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介護保険ってやつは   

父親の介護保険の申請に行ってきた。
せっかく頑張って早めに家を出たのに、京浜東北線が人身事故で止まってた。
人の命のことなのに、人身事故と聞くと、「っち!迷惑!」としか思わないのってどうなんだろう・・と昔はいちいち引っかかっていたが、いつのまにか引っかかることもほとんどなくなっている自分・・。

父親が居住する自治体の介護保険申請窓口で対応に出てきたのはいかにも新人のイケメン男子で、この人誰かに似てるなあと思ったら、映画「スイングガールズ」の中村に似て蝶だった。
平岡ナントカくん。

まあ、一生懸命であることは認めるけれど、なんだかたどたどしくてよく言えば初々しくて、話しがすんなり進まない平岡くん(じゃないが)。
それでもなんとか「主治医の欄に書くのはかかりつけの医者か、それともこのたびの病気で通院している病院か」と聞くところまでたどり着いたと思ったら、「どちらでもいいかと思います」と言った平岡くん。
私が明らかに不審そうな顔をしたところ、「ちょっとお待ち下さい」と上司を呼びに行っちまった平岡!
もはや平岡と呼び捨ててやる(だから平岡じゃないってば)。

そして結局、ほぼ最初から上司に同じ説明をするはめに。
やっぱりねーだろうと思ったー。

申請が終わり、今度は支援センターに電話をし「今日、介護保険の申請をしてきたので、ケアマネージャーにケアプランを立てていただきたいんですけど」と、申請窓口で係(平岡じゃなく上司の方)に教えられたとおりのことを申し述べたところ、電話口の女性は「申請が受理されなければケアプランは立てられません」とケンモホロロ的見解。
あんた、何言ってんの?的言い方でした、マジで。
で、これこれしかじかと申請窓口のやりとりを説明したところ、「あ、ちょっと待って下さい」と保留音(パッヘルベルのカノン)さんに代わり、その後出た本職(?)のケアマネージャーにまたまた同じ説明をし、話が通じました。

別にいいんですけどねー。
支援センターで最初に電話に出た女性以外は感じが悪いわけじゃなかったし。
でも、いくら新人だったり単なる電話番の人だったりするのかもしれないとはいえ、1人の人間(私)に対して業界関係者が誤った情報を2回も提供してしまうことって、この制度がわかりづらい証拠なんじゃないのかなあ。
私なんて素直ですから、もし支援センターになんの後ろ盾もなく丸腰で問い合わせて、「申請が受理されないとプランは立てられない」と言われたら、それが正しいと思っちゃうもん。

こう言っちゃなんですが、素人がとりあえず「手続きがめんどくさい」と思う公的制度や仕組みって、それに関する専門職を作る、もしくは増やすためにわざとめんどくさくしてるんじゃないの?

ちなみに、知り合いに50代の整形外科医がいるのですが、その人も介護保険に関して全く誤った情報を私に提供していたことが今日わかりました。

介護と医療って、近いようで実は遠い業界なのかもしれませんが、遠くちゃダメだろ、と思います。

ああ、疲れた。
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by kuni19530806 | 2012-04-27 22:35 | その他

風が強く吹いている   

三浦しをん『風が強く吹いている』を読む。

いまさら、な感じがしないでもないけれど、実は今月に入ってどうしても読み進めず途中で挫折した本が3冊もあり、なんだか挫折癖がついてしまった気がして、「好みかどうかは定かではないがとりあえずぐいぐい読ませてくれそう」という基準でこの小説を選びました。
不純。
そして、なぜにその動機で出てきたのが今まで全く読んだことのない三浦しをんなのかは自分でもよくわからない。
本屋大賞の余波だったりしたら、自分もこれで案外、初心(うぶ)だわ!?

私は特に箱根駅伝には興味がありませんでした。
これを読んだからといって即「来年の正月はTVで見るぞ!」と強く思ったわけでもありません。
でも、「来年の正月は見るかもしれない」とは思った。

20代の後半、私は小説のようなものを数点書いてみたりしました。
文学賞に応募したりもしました。
うち1個は3次に残りました。
3次まで行った、か、3次どまりだった、か、どっちで書けばいいんだろう、と今ちょっと迷いましたが、どっちでもいいんだよな、そんなのは。

その小説のようなもののテーマはスポーツだった。
スポーツを崇高視してる話。

そういえば、数年前に職場の広報紙に書いた「キャッチャー・イン・ザ・ライブラリー」というお話も、スポーツがテーマだった。
私はそういタチなのかもしれない。
自分が今まで真剣にスポーツに打ち込んだことがない・・からこそ、憧憬の念があるのかもしれません。

そんなこんながあるせいか、『風が強く吹いている』はなんだか、昔自分が書こうとして書けなかった小説の完成版のような気がしました。
この感想って、ある意味ものすごく図々しいかもしれない、とは思うんですが、そう思っちゃったんだからしょうがない、と開き直ってここに書く。
そして、数行前で「完成版」と書いたけれど、この三浦さんの小説が完璧だと思うという意味ではないことも付け加えておこう。

瑕疵はいろいろある小説だと思います、これ。
まあ、多くの人が「リアリティに欠ける」的なコメントはしただろう。
でも、私が思う瑕疵はそっちじゃない。
私が思う瑕疵は志を邪魔しない瑕疵、だからどうでもいいのだ。

そうなの。
志のある小説だなあと思うのです。
自分が昔書きたかった小説は志のある小説なのだった、と思い出したのです。
そういう意味でも読んでよかったです。
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by kuni19530806 | 2012-04-25 23:31 | 読書

買い物   

近所の古道具屋で小引き出しを買った。
小引き出し好き。
安い買い物だがけっこう迷った。
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近所の激安洋服屋(いつものリサイクルショップではない)でスカートを買った。
418円。
すっごく履きやすい。
画像が不鮮明なのでわかりづらいと思うが、長さがアンシンメトリー。
脇だけ長くなってる。
あ、左右対称ではあるのか。
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安いものばっかり買っているから人間も安くなるのか、とプチバトーのTシャツを2枚買った。
さすがに着心地がいい。
パッケージが可愛くて保存。
画像が不鮮明なのでわかりづらいと思うが(part2)、下の緑のカエルがツボ。
裏もいいよ。
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by kuni19530806 | 2012-04-16 23:33 | その他

シンプルな暮らしの設計図   

柳沢小実『シンプルな暮らしの設計図』を読む。

ビックリするほどピンと来なかった。
現在、巷に数多く出回っているいわゆるシンプルライフ、ミニマムライフの提唱の本で、片付けの基本やコツが書かれているのだが、金子由紀子さんや大平一枝さんのような「持続はしないけれど読んでいる間と読み終わって数時間はやる気になる」もなく。
もしかしたら、すでに他の著者で読んで「知識としては知っている」ことばかりなので新鮮味がなかったのかも。
知識としては知っていることと、自分がやれることの間の乖離はすっごいわけですけどね。

まあ、ぶっちゃけ、誰の何でもいいから、自分をその気にさせたいだけ。
こういう分野の本は見事に自分に「残らない」中で、後藤由紀子さんの『hal日和』はけっこう効いてる。
相性、なんでしょうか。

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by kuni19530806 | 2012-04-15 23:25 | 読書

あめりかむら   

肉体的にはけっこうヒマなのに気持ちはドタバタしていた。
ドタバタというより、ジタバタかも。
なんだか、子どもの頃の夏休みの終盤みたいだ。
宿題はあらかた終わったけれど、実はいちばん気が重いモノが残っていて、ぐうたらしながらも落ち着かないあの感じ。
夏休みと違うのは、その終わりの日がはっきりわからないこと。

まわりくどい言い方をしてしまったが、夏休み=父親の小康状態、を指す。

いろいろあったが、父親は知り合いの女性の「私がめんどうを見る要員に加わりましょう」という申し出を受ける気持ちになってきたようだ。
私としてはこんなにありがたい申し出はなく、それを拒否した父親には当初ものすごくうんざりしたわけだが、押しが強くにぎやかな女性との会話を自分が繰り返すうちに徐々に「父親の気持ちもわからないわけでもないな」という気持ちになってきて、しかも余命いくばくもない人間に自分の都合で無理強いする加減もよくわからず、父親と申し出者双方からの電話攻勢でいろいろめんどくさくなり、うっとうしいようなじれったいような情けないような気の毒なような割り切れないような割り切ることに決めたような、数日を過ごしていた。
落ち着かない最たる理由はそこでした。
が、女性から「呼び出しがあったんですよ」と、ちょっと華やぎすら感じられる連絡があって、ホッとした。
まだ一歩めだが、とりあえずホッとしたのだよ。
双方の気持ちはわからなけれど。
特に、女性の気持ちは正直、全然私にはわからない。



石田千『あめりかむら』を読む。
自分より年下で、こういう世界をこういう風に紡ぐ女性には羨望にも似た感情を抱くが、同時に「作者が自分に都合よく作り出した世界で登場人物も駒に過ぎない感じがすごくしてしまう」というおよそ好感とは言えない気持ちも湧いて、二律背反な(?)読後感。
やってることに間違いはないし、印象も悪くないし、一目置きたいし、どちらかというと好きなタイプなのに、なぜか好きになれない人、みたいな小説。
それは私の石田千さんに対する気持ちってことなのかなあ。
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by kuni19530806 | 2012-04-12 21:49 | 読書

白いしるし   

Eテレの「ららら♪クラシック」がけっこう面白い。
「N響アワー」が終わったのは残念だけど、巷のその声を反映してか、この新番組でもわりとN響の演奏をやってくれる。
むしろ、他の交響楽団や弦楽四重奏と対比できて、あらためてN響の正当性ぶりというか優等生ぶりというか(韻を踏んでみました)がうかがい知ることができる感じ。

本日のテーマはモーツァルト。
映画「アマデウス」でグリグリと印象が強固になった世のモーツァルト象に疑問を投げかける番組構成。
それ自体、ベタな切り口ではあるけれど、つい「どーせ天才でしょ」で思考停止してしまうモーツァルトなので、意外な側面を垣間見ることができて面白かった。


西加奈子さんの『白いしるし』を読みました。
濃厚な、それを白で喩えるなら練乳のような恋愛小説です。
ヒロインは32才で絵を描く夏目香織。
妙齢です。
白い絵を描く間島昭文に恋をします。
間島には恋人がいます。
夏目はそれを知りつつも自分の気持ちを押さえられません。
玉砕覚悟の恋です。

直球勝負のコイバナですが、濃厚なわりに粘ついてはいません。
後味も悪くない。
ついでにいうと、エロくもない。
まるで、十代のような恋、ともいえる(十代の恋がエロくない、という意ではない。あくまでも雰囲気)。

西加奈子さんって巧い人なのだなあ。
大阪弁が効いているってもある。
間島の描写など、こりゃあ「あかん」、一定の女子は持ってかれるだろ、と思うもの。
ふたりを出会わせる瀬田の側面が私はちょっと違和感あり、でした。
人にはいろんな面があるだろ、とは思うけれど、なんだか。

恋愛ねー。
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突然ですが、今日買った紙芝居は以下2点。
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by kuni19530806 | 2012-04-08 23:11 | 読書

1年9ヶ月ぶり   

そういえば自分は、スギ花粉よりヒノキ花粉の方により耐性がないんだっけなあと桜の時期になると毎年思い知らされるのでした。
今年もそう。
今日一気にキタ。
薬を飲んでも一向にくしゃみが止まらず、だんだん肋骨のあたりが痛くなってきた気がします。
それでなくても、昨日1年9ヶ月ぶりにテニスをしたせいで全身筋肉痛なのに。
くしゃみが出そうになるたびに身構え、出ては「いててて」と脇腹や正面腹を押さえつつ顔を歪め、もちろん鼻水も垂れ、鼻をかむそばからまたくしゃみ、で、何がなんだかもうわかりません。

症状がひどいのは、そうか、昨夜のそのテニスのせいもあるか。
昨夜は花冷えの極みで途中から霰めいた雪まで降ってきたから、風邪をひいたという説も考えられますが、この怒涛のようなくしゃみ連発はやはり花粉のしわざだと思われます。
・・と入力している現在もくしゃみは止まりません。

テニスの話です。
昨日は私の職場の女子が2名も見学に来て下さってコートベンチが華やぎました。
2名がいなければ、あまり若くない地味男3人と中高年女1人という、くすんだ4人でのテニスになってしまうところでした。
あ、実際にテニスをしたのはそのくすんだ4人だけですけどね。

久々のテニスは気持ちよかったけれど、足が全く動きませんでした。
一昨年夏の骨折以来、初テニスだったので、最初はちょっと怖かったのだけど、怖いからどうこうより、攣りそうで動かせなかった。
前にダッシュするのとか、サーブとか、足にグッと力を入れる動きは全くできず、ちんたらテニスでした。
自分はいいけれど、あまり若くない地味男3人にとっては戦力外も甚だしく(?)申し訳なかった。

若いときのブランクは復活が容易だけれど、中高年はやっぱりキツいです。
テニスは細々とでもいいから今後も続けたいので、あまり間をあけずやりたいものだ。
でも、今年もこれからはテニスどころではないかもなあ。
自分自身より親達の体調次第ですね。
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by kuni19530806 | 2012-04-07 23:20 | スポーツ

もう、ビニール傘は買わない。   

新年度も4日目。
職場は全く変わりばえしないので新年度の実感が湧きません。
今更、新しい環境で新しい人間関係を構築するのはすっげえめんどくせーので「全く変わりばえしない」のはとてもありがたいことではあります。
危惧すべきは、こうなると私のようなユルい人間はなあなあになって失態を犯しがちなので気をつけよ。
既にいろいろやっちゃってるし。

大平一枝著『もう、ビニール傘は買わない。』を読む。
副題は「暮らしと自分を変える60の習慣」です。
巷の賢いミセスを席巻している(?)シンプルライフ提唱の本、という括りでよろしいかと思います。

こういう暮らしの敵(に近いモノ)は、百円ショップ、買いだめ、タダでもらえる景品、電子レンジ、電気炊飯器、そして透明のビニール傘・・とだいたい相場が決まっています。
味方は、糠床、手作りジャム、玄米、マイ水筒、せいろ、自然素材の服、手ぬぐい、フリマ、ナチュラルメイク・・あたりでしょうか。

シンプルライフは文字どおり質素な生活が基本中の基本ですが、すて奥(すてきな奥さん)系の、やみくもな節約生活とは違います。
これぞというモノには大枚はたくことはやぶさかではない。
食器をはじめとした什器類はむしろ、庶民感覚より一桁多いぐらいのお値段の「作家さんの器」を吟味して選んだりしています。
食材も、最優先が「安全で安心できること」なので、安いからという理由で買ったりは決してしません。

こういう本を書く方々は総じて「自分はずぼら」「めんどくさがり」「整理整頓下手」と自己評価します。
確かに、細かい整理が苦手でめんどくさがりだからこそ、ポイントを決めてモノを買い、数を増やさないで暮らすことに工夫を凝らす、というのは大ありかと思います。
わかるよわかるよ。
私も同じ・・と言いたいところですが、どうして自分はシンプルライフができないのかっちゅう話です。

貧乏性、もしくは真正貧乏で、「好きなモノには大枚はたく」という英断が下せない。よって場当たり的にモノを購入してしまうから、でしょうか。
それは確実にあるな。
ズボラとかめんどくさがりとか下手というレベルと基準が、シンプルライフを実践している層と自分とでは違い過ぎるから、でしょうか。
それも残念ながらありそう。

でも何よりの違いは、私におけるシンプルライフの提唱者である、この大平さんや金子(由紀子)さんや後藤(由紀子)さんやあおきみさんや一田憲子さんや柳沢小実さんって、頭が良くて体力と気力がありそう。
そして、真面目でちょっと頑固そう。
これだな、自分に欠けてるものは!?

そして今ふと思った。
私は家ではすごくずぼらで時間にもいい加減で、気がつくと自室で横たわっていることが多いけれど、仕事では案外そうでもないこともある。
特に、仕事で本棚を整理整頓させるとけっこう早いよ、私。
まあ、それが仕事だからといえばそうなんだけどさ。
時間も守るし、どっちかっていうと過剰に早く「1人集合」してしまう方だ。

そうか。
考えてみると、上で列挙した方々は、シンプルライフを実践することが「仕事」なわけだ。
となれば、職場では違うスイッチが入っているかのような私と同じく、日常がスイッチオンモードってことなのかもね。
しんどそうではあるけれど、ここが肝かも。
怠惰な非シンプルライフから脱却するには、私もそれを「仕事」にすればいいんじゃない?

自分が本当に脱却したいか、が次の肝だな(^_^;)
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by kuni19530806 | 2012-04-04 23:37 | 読書