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涼亭   

ある筋からのお誘いで、清澄庭園夜の部の涼亭に行って来ました。
ここは貸切で、閉園後に予約者だけが入れるシステムなので、まるで清澄庭園を自分達だけが掌握しているような、もしかしてここってアタシだけのもの?という勘違いにどっぷり浸れます。
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素晴らしい!

梅雨の晴れ間の爽やかなお日和で、池風も心地よく、風情があるロケーションでも集いでございました。
集いの内容に風情があったかどうかはわかりません。
とにかく、夜の風景は美しかった。
スカイツリーのライトアップもあれば、カエルもいっぱいいた。
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帰りは、ほぼ路肩になにげに腰かけている松尾芭蕉像と記念撮影をしてきました。
その画像は非公開で、参考画像はこれ。
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by kuni19530806 | 2012-06-28 23:37 | お出かけ | Trackback | Comments(0)

奇跡のお出かけ日   

なにが奇跡だったかというと、ほんの3~4時間足らずとはいえ、行った3か所がどれも当たりだったから。
ほんの3~4時間とはいえ、そんなことはめったにあるもんじゃない。

場所は根津、というか谷中。

まずは猫町カフェ29でランチ。
いや~面白かった。
実は猫そのものに関しては特に感慨はなかった。
正直、猫カフェというものに目が❤派ではない。
誤解をおそれず・・いや、若干の誤解をおそれて言うと、狭い店内にたくさんの猫がいるお店はあんまり好きではないかも。
ここでアンチ猫派の賛同を得たいという思いはなくて、とにかく、私はふつうに猫を愛でる人間だし、特に潔癖症でもないのですけど、猫カフェ的なモノLOVE!ではないようなのでした。
しか~し
今日のお店はメチャ面白かった。

ま、ランチがけっこう自分の好みだった、だというのがまず前提にありましたが、とにかく経営陣3兄弟(!?)の人間関係が面白過ぎた!
兄と弟の間の姉(妹とも言うは不在だったのに、その力関係というか、要するに、しっかり者の弟の兄に対する冷やかさ、忸怩たる気持ち、それを受け流す何も考えていないよな兄、そしてここにはいないが3兄弟の明らかに要である姉(妹)の大きな存在感、などなどが、こっちはたかだか1時間程度の滞在だというのに、まるでよく出来た小劇場の舞台のようにありありと観客(だよ、もはや)に描き出されて、「あ~、面白いモン見せてもらった!感動はしなかったけど」という、こってりした小芝居観劇感がありました。
だって弟、兄がタバコを喫いに外に出たとたん、それまでは無愛想だったのに突如饒舌になるんだもん。
その変わり身にビックリした。

あとは、猫仕様に工夫された手作りチューンナップが素晴らしいお店で、そこもすごく面白かった。

いや~、堪能堪能。
次回はぜひ要である姉(妹)を見たい。


続いて、本日のメインイベント、信行寺。
実は、ここに居るブサイク犬に逢いにやってきたのでした。
詳しくはこちら

そしたら、今日は境内の犬小屋に居なかったのですよ。
小屋は長い間使っていなさそうでもなく、さりとてついさっきまでそこにあのブサイク犬が居たようでもなく、微妙な状況で、しばらく躊躇した後、傍らにあるご住職のお家の呼び鈴を押しましたよ、私。
なにをどう説明するか決めもせず。

考えてみれば、9ヶ月近く前にただ通りすがりに数分愛でて(っていうか、笑いものにして)遊んでもらっただけの何の縁もゆかりもない犬に勝手に逢いに来て、その犬が犬小屋に居ないからといって、いくらお寺とはいえ、「あのブサイク犬はどうしました?」と呼び鈴鳴らして聞くなんて、まあ、ふつうの大人がやることじゃない、みたいな。
でも、やっちゃいました。
そして、やってよかったよ、本当に。

ブサイク犬・・改めブサカワ犬はいました。
ただ、去年の11月からガンで闘病中だそうで、一度元気になったものの、現在食欲がなく、家の中で療養中でした。
抗癌剤は強いので、ノニというサプリメントを摂取しているそうです。

ブサイク・・じゃなかったブサカワ犬の名前は茶太郎というそうです。
御年11才。
住職の奥様が、突然の意味不明な来訪者である我々に、最初は驚きつつ、喜んでくれて、すごく感じ良く接して下さってうれしかった。

相変わらずブサイク・・じゃなかったブサカワだったけど、愛嬌があっていい子で、でも天性のうすらぼんやり感はあって、本当はマロを思い出して目頭がアツくなってしまったけれど、ギリギリ、顔を見て笑ってしまえてよかった。
口にしたい気持ちがいっぱいあったけれど、「頑張ってねー」としか言えんかった。


そして最後にpecoという古民家カフェ(と言っていいのか)でお茶。
ステキでしたー。
途中からわれわれしかお客がいなかったことも大きいけれど、あんなに心からくつろいで、楽しくカフェでお茶を飲んだこと、最近なかったかも。
お値段は髙めだったけれど、コーヒーもとても美味しかった。

民家を改造した店内のインテリアも雑貨も庭もトイレも、イヤミにならない好感のもてるセンスの良さで、そのさじ加減が私には完璧で、ホントに居心地がよかった。


というわけで、奇跡のお出かけ日でした。
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by kuni19530806 | 2012-06-27 23:23 | お出かけ | Trackback | Comments(0)

ミーナの行進   

小川洋子『ミーナの行進』を読む。

読書善説(←造語です)を唱えたくなるような小説です。

舞台は1972年の芦屋。
訳あってお金持ちの親戚の家に預けられた12歳の朋子の1年の物語。
お祖母さまはドイツ人で、叔母夫婦には大人の事情があり、従妹のミーナは聡明な美少女ながら身体が弱くてプチ子というカバに乗って学校に通っているという、時代背景も含め、いろんな展開が期待できる設定ですが、予想されるような悲喜劇は何ひとつ起こらず、かといって物足りなかったり、逆に奇をてらい過ぎる感は微塵もない、上品で絶妙で、でもやっぱり風変わりな世界が堪能できます。

小川洋子ってやっぱりすごいや。
自分の読書欲みたいなものが気持ちよく満たされて、こういう小説を読み続けていられるなら人生も悪くない、と、われながらちょっとおおげさな読後感を抱きました。

挿入される、マッチ箱にインスパイアされてミーナの作ったおはなしや、男子バレーボールを中心としたミュンヘンオリンピックの描写や、色鮮やかな挿画に、上質の付録というかおまけみたいな、わくわくするようなお得感があります。

唯一の欠点は悪口を思いつかないことかも。
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by kuni19530806 | 2012-06-26 23:29 | 読書 | Trackback | Comments(0)

近況   

もうちょいで糖尿病、と宣告されてから二週間になります。

高らかに(?)宣言したとおり、現在、食べる順番食事療法と歩きとヨガを中心とした運動を実施中ですが(ついでに、かの記録するだけのレコーディングダイエットも)体重が1.5キロ減りました。
たいした数字ではありませんが、この3年、1キロは減ることがあってもあとの0.5キロはいっかな減らなかったので、自分的には画期的な数値です。

容易に想像がつくかとは思いますが、野菜→タンパク質→炭水化物に食べると、炭水化物に行き着く前にけっこうお腹がいっぱいになりますね。
順番プラス「ゆっくり食え」なので、よけい。
タンパク質(主菜)の時点で、食ったものがすでに五臓六腑、とまではいかないものの、胃腸まで下りてきてるというか。
となれば、いかに炭水化物好きの私でもその後はそんなに食べることはできません。
ダイエッターには理にかなった食事法といえるかと。

最初は「えー!?最後にご飯なんて何をおかずに食べたらいいのお!?つまんないー!!ゼッタイ途中でご飯を食べちゃうだろー」と私の中で悪評ぷんぷんでしたが、それは食事開始の時点でご飯をよそっておくからだ、と判明。
主菜を食べ終わるまではご飯はよそわず、おかず終了のゴングの後、食べられる量を調達する方式を採用してから、その懸念は払拭されました。

・・さっきからいちいち、言葉の使い方が微妙におおげさ。

ご飯の時点で「なにをおかずに食べればいいのよ」と不満の声が上がったら(上げるのは自分だけど)食べなきゃいいわけですしね。
ま、なんだかんだ言って、食べるわけですけど。

でも、確実に炭水化物の摂取量は減りました。
チョコレートもお煎餅もほとんど食べていません。
腹が減ったらキャンディータイプのチーズを口に放り込んでいます。

とりあえず、再来月あたりにある職場の健康診断までは頑張る。
長い、それこそ「一生この生活」と思うと、今はさほどストレスではないけれど果てしな過ぎていずれくらくらしそうなので、短いスパンでやろうと思います。
結果如何でまた考えることにする。


職場の同僚の方1名が近日中に退職します。
次の職が決まったのです。
われわれは今年度いっぱいで雇用終了(延長なし)であることがとうの昔に決定しているので、賢明な判断です。
教育費のかかる年代の子どもさんが2名もいる方だし、サバサバしているというか、比較的執着心の少ない、「深く考えたり、心配性でネガティブな想像ばかりして動けなくなるタイプ」の人ではないので、年齢的なことも含めて(私なんぞよりずっと若いってことです)最初に去るのきっとこの人、と思っていました。
でも、いざ知らされると淋しいもんです。
次の職の都合で余韻なく(?)すぐに退職してしまうこともあって、知らされたときはしばし呆然としてしまった。

ここ2年強、今のメンバーですごく仲良くやってるんで。
もしかしたらそれは、終わりがわかっているからよけいに、なのかもしれないけれど、今まで何十年も十何カ所もで働いてきて、こんなに居心地のいい職場はなかったかも、ぐらいに思っていて、この年齢、この条件で楽しく働かせてもらっていることに対して同僚の方達に本当に感謝しているし、幸せだなあ~と感じています。

もちろん、日々、ちょっとした不満はあるし、気持ちがラクな分、なんだかぬるま湯的で、いろんな気持ちを前面に出して頑張っている友達の話を聞いたりすると自分を鑑みて「これでいいのか自分」と思うこともあるけれど、きっと今の自分は来年の3月まで「この状態」で居たくてしょうがなくて、どうかずっとこのままで居られますように、などと、どう考えても無理なことを願いながら働いている部分も多々あるのが正直なところだったのです。
だから、今回のことで肩を揺すられ「現実はそんなわけにいかないに決まってるでしょ!」と言われたみたいで、なんだか動揺すらしています。

自分は夢見がちな人間ではないし、現実を現実として粛々と暮らしていくしかないと思っていますが、現実と乖離した夢ではなくても、間違いなく近日中に訪れる現実をなるべく見ないように暮らすことも「夢見がち」ってことなのだなとあらためて気づいたりしています。
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by kuni19530806 | 2012-06-23 09:41 | その他 | Trackback | Comments(0)

大人になったら、着たい服 春夏編   

『大人になったら、着たい服 春夏編』(ナチュリラ別冊)を読む・・っていうか見る。
表紙に「40歳からのおしゃれ進行形」とありますが、どちらかというと50歳以上をターゲットにしてる感じです。

私のようなのがかろうじておしゃれ難民化しないですんでいるのは、ナチュリラ、リンネル、天然生活のおかげかもしれません。
「私のようなの」というのは、わかりやすくいうと、STORYやHERSという好戦的で若いモンと張り合うファッション(イメージ:萬田久子)や、婦人画報や家庭画報のハイソマダム方面(イメージ:真野響子とか高橋恵子?)、ついでにいうと町のオバサンファッション、そのどれにもピンとこない中高年、とでもいいましょうか。

ちょっと世代が上だと、中野翠さんや石川三千花さんなどが従来と一線を画した中高年おしゃれのパイオニアだと私は勝手に思っていますが、その流れを汲みつつ、基本、自然素材の重ね着が好きで体型を隠すシルエットの服に走るのが、私にとってのナチュリン天ファッション(←造語)系中年。
自分もこのあたりに棲息しています・・たぶん。

正直、こういうファッションが大好き!というより、他に居場所がないっていうか、化繊でアレルギーになったり更年期で汗っかきになったこともあって、めっきり「自然素材」という言葉に吸い寄せられるようになった、っていうのも大きいです。

この『大人になったら、着たい服』には、自分の実年齢と洋服との折り合いのつけかたを模索する人々がたくさん登場しています。
なんだか元々も職業もおしゃれさん揃いで、今の自分の参考になるかどうかはちょっと疑問。
でも、従来の「大人の落ち着き」とは無縁っぽそうな人が多くて楽しい。
スタイルや顔の大きさなんかは明らかに一般人の中年で、でも洋服が好きで、わが道を行ってます!的なのは心強いです。
中年のロングヘアと二の腕丸出しは難しいもんだねえと、ちょっと反面教師さんがいたりもして。

髪をかなり短くしてしまったので、これからは洋服を選ばないと。
着るモノによっては本当に「トシ食ったコドモ」にしか見えなくなるんで(苦笑)。
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by kuni19530806 | 2012-06-20 23:57 | 雑誌 | Trackback | Comments(0)

十三回忌   

母の十三回忌。

母は私の婚家(!)のマツモト家の墓に眠っている。
母のお骨がここに入ったのは今から6年前の七回忌のときのことだが、そこに至る背景や経緯は実にいろいろあった。
今日の法要で住職からそれに関してのコメントがあり、至極ごもっともな説教(文字どおり)にあらためて感じ入り深く頭を垂れる気持ちと、「んなこと、あたしがいちばんよくわかってるよ」といくばくかの反発を覚える気持ちが混在して、われながらちょっと可笑しかった。

住職はたぶん私と同世代ぐらいだが、古き佳き時代の、檀家に目を行き届かせる努力を惜しまない、地域のご意見番的役割を天職と考えているような、一言で言えば「旧態依然坊主」の言動や雰囲気で、好感が持てる。
眼力鋭いし。
お金にシビアなところも、昭和のお坊さんって感じ。
なんとなく。

法事はもちろん、お墓参りをするだけで、なんだか気持ちの整理がつく気がするのは私だけだろうか。
整理しなきゃならない気持ちの存在を自覚すらしてなくても「あー、これで整理がついたかも」とか思って、その後、「なんの?」と自問したりしてる。

それにしても6月はいろいろ盛りだくさんな月だ。
結婚記念日や誕生日という、いまさらなもんはまあいいとしてもそれらも終わったし、この十三回忌でさらにひと段落ついた。
母親の命日自体はまだ先だけど。

そして夜は夫のライブ。
客がわれわれグループだけ3人。
その内訳もちょいビックリ。
あの、能無しで有名な御仁にまで逢える(笑)とはな。
どうなることかと思いきや、ライブ後の歓談が意外なほど盛り上がった。


今月のビッグイベントはあとはユリオカさんライブ。
あ、19日の保育園でのおはなし会デビューが自分にとってはけっこうビッグかも。
あと、地元の語り部の方のイベントに行ったり、ブサイク犬に会いに行ったり、映画を見たり、合間にちょいちょい父親のところにも行く予定。
なんか私、忙しげじゃん!
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by kuni19530806 | 2012-06-17 23:50 | お出かけ | Trackback | Comments(0)

最近読んだ本   

『進化する強さ』クルム伊達公子著

他の人なら「けっ!」と思うかもしれない内容だけど、伊達さんなら許せる。
許せるどころか、いい。
数年前に出たエッセイと基本的な内容は変わらないけれど、より人生訓方向に特化してます。
なので、不特定多数向けの人生訓が嫌いな人はダメでしょう。
私のように、伊達さんにとっての自分を「特定少数」と勘違いをしているような人間には全然OKです。
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『むだを省く暮らしのものさし』中川ちえ著

あの、蔵前の雑貨店in-kyoの店主、中川さんです。
一度行きました。
このエッセイはびっくりするほどつまらなかった。
心にヒットするどころか、引っ掛かる箇所も1個もなく。
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『糖尿病がよくなる!食べる順番療法』梶山静夫/今井佐恵子著

実施中です。
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by kuni19530806 | 2012-06-15 23:59 | 読書 | Trackback | Comments(0)

香港国際警察/NEW POLICE STORY』   

本日は遅番で、食事をしたりとかなんだかんだで見始めたのはもう10時ちょい前ぐらいだったのだが、久々にジャッキー・チェンの勇姿を堪能した。
視聴したのは『香港国際警察/NEW POLICE STORY』。

1980年代前半の『プロジェクトA』でジャッキーに開眼し、ほぼ10年は新作公開と同時にスクリーンで彼を見続けた身としては、出会いから20年後のジャッキーの顔はさすがに年輪が深く刻まれている感は否めなかったものの(共演者がやたら肌ツヤのいい若いイケメン揃いなのでよけい)アクションは相変わらずで、ジャッキーってやっぱり真正ドM?と思うほどの、これでもかこれでもかの連続でした。

撮影技術とかまではわからないけれど、超高層ビルから90度の斜面(?)を滑り落ちるシーンとか、暴走する二階建てバスの上や格闘シーンなどなど、ノンストップアクションを繰り出すジャッキーの身体の動きのキレは往年のそれと遜色なく見え、感動すら覚えました。

放送終了後、ツイッターを覗いたらジャッキー礼賛ツイートの嵐で、なんだか鼻高々な気分だった私。
鼻高々の心理がわれながらよくわかりませんけどね。
中高年だって凄いヤツがいるんだぜ、ですかね(笑)。
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ところで、ジャッキー・チェンといえばどうしても、1990年代前半、まるで我が家を盆暮れの帰省先のようにして集合していた夫の空手の後輩達を思い出します。
呼んでもいないのに、誰も泊まっていいと言っていなのに、集まってきては帰らず(表面上は低姿勢の体)、家中の食料を食べ切って帰って行った彼らのお決まりの我が家での娯楽は、ブルース・リーやジャッキー・チェンのビデオをマニアックな解説付きで見ることでした。
ある夜もジャッキー・チェンの映画(確かプロジェクトAかポリス・ストーリー)の鑑賞会になりました。
最初はなんだかんだとカルトネタを披露して見ていた彼らでしたが(しかし、全員がそのネタを知っている。私すら)、物語が佳境に入ると、何度も見てるくせに全員がのめり込み(私ですら)場は静かになりました。
そのときです。
ハセガワくんという、純朴な当時大学生が画面に向かって突然、「ジャッキー頑張れ!!」と叫んだのです。
一瞬の静寂後、爆笑する私達。
ハッとしたように照れるハセガワ。

そう、ハセガワくんは周囲を全く意識していなかった。
意識してないというより認識していなかった。
1人でビデオを見るときも彼は頻繁に「ジャッキー頑張れ!!」と叫んでいるのだなあと、そのときその場にいた全員がふつうに理解しました。

あのときの彼らも今では全員40代か。
自分もトシ食うわけだよな。
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by kuni19530806 | 2012-06-15 23:38 | 映画 | Trackback | Comments(0)

母の遺産 新聞小説   

水村美苗『母の遺産 新聞小説』を読む。

『私小説』『本格小説』と水村さんの小説を堪能してきましたが、発表する小説と小説のスパンの長さにかけてはかの飯嶋和一さんに引けをとらない(?)著者なので、正直、水村美苗という小説家の存在を忘れてしまうこともしばしば。
読んだ上の2作はどちらも「すげえなあ」と畏れ入ったのに。

今回も畏れ入りました。
リアルタイムで実父のめんどくささに辟易している身としては、めんどくささ女王の母親に翻弄されるヒロイン美津紀(50代)とその姉に、同情したり同調したり間違った励まされ方をしたり、いろいろしましたよ。

この母を筆頭に、登場人物はけっこう屈折した輩ばかりですが、不思議と読んでいて辛くなるということはなかった。
修羅場的なシーンでも、筆致がクールだからでしょうか。

中盤までは、母親と娘の確執やそこに至る過去が中心でしたが(やたら具体的なお金の話が出てくる。ま、タイトルが母の「遺産」ですからね。副題に「ハイソ老後生活必要費用考察小説」と加えてもいいかも)、以降は母亡き後の美津紀の邂逅と将来の展望へ。

ちょっと高橋たか子さんの小説を思い出しました。
『本格小説』を読んだときもそう思った瞬間があったような気がする。
内容はすっかり忘れてしまったけれど。

タイトルの「新聞小説」は新聞に連載されていたから、というだけの意味ではなく、新聞連載小説であった尾崎紅葉の『金色夜叉』が所以だったりします。
『金色夜叉』に関しては、貫一・お宮という名前と、あの有名なセリフぐらいしか知りませんでしたが、今の時点ではまるでこっちも読んだような気分になっています。

最後に東日本大震災のことが出てきます。

伊勢丹を筆頭に実在の固有名詞がバンバン出てくるし(箱根のホテルについてはどこからがフィクションなのだろうか)、著者の主観が意図的に投影された小説だとは思って読み進んでいましたが、震災が出てきたところで、もう美津紀が著者自身だとしか思えなくなってしまい、ちょっと混乱しました。
新聞連載という特殊な事情も起因するのでしょうが、あの地震と事故は、表現者にとって避けて通ることができない、唐突な印象になるリスクをも凌駕する出来事だったのだろうなあと思ったりしました。
形はどうあれ、どう咀嚼したのであれ、表現者はその時点での自分のリアルな感情を出して欲しいと思う派なので、震災を小説に組み込んだ水村さんに私は好感を持ちました。

読後感は意外なほど爽やかです。
最後の「今見ている、もう母親は見ることができない桜は自分もいずれ見ることができなくなる桜だ」という一文(今、手元に本がないのでテキトー)も、妙に清々しく感じられました。

読んでよかった。
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by kuni19530806 | 2012-06-10 13:17 | 読書 | Trackback | Comments(2)

生活習慣改善宣言!?   

5月末に1年半ぶりに受けたブドウ糖負荷試験で糖質代謝異常、(糖尿病)境界型と診断されました。
要するに、まだ糖尿病ではないけどグレーゾーン、このままだとヤバいよ、ということらしいです。
1年半前の検査では、(糖尿病)正常型という、怪しいの?怪しくないの?的二律背反なタイトル(?)の診断でしたが、これはわかりづらいものの「正常」という文言が入っているだけあってシロで、一方、今回は立派にグレーに昇格してしまったわけなのでした。

空腹時の血糖値は前回より若干低かったのです。
が、ブドウ糖75g摂取、2時間後の数値が悪かった。
誰しも摂取30分後には血糖値がグンと上がりますが、インスリンが働いて2時間後には140以下になるのがふつう。
なのに、私はそこまで下がらない。
2時間後の値が200以上だと真正糖尿病、140以下だと正常、らしいのですが、私はほぼその中間で、グレーゾーンど真ん中といえるようです。
これはひとえに、インスリンの出が悪いということだそうな。

クロではなくグレーなので、薬やインスリン注射の段階ではありません。
治療というより改善段階。
なので、食事療法と運動療法を頑張って治療ゾーンに行かないようにするしかない、とのこと。

私は一見、痩せ型に見られる日々を数十年生きてきましたが、ここ10年で体重は着々と5キロほど増え、健康診断の数値によればいわゆる「隠れ肥満」で、血糖値はもとより、コレステロールも体脂肪率も高めでした。
肉は嫌いで酒もタバコもやりませんが、実は無類の炭水化物、コーヒー好きで、つい数年前までは加糖珈琲を愛飲していました。
チョコやケーキ、和菓子は人並み未満ぐらいですが、煎餅は人の5倍ぐらいは食ってた。
家ご飯はふつうにおかわりしてたし。
運動も、確かにテニスは好きだし、ヨガもやっていますが、前者は今では年に1度やるかどうか、後者もリフレッシュ効果重視なので運動量としてはさほどではありません。

「生活習慣病」とはよく言ったものだなあと思いますが、そんなわけで、私は現在、生活習慣見直し中です。
備忘録の意味と退路を断つために今後の方針をここに記載。

・血糖値を上げないことで評判の(!)食べる順番療法を実施 食事は、野菜→タンパク質→炭水化物の順に食べる

・朝食と昼食のときにグルコケアというお茶を飲む

・早食いしない

・家で飲むコーヒーは玄米コーヒー(正確にはコーヒーではなく、玄米を焙煎した粉)にする

・煎餅は自粛 小腹が空いたらナッツか小魚か黒豆か無糖ヨーグルトにする

・ヨガに軽いスクワットも取り入れる

・テニスのお誘いがあったら極力参加


以上!
どうだ、まいったか!?


昨日は早速ナイターテニスをしてきました。
前回(4月)はほぼ2年ぶりのテニスで、足が全く動きませんでしたが、今回はけっこう身体が軽かった。
上記の療法をはじめてまだ数日だというのに、久々に体重が減ったせいかもしれない。
やっぱり、身体が重いと足も動かないってことか。
昨日は中国から来ている感じのいい若い男子とチームを組んでテニスをし、帰りもいろいろ話をして楽しかった。
「南極料理人」の高良健吾クン似。


おのれを知っているので、ストイック過ぎるプランは立てませんが、グレーゾーン脱却のためにちょっと頑張ってみようと思います。

みなさん、よろしく。
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by kuni19530806 | 2012-06-09 10:14 | その他 | Trackback | Comments(0)