識のある紀子、ワケあり失業中の朋美。
3人は中学の同級生で、同窓会で再会しますが、からみはさほど多くはありません。
じゃあ、3人の接点は重要じゃないかというとそうでもなく、重要かというと、そうも言い切れず、話は進行します。

この小説を読んで、28才という年齢が、自分にとってはもうかなり茫洋としたイメージになっているのは否めませんでした、そう書くのは残念ですけど。
その世界に没頭すれば、28才だろうが18才だろうが8才だろうが88才だろうが全く関係ない、も真理ですが、この小説は私にはなぜか、読んだ現在と28才との距離を感じさせました。
それは、長所であり短所かも、とも。

母親との確執とか、固定されている気がする専業(パート)主婦の世界とか、倫に悖る恋愛の行く末とか、それぞれの題材はベタとも言え、でもそれをこう展開する力は相当だな、と思わせます。
ただ、私には、一貫して自分がどこか高みの見物をしているような気分でした。

要するに、自分はトシ食ったってことかいっ!?
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# by kuni19530806 | 2014-06-01 11:44 | 読書

思いかけない休み   

昨日、急遽、義母を病院に連れて行く。

歩行困難のみならず、発熱と下痢があったため。
いろんな検査をして、今のところ特に心配はないとわかった。
血液中のCRPの値が高かったが、発熱によって上がるし、それも落ち着いて来たので徐々に下がるだろうとのこと。
いわゆる「胃腸風邪」だったのかも。
熱が出ればそりゃあ足も動かなくなるだろう、ということで、しばらく様子見。

そんななか、昨日、外来待ちの間に火曜日勤務の学校についてちょっと予定表を見ていたら、5/13は開校記念日とあって驚く。
先週、帰りがけに「次は来週の火曜日に来ます」とあいさつして帰って来たが、誰も何も言わなかった。
私も、年間予定表などチェックしていなかったし、驚いてあわてて会社に電話。

そんなわけで、本日は思いがけないお休みになりました。
すんでのところで、開かない校門の前で茫然とするところでした。

なんだかなあ。
週1ずつ2校って、予想以上に働きづらいシステムだ。
年度始めのバタバタはあるし、前任者が急に辞めてしまったことで、いろんなことが宙ぶらりんだし。
そして今回のように、休みがあったりして週1以上、勤務に間が開くと、私のような中高年は全てリセットされてしまうのよ。
もう、どっちがどっちやら、という感じ。

ここ1年強、常に自分の一部が緊張している気がする。
実際は全面的に弛緩したりくつろいだりもしているのだろうけど、この「常に緊張してる」と思ってしまう精神状態がマズいんだろうなあ。
ちょっと外出したり、たまに食事のしたくをパスするぐらいじゃ心身の芯の緊張感は解消されないことも知った。
残念ながら。
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# by kuni19530806 | 2014-05-13 15:57 | その他

気分転換   

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横目で見ている。


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ブサイク。


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気になる。
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# by kuni19530806 | 2014-05-11 21:11 |

書いてみたらたいしたことじゃないと思いたい   

参ってます。

先日のここでも書いたように、私はうまく弱音が吐けません。
一度パンドラの函のフタを開けてしまったら、もう際限なくなりそうというか、いろんなことに直に影響を受けて気持ちなんてコロコロ変わるものだという自覚があるので、リアルタイムの自分の気持ちを吐露する気になれない。
だって、30分後には「文章に落とし込んだ気持ち」じゃなくなっていることがおおいに想定されるから。
いちいち、「書いたときはそう思っていたけど今は違います」と言い訳するのもなんか、だし。

でも、現在の自分は本当にちょっとヤバくて、ここで文章にして多少客観視したいというか、「書いてみたらたいしたことじゃない」と思いたいです。

仕事、イレギュラーな勤務過ぎて、すっごくやりづらいです。
まだ始めたばかりなので当然ですが、とんでもなく疲れる。
神経が張りつめているせいか、勤務時間の後半は頭痛がします。
胃痛じゃない分、ありがたいけれど。

そして家。
夫の母が2日に退院しましたが、調子が良くありません。
ある程度覚悟はしていましたが、予想以上の歩行状態の悪さです。
そして、義父。
目の不調が再発したこともあってイラついているせいか、義母への接し方が刺々しい。
心配ゆえにだし、年齢的にしょうがないところもあるけれど、見ているとどよんとした気持ちになる。
「やめてくれ」と言いたくなる。

義母は今朝、熱があるとわかり、一昨日からの絶不調の理由は特定された感じで、むしろちょっとホッとしましたが、そんなこんなで、私もかなり鬱々としています。

心配ごとというか、自分の周りは不安なことだらけでどうしたらいいんだ!と気が滅入ってしょうがない。
起床時は特に気持ちがダメで、なんだかもう八方塞がりな心境で暗く目覚めるここ数日。

夫は飄々としていて、それがとてもありがたい反面、「私のタイヘンさをちゃんと理解してない!」みたいな気分になってしまう。

義姉が今日明日と夫婦で旅行に行っていることも不満なのかも、私。
なんだか、自分ばっかりが、とガキのように思ってしまうのよ。

どうする?over40でCometさんが40代の先輩に言われたように私も、先々のことを考えて不安になったり絶望的な気分になっていないで「目の前の課題をエッセホイサとこなしていく」のが大切なのかもしれない。

ちょっと気持ちが落ち込んだ友だちが先日ブログにも書いていたことにもカブるなあ、これ。
秘訣はそのあたりなのだと思われます。

ネコのミイは元気です。
家の潤滑油になっています。
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# by kuni19530806 | 2014-05-11 11:55 | その他

私にふさわしいホテル   

柚木麻子著『私にふさわしいホテル』を読む。

初柚木麻子。
勝手に描いていたイメージとは全然違う小説でした。

ついでに言うと、柚木麻子さんもイメージとは違うビジュアル。
いかにも少女趣味的なペンネームだと思っていたこともあって、童顔の、年齢不詳な浮世離れっぽい容貌容姿を想像していましたが
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お美しい。
ミス着物、みたい。

文壇の内幕モノです。
登場人物にはモデルがいそうな気配が濃厚で、ついつい「これってあの人のこと?」といろいろ想像してしまった。
そして、突如、実名で登場し語り出す朝井リョウに違和感。
知り合いなのか。
でも、ちょっと読者を混乱させるよ、これ。

すごく心にヒットする箇所と、全くヒットしない箇所が混在する小説でした・・って、たいていの小説はそうでしょうかね。
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# by kuni19530806 | 2014-05-05 22:32 | 読書

初めての図書館   

都内だけれど、今まで縁遠かった区の図書館に行く。
1年前までの職場で苦楽を共にした同僚で猫先輩の友人H嬢がこの4月から働いている図書館に、やはり同僚だったよっちゃんと陣中見舞いに行ってきた。

私は、1年前までの同僚3人に対していまだに「永年同僚」みたいな感情を持っているようだ。
同業他社の人になったH嬢も、他業他社で頑張っているよっちゃんも、結婚して仕事に関してはアイドリング中のハヤテ号のねえちゃんも、「同僚が一時的に他のことをしてる」感覚。
あきらめが悪いなわたし。



自分の現在の家庭の事情や年齢のせい、そしてなにより民営化の波のせいもあるのだろうが、もう自分が公立図書館のカウンターに立つ姿がイメージできないなあとあらためて思った。
それは残念な諦観でもあり、当然のことのようでもあり。

不遜な言い方になるかもしれないが、新しい図書館をほぼ一から作る仕事をし、歯車の一輪じゃない気分を何年も味わってしまったせいか、もうこれから既存の旧態依然の図書館の下っ端をやる気概がないのかもしれない。

気概、という言葉はそぐわないかもしれないけれど、自分的にはまさに気概。
覚悟ではなく、気概。
プライドとか自尊心でできない、んではなく、よけいな情報や蜜の味を知ってしまって、それを脇にうっちゃって真っ新な気分になるような気概に欠ける感じなのだ。
半世紀以上生きてきた自分には。
まだ40代なら自分をリセットできて、新しい公立図書館での自分を順応させて行くことも選択肢に入れられた気がするけど。
トシを重ねるってそういうことでもあるのだなあ。
やたらポジティブ方面で加齢を語る人は、経験値のこういう側面をどう前向きに変換させているんだろ。
これもまた、なんだかんだ言って、実際その場に飛び込んでみれば意外となんとかなるものなのだろうか。
そうかも。

なんだ、今まで書いてきたことを全否定か、自分。

今日またあらためて、みんなそれぞれの場所で頑張っているのだなあと思った。
「頑張る」と一括りにしてしまうとなんだけど、なにも、歯を食いしばったり、過酷なことをしたり、軋轢の最前線に立たされたり、することだけが頑張るじゃないし。

よっちゃんに絵本の読み聞かせのレクチャーを受けてきた。
公立図書館員と学校の図書担当の先生のちょっとした確執についても。
ああ、学校の先生とよろしくやれる気が全くしない。
前途多難。
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# by kuni19530806 | 2014-05-03 23:19 | 友達

内田洋子さんの本2冊   

どちらも面白かった。
最初、エッセイとして読み始めるのだけど、すぐに小説を読んでいる気分になった。
世の中は広い。

『カテリーナの旅支度』
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『ミラノの太陽、シチリアの月』
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# by kuni19530806 | 2014-05-03 22:38 | 読書

義母の退院   

義母が退院した。

ここいらで時系列にして、自分のアタマを整理すると
①2013年4月1日 腰椎の手術のためにR病院へ入院

②2013年4月8日 手術

③2013年4月11日 再手術

④2013年7月8日 R病院を退院

⑤2013年8月23日 腰痛を訴えR病院へ入院

⑥2013年9月10日 圧迫骨折と判明

⑦2013年10月1日 Mリハビリ病院へ転院

⑧2013年11月29日 Mリハビリ病院を退院

⑨2014年1月31日 圧迫骨折のためにR病院へ入院

⑩2014年3月3日 Mリハビリ病院へ転院

⑪2014年5月2日 Mリハビリ病院を退院

ふう~。
状態は④>⑧>⑪です。
80代なかばという年齢もあるかもしれないけれど、歩行状態は明らかに下降しています。
動かない方の左足ばかりではなく、比較的動いていた右足も「膝折れ」が起こるようになり、ガクッとしたりて、不安定度は増すばかり。
これは、リハビリではどうしようもないみたいなので、手すりや歩行器、周囲の補助で、膝折れをカバーするしかない。

義父もまたここに来て、眼底出血の予兆が出て、今月下旬の注射治療が決まったし、新しい年度もなかなかハードです。
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# by kuni19530806 | 2014-05-03 07:56 | その他

日常   

うわっ!
このexciteブログ、投稿画面が変わって、投稿しづらくなったなあと思っていたが、今開いたら元に戻ってた。
不評だったのか、やっぱり。

あ、「新管理画面を使用する」もある。
新旧両方で入力できるってことか。

どうでもいい導入部でスミマセン。

クルム伊達公子さんのブログが5日ぶりぐらいに更新されてた。
お友達のブログ「長くて暗くて、のちに少し明るい話」を読んだ。

私は、この数ヶ月・・いや、この一年強は、自分を見ないふりすることが多かった。
井戸を覗き込まないように努めていた、というか。

きっと、あるラインの向こうの自分が、以前より容易に想像できるからだ。
だから、それを「ないこと」にしていたかった。

生きるって不安なことだらけだ。
私など、本当は不安神経症で、そのことを書き出したら止まらない。
なので、怖くて書き出せない。
ネガティブな自分を臆せず文章にできる人は「強いなあ」と思う。
「臆せず」なんかじゃない、と言われそうだけど、私はそう思ってしまうのだ。

恐れ知らずの自分も、確かにいる。
転職とか、義父母との生活に縁がない人、ハナっから回避する人は、私を「スゴイね」とか言ったりする。
スゴイとは思わないが、自分が、世界中を旅したり、怒涛の恋愛体質だったりする人を「すっげえ」と思うのと同じように、人は「自分にはそれはできないだろう」と思い込んだ分野を恐れる。
恐れるから、それはできないだろうと思う。
ただ、それだけだ。

とりあえず、何食わぬ顔をして必死に生きている。
いろんなことを心配しながら、なにも気にしていない風にしてる。
今この瞬間は平常心でも、明日は、いや、5分後はどうなっているかわからないよ、と思ってる。
しょうがない。
不安は打ち消せないし、心配は日常の一部だけれど、それを受け入れて、日常をやっていくしかないのだ。

私は根っからの日常至上主義だしな。


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これぞ日常・・的な。
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# by kuni19530806 | 2014-04-30 22:42 | その他

でまどねこ   

ねこは出窓が気に入った模様。
日がな一日滞在して、午前中は外を見ながらひなたぼっこ(東向きなので)、午後はずっと寝ている。

築30年近い家だが、今まででいちばん出窓を有効活用していること、確実。
物を置く場所と化していたが、ねこが行きたがるので、片づけざるを得なかった。

そして義父も、昨日今日と2階にやって来た。
ここ何年も、めったなことでは上がって来ない義父だった。
二日連続だなんて、初めてかも。

おそるべし、ねこ力。

そして、夫の動物好きは間違いなく遺伝だ。
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# by kuni19530806 | 2014-04-28 23:26 |

ベース好きの猫   

義母の退院の日が決まりそうな決まらなそうな、宙ぶらりんの状況。
退院がもうすぐ、ということは確か。
前回の入院より状況は良くなくて、歩行時の安定性も、連続歩行可能時間も減ってしまっているのだけれど、正直、リハビリを続けても改善する感じではなく、落ち着いているので退院、ということになる。

ままならない。

そんななか、猫のミイは、今日も義父にはなつかず逃げ回っていた。
昼間は寝てばかり。
ここ数日、夫がベースの練習を始めると、ベースの近くのソファで熟睡するのが恒例になっている。
ベースの単調なメロディが好きなのか、振動が心地よいのか。

↓証拠画像。
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満足そうに熟睡。
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# by kuni19530806 | 2014-04-27 20:45 |

猫と小学校   

家に猫が来たことと、新しい仕事が始まったことで、ここしばらく停滞していた自分の日常が動き出しました。
どちらかひとつだけでも大きいのに、2個いっぺんだともうタイヘン・・と言いたいところですが、物理的にはさほどの負荷ではありません。
仕事は週2だし、猫は犬と違って、散歩が必要なわけじゃないし。

でも、精神的にはちょっと余裕がなく、とりあえずこのところ毎週更新していた「どうする!?over40」の【帰って来たゾロメ女の逆襲】を当初の隔週木曜日更新に戻すことにしました。
更新しない週の金曜日は【いどばた。】を更新させてもらうので、もしよろしければ今後共、よろしくお願いします。

猫は21日にやって来ましたが、少しずつ馴れ、その活動範囲を広げています。
初日はケージ内、夜になって出たがったので扉を開け、その後はケージに戻ろうとしなくなりました。
でも警戒心はまだまだ強く、日中は、出窓の端やカーテンの陰、スピーカーの裏などに隠れがちでした。
猫は夜行性と知っていたつもりでしたが、本当にそうだ。
日中はうとうとしていることが多く、夜になると目をパチっと見開き、元気になり、遊んで遊んでと鳴きます。
夫と私の近くに来て、すりすりとすり寄ったり、ソファを占領して毛づくろいをしたり、一緒にテレビを見たり。

階下に興味を持っているようなので、自由に階段を使えるようにドアを開けたり、茶の間の義父のところに連れて行ったりしていますが、まだ階下はビクビク中。
でも、確実に落ち着いてきて、最初の2日間は食事の量が少なかったものの、3日目からはエサもトイレもいい感じになってきました。

まあ、まだまだこれからですけどね。
ちょっと長い時間、不在にすると、ふてくされて数時間はいろんな裏や陰から出てこないし、ミャアミャアの理由もわからないことが多いし。

友人知人に、猫好き、猫飼い、が多いのはとても心強いです。

わからないことがいっぱいあるので、これからもよろしくお願いします。

そして仕事の方ですが、まだ出勤は1日のみです。
研修が2日間あり、初出勤は24日でした。
某区の小学校の図書室です。
小学校の図書室の司書配置は、区によってさまざまで、専任を毎日置いている区もあれば(たぶん)、教員や図書委員のみだったり、保護者会やボランティアが前面になって運営しているところもあるようです。
私が行くようになった区は、週に1日だけ司書を配置し、他の日は図書担当の先生と図書委員で回し、本の修理はボランティア団体が来る、という方式です。
なので週2で業務委託会社に雇用された私は、曜日で違う小学校に送り込まれるのです。

そういう内情を知らずに採用され、研修で知ったわけですが、週1ずつ2校に行くということに面食らうと同時に「司書には専門的な仕事を」という学校側の思惑がかなりあることも知り、けっこうプレッシャーです。
それはそうですよね。
貸出、返却だけなら、高学年の図書委員でやれるわけで、あえて週1とはいえ司書を入れるということは、その日には司書ならではの仕事が求められるということ。

小学校で司書ならではというと、読み聞かせやブックトーク、なんならアニマシオン、などでしょう。
・・・ほとんどやったことがないのです、私。
あ、図書だよりの作成もやります。
これはフォーマットがあって、それに文字やイラストを入れ込む形式になりそうなので、テーマや本のセレクトが課題ですね。

とにかく、私のプレッシャーは読み聞かせ系。

前の職場で、おはなし会はやりましたが、メインではなかったし、児童書に関してのレクチャーも受けたことはありません。
さしあたって、連休明けには、新入生向けのオリエンテーションをやらねばならない。
週1だと、準備もままならず、結局、家でいろんなことをやらなければならないかも。
雛形というか、やるべきことが経験でわかっているならいいけれど、初めてだからなあ。
看護学校のオリエンテーションはやったけど(1990年代ですが(^_^;))

でも、ずうずうしいけれど、お給料をもらって勉強させてもらおう、ぐらいの気持ちです。

実は、仕事がなさそうだし、通信教育で資格をとろうかと、資料を取り寄せたりしていました。
そして、まさに「申込もう」と思ったときに、今回の採用が決まったのでした。
自分で応募していたくせに「小学校なんてやれるのかなー」と躊躇する気持ちがありました。

そして15分ぐらい迷い(短い!)、新しい資格で今後の人生を考えることより、今持っている資格での経験を広げることに決めました。
それが「お給料をもらって勉強させてもらおう」ということです。
もしかしたら、宗旨変えをするかもしれませんが、今回はそうしました。

研修を終えて初日の出勤時、研修を担当した女性と、配属先の小学校の最寄り駅で待ち合わせをしました。
初日は「初回同行」と言って、指導員が半日ついて、学校への挨拶や、図書館システムの使い方などを教えてくれることになっているのです。
でも、時間になっても彼女が来ません。
余裕をもっての待ち合わせでしたが、刻々と時間は過ぎて行くし、なにより、私はその人について行けばいいと思って学校の場所もちゃんと調べていませんでした。
電話をしても出ない。
向こうは私の携帯の番号を知っているのだから、なにかあったら連絡してくるはずなのにそれも来ない。
会社に電話しても「何も連絡は来ていない」とのこと。
ジリジリして待つこと十数分、彼女は通勤途中にどこかの駅で階段を踏み外してアタマを打ち、救護室で休んでいるとわかりました。

そこからは猛ダッシュ!
携帯で道案内されながら、スーツ姿(当然、靴もあらたまった系)で学校まで突っ走りました。
駅から学校までは1キロぐらいですが、何分で着いただろう。
勤務開始時間の1分前に到着して、息もたえだえで学校主事さんに怪訝そうな顔をされたまま、副校長先生のもとに案内され、アクシデントの連絡を受けていた副校長先生には怪我をした本人と勘違いされ、「アタマ、大丈夫ですか」と、これまたこっちが曲解するような第一声をかけられ、あわあわとしてまだ息も整わないままに女性校長のところに案内されたところ、第一声が「次回からはかかとのある上履きにして下さい」と注意され(上履きを用意し忘れたことに当日の朝、気づき、家のサンダルを持っていった)、なんというかもう、しょっぱなが盛りだくさん過ぎでした。

そして、階段踏み外し指導員の代理がようやく到着。
図書室の配列や端末の使い方も聞かないうちに、2年生1クラスが授業で図書室に登場。
入ってきたとたんに「こわい本、どこ?」「おばけの本」「おやつの本」と四方八方から質問を受け、指導員の代理と右往左往。
な、な、なんだこれっ!?ネタか!?の導入部でした。

その後もいろいろあって、初日は鼻血が出そうでした。
大丈夫か、私。

これ以上書くと、守秘義務に抵触しそうなので自粛します。

そんなわけで、次回は上履きに気をつけよう(そこっ?)。


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# by kuni19530806 | 2014-04-27 11:06 | 仕事

お父さんと伊藤さん   

中澤日菜子著『お父さんと伊藤さん』を読む。

全く知らない作家でした・・と思いきや、小説家としてはこれがデビュー作らしい。
この作品で、小説現代長編新人賞を受賞とのこと。
それまでは脚本家だった模様。

面白い小説でした。
推薦してくれたIさん、感謝。

ヒロイン彩は、34才のアルバイト書店員。
コンビニのアルバイトで知り合って、その後、給食のおじさんに転職した54才の伊藤さんと一緒に暮らしている。
その二人の家に、74才の元小学校教師の彩の父親がやって来る。
父親は彩の兄一家と同居していたものの、上手く行かず、嫁である理々子が精神的に不安定になってしまったという。

父親は、持病があるものの、厳格で頑固。
父親に苦手意識を持つ彩は当然、同居を歓迎せず、父親の方も、想定外の伊藤さんの存在と、伊藤さんの年齢、不安定な雇われ仕事、離婚歴を快く思わない。
そんな3人の同居がすんなり行くはずもなく・・・の物語です。

ものすごい波乱万丈な話でも、ぐりぐりと抉るような内面描写があるわけでもないのに、読み終わったら、なんだかとても人間の深いところに触れたような感触が残りました。
顔を突き合わせるとリアルな話題を避けようとする・・的なリアルな家族の描写や、ちょっとオープンエンド的なラストや、謎めいて本当は洞察力がありそうなでももしかしたら本当にあまり考えていないだけかもしれない伊藤さんの魅力、などなど、好みでした。
後半からちょっと伊藤さんがかっこ良すぎじゃね?と思ってしまいましたが。

人間って、長く生きれば生きるほど、必死になればなるほど、せつない。
過去が積み重なって現在(いま)があり、未来もその延長なのだろうけれど、現在から見える過去は、現在が動いている分、同じではなく、それは当然、未来に対しても言えることで、だからこそ、動かない気持ちや思い出や人にすがってみたくなるけれど、気持ちや思い出や人も動かないわけはなく、そんな揺らぐ世界で時間を重ねて行くことは、本当にせつなくて、でもそれだけに、生き続けるその事実に意義があるような、そんな心持ちになりました。

ちょっとよけいなエピソードや、腑に落ちない部分もありましたが、人の暮らしって、よけいなエピソードや腑に落ちないことがいっぱいなわけで、それさえも必然だと思えた。

この小説、好きだ。
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# by kuni19530806 | 2014-04-26 21:14 | 読書

猫飼い、4日目   

猫のミイ(my)、夫と私にはかなり馴れた。
特に夫に。

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ソファを占領された。
別にそれはいいのだが、寝姿がヘンじゃないか。
こんなものか。
そして、夫がベースの練習を始めると、楽器に近いソファで寝始めるのはなぜだろう。
人間が聞くと、かなりうるさいのだが。
現在、爆睡中。



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# by kuni19530806 | 2014-04-24 20:44 |

我が家に猫が来た。   

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先週の譲渡会でお見合いをして里親になることに決めた三毛猫1才が今日、我が家にやって来ました。
世田谷在住のボランティアの方が、貸出用のゲージとトイレ、におい付きのトイレの砂、好きなキャットフード持参で、猫と共に到着。

名前はミイにしました。
老親にも覚えやすいようにというのと、三毛猫っていうのと、ムーミンのミイに似ている、という理由。
なのでスペルはmyです。
little my。

譲渡会のときは、通り過ぎようとした夫を「ニャー」と呼び止め、夫の♡を鷲掴みにしました。
私も抱っこさせてもらいましたが、落ち着いていてイヤがらず、即決したのでした。

でも、今日は緊張しています。
大きな目でじいっと様子を伺っています。
微動だにしない感じ(実際はしてるだろうけど)。
ボランティアの方に「最初は布をかけていた方がいいかも」と言われたのでそうしていますが、気になって気になって(^_^;)

やってきてから現時点で7時間が経過しましたが、エサは食べていない模様。
トイレもまだ。
ゆっくり慣れてくれればいいけど、具合が悪くなりませんように。
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# by kuni19530806 | 2014-04-21 20:25 |

藝人春秋   

水道橋博士著『藝人春秋』を読む。

水道橋博士って過剰な人だなあ。
芸人で過剰な性質なら、ふつうそれは芸に反映されそうなものだけど、博士の場合、浅草キッドの漫才以外の部分にその過剰さが出ている気がする。
正直、浅草キッドの漫才ってそんなに見たことがない。
今、ネタをやっていたりするんだろうか。

今じゃ水道橋博士といえば、ブログとか書評とか、今回のようなルポ的なライターとしての方が有名みたい。

水道橋博士といえば私はラジオだ。
特に、小島慶子さんとのラジオはよく聴いていた。
小島さんを「オジキ」と呼び始めたのも博士だったっけ。
そして、小島さんがキラ☆キラを辞めたら博士も辞めた。
ビビる大木やピエール瀧は、その後のたまむすびにも出てるのに(その後、ビビる大木は降板)、ライムスター宇多丸と水道橋博士は一緒に辞めてしまった。
大木&瀧組より宇多丸&博士組は、小島慶子さんとがっぷり四つに組んでいたイメージがあるが、それと関係があるのだろうか。

その後、気がついたら博士はNHK第一放送の平日午前中のラジオ「すっぴん!」の木曜パーソナリティになっていたが、それも3月で終了し、4月から麒麟の川島に変わった。
「すっぴん!」は、他の曜日のパーソナリティは不動なのに、博士だけが変わった。
これにもなにか理由があるのだろうか。

ラジオやテレビのコメンテーターの水道橋博士は、的確なコメントをするというより、情報のるつぼと化している自分を出力するのに躍起になっている印象。
すごくいろんなことを言っているのだが、多すぎて聴いている側が咀嚼し切れない感じがする。

今回、この『藝人春秋』を読んで、これまた出力の過剰さにお腹いっぱいになった。
すごく面白いし、稲川淳二の章なんて、ゾッとするほど、涙もとまるほど、緊張感ある素晴らしい出来だと思うのに、ちょっと「蛇につい足を描いちゃいました」になっている感じ。

もったいないと思うけれど、きっと水道橋博士はそういう人なのだろうな。
最後の、児玉清さんの章もよかったんだけど・・まあ、よかったのだからいいのか。

昨日「どうする!?over40」でこの本のことを取り上げ、twitterでつぶやいたところ、水道橋博士がリツイートした。
チェックしてるんだなー。
あれ?それともこれって、スズキ秘書がやってるの?
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# by kuni19530806 | 2014-04-10 20:25 | 読書

サブカル・スーパースター欝伝   

吉田豪『サブカル・スーパースター欝伝』を読む。

「サブカル男は40歳を超えると鬱になる、って本当!?」をテーマに、サブカル40男のインタビュアー吉田豪が「当事者」
リリー・フランキー
大槻ケンヂ
みうらじゅん
松尾スズキ
川勝正幸
杉作J太郎
菊地成孔
ECD
枡野浩一
唐沢俊一
に直撃取材を敢行する、の巻。

今、必ずしも精神状態が良好とは限らない自覚がある身としては、「読まない方がいいんじゃね?」と思わないでもなかったけれど、危惧していたほどは感応せず、逆に、最後に総括的に登場した香山リカ先生のなんで糸井(重里)さんはあんなにタフなんですか?」「大企業のオヤジからどうやってお金を引っ張ってくるかっていうところをやってるから、離婚して樋口可南子を奥さんにするとか、ある意味、去勢されてない感じがある。」に溜飲が下がったりした。

この本は、吉田豪がサブカル欝を回避するためのリサーチ、というテイだけど、吉田豪はここに集う危ういメンバーとは違う畑だと思う。

香山リカ先生も言っているけど、ここの当事者達はとにかく自意識過剰で不器用だ。
そこが仕事の売りであることも間違いないわけで、二律背反な感じは察して余りある。

不謹慎を承知で書くけど、故人がひとりだけって、頑張ってると思った。

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# by kuni19530806 | 2014-04-09 21:44 | 読書

「笑っていいとも」最終回を見る   

「笑っていいとも」の最終回の後半を見る。

予想どおり、けっこうぐだぐだで、最後の最後にタモリがなんていうかと思ったら「明日も見てくれるかな」だった。
当然、客席は「いいとも!」。

「笑っていいとも」は明日はもうやらないけれど、後番組にエールを送る、という意味では全然間違っていないエンディングだったと思う。
けれど、周囲というかマスコミというか、は「今日までどうもありがとう」的な最後を期待したのだろう。

タモリ自身も何度も言っていたが、夜グランドフィナーレがあるので、最後といっても実感が湧かないのだろう。
グランドフィナーレがなくても実感なんて湧かないんだろうけどさ。

長く続いてきたものの最後って、「最後だ」「もう明日からはこうじゃない」と何度も何度も口にしたり思っても、リアルタイムでは全然ピンとこないのだよな。
そして、数日、数週間、数ヶ月経って、ある日突然、喪失感に襲われて呆然としたりする。
数ヶ月はまだしも、時には数年経ってたり。
人の死もそう。
私にとって、母親や兄がいまだにそうだったりする。
「そういえばもういないんだった」と突如、発作のように思い知ってガックリして、一方で心の一部では「いまさら、何言ってるんだろうね私は」と苦笑していたりするのだ。

「笑っていいとも」も「終わった」という事実だけを表面だけで認知して、実感を伴わないまま何ヶ月も過ごすのだろう。
そしてある日、ものすごく寂しくなる。
ここ数年は全くちゃんと見ていなかったくせに、なくなってずいぶん時間が経って、初めてあったことに、なくなったことに、気づく。

タモリブームが来そう。
30年以上続いた番組が終わってブームが来るって皮肉といえば皮肉だけど、たとえは悪いが「亡くなってその人のスゴさが再評価される」に近いのかも。

最近でいえば、大瀧詠一とか安西水丸とか、突然の訃報に驚いて、近しい人が業績とか人柄についてコメントしてるのを読んで、「あー、そんな人だったんだ知らなかった残念だなあ」と思うわけだが、そのときに必ず「亡くなってあらためて興味を覚えるって淋しい話だ」とも思ってしまう。
そういう、うっすら苦い後悔、みたいなものを、タモリはいいともを終わらせることで「間に合わせてくれた」みたいな気がする。
故人をしのぶんじゃなくて、今そこにいる人のスゴさをあらためて知ることができて、間に合ってよかった。



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# by kuni19530806 | 2014-03-31 21:02 | テレビ

星を賣る店 クラフト・エヴィング商會のおかしな展覧会(今日はリンクがいっぱい)   

世田谷文学館で開催されている星を賣る店 クラフト・エヴィング商會のおかしな展覧会を見に行く。

すごく混んでると聞いていたが、雨の平日のほぼ午前中だったのでそれほどでもなく、よかった。
ほとんど予備知識もなく行ったが、面白かった。
架空のお店の棚卸しというテイで、ひとつひとつに商品番号と、直接的だったり一見意味不明な名前のついた品々は、趣味が良くて、ほとんどがちまちまとした小物。
それらが箱に入って並んでいるというレイアウトの展示だった。

「稲妻の先のところ」があるかと思えば、あの有名なタバコのピース缶があったり、実在してたのか創作なのかわからない「電氣ホテル」の広告紙片(?)などなど。
現実と創作の境目がわからない幻惑感や、上品でユーモアにあふれたセンスが前面に出た商品達は、気分がいいというか、いやらしさと紙一重の好印象。

なぜか、1980年代の村上春樹作品が脳裏をよぎった。


その後、昭和レトロの喫茶店「宝石箱」に行ってきた。
以前からちょっと気になっていて、twitterでこのお店をフォローしていたのだが、世田谷文学館のわりと近くだった気がして、一緒に行った友人に申し述べたところ、すぐにスマホで検索してくれ、行くことに。
スマホ、やっぱり便利だ。
便利であることと、それが欲しい、はイコールじゃないのですけどね。

まんま、昭和40~50年代でした。
マルベル堂のプロマイド、EPレコード、漫画、明星や平凡の表紙のコラージュ、そして玉のれん。
店内で流れる音楽もその時代オンリー。

そうか、桑江知子の「私のハートはストップモーション」は、今の30代は知らないのか。


このところ、花粉症のせいもあり、あまり気分転換になるような外出をしていなかった。
やっぱり鬱々してしまうものだなあ。
出かけてずいぶんすっきりした。
楽しかった。

そして、ゾロメ女も更新されています。
「春なのに『冬の作戦』について考える」です。

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# by kuni19530806 | 2014-03-27 20:35 | お出かけ

3月も終わりかあ   

「ごちそうさん」、今週で終わりなんだー。
もうすぐ3月も終わるのだから当然っちゃあ当然だけど、なんだかまだ続くかと思ってた。
そしてこの番組、途中で見なかったりもして、ちゃんとした視聴者でもないのに「終わるの、淋しい」と思ってる。
われながらヘン。
でも、出てくるお料理はホントに美味しそうだった。
この番組を見ると、家事意欲がちょっと上がった。


オンバトが終わり、笑っていいともももうすぐ終わりで、おおげさだけれど「この世に終わらないものなんてないんだなあ」と思ったりしている。

去年の今頃は、職場の終わりにしんみりしていた。
あー、もう1年かあ。
現在のしょぼい状況は、木曜日更新のゾロメ女に書きました。

本当は「ほぼ日」の「今日のダーリン」の悪口を書きたかったのだけど自粛。
ま、私の悪意は十分伝わっているのかもしれませんが。


今日はリハビリ病院で、作業療法士の人から、車椅子のレクチャーを受けてきた。
義母が車椅子に乗るというのではなく、車椅子を歩行器がわりに使って外出、というのをちょっと考えているのです。
散歩のときに「疲れて歩けなくなったら車椅子に乗ればいい」と思えば、気軽に歩けるかなあと。
今まではどうしても、「足が動かなくなると困るから」と大事をとって早めに引き返すことが多かったから。
車でのちょっと遠出の外出も、義母は「あまり歩けないから」と躊躇して行きたがらなかったけれど、車椅子を積めばちょっと行きやすくなりはしないかと思っているわけです。


今日はけっこう外にいる時間が長かった。
目が痒い。
翌日症状が出る派としては、明日が思いやられる!


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# by kuni19530806 | 2014-03-25 19:58 | その他

アブディンを見る   

今期、最大の花粉症爆発日。
朝から頭痛と鼻づまりがうっとうしくて、久々にお腹の調子も悪く、買い物も義母の病院行きもパスして、午前中は「帰って来たゾロメおんなの逆襲」の今週UP分を修正し、午後は家で紙モノの整理などをしていた・・ら、突如、くしゃみと鼻水の発作に襲われた。
薬を飲んだが、あまり効果なし。
目周りも痛い。
昨日の外出のせいかなあ。

先週の木曜日に面接を受けた区のアルバイトの不採用通知が届く。
わかっていたことではあるけれど凹む。

録画したNHK-BSプレミアム特集ドキュメンタリー「ボクの“見た”ニッポン 盲目のスーダン人・不思議の国に暮らす」を見る。
そう、あのモハメド・オマル・アブディンです。
アブディンのビジュアル、初めて見た。
顔は特にイメージしていなかったが、声はなぜか想像どおりだった。

九州の大学の不採用通知を受け取るシーンにシンパシー(笑)。
伊藤ハムスターさんのイラストが効いていた。
高野秀行さんもちょっと出てた。
アブディンの奥さんの「私はスーダンでも日本でも、彼と一緒ならどちらでもいい」という言葉にグッときた。
奥さんはスーダンに帰りたいんだろうなあ。


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# by kuni19530806 | 2014-03-24 22:16 | テレビ

20140319最近読んだ本   

いとうせいこう『想像ラジオ』
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梨木香歩『冬虫夏草』
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奥田英朗『沈黙の町で』
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# by kuni19530806 | 2014-03-19 16:27 | 読書

20140312最近読んでた本   

『ウエストウイング』津村記久子
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『スタッキング可能』松田青子
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# by kuni19530806 | 2014-03-12 20:59 | 読書

読んでた本   

穂村弘著『蚊がいる』。
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朝倉かすみ著『とうへんぼくで、ばかったれ』。
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# by kuni19530806 | 2014-03-09 09:10 | 読書