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こちらあみ子   

先月末に発表された第2回Twitter文学賞ですが、ランクインした作品が知らないものばかりでくらくらしてしまいました。
この賞の選考会はustreamで配信されていますが、見始めても必ず途中で映像が落ちてしまうのでまだ通しでは見ることができていません。
早送りがダメらしいと聞いたので通常送りでも見てみましたが、なぜか8分ぐらいのところでフリーズして落ちました。
そんなわけで、前説の石原壮一郎さんのいろんな意味で微妙な手品は見飽きるほど見ました。
私と行きつけの古着屋がカブる大森望さんのものすごいシャツも。
しかしホント、ものすごい柄のシャツだ!

そんなわけで、この文学賞で知った、国内編第2位の今村夏子『こちらあみ子』を読んでみました。

表紙でうっすら思い出しましたが、これって以前、お友達がブログで「清々しい」と誉めていた小説だ。
唯一無二の、才能豊かな人の書いた、ものすごくオリジナリティに溢れた小説だとは思うけれど、私はちょっとキツかった。
表題作ももう一編の「ピクニック」も、自分はヒロインの周囲の半端な理解者(or半端な無理解者)の方に感情移入してしまい、なんだか疲れました。
あみ子の同級生の坊主頭の野球男子には畏敬の念さえ抱いてしまいましたけれど。
この小説、十代にはどういう風に映るのだろう。
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by kuni19530806 | 2012-03-02 19:38 | 読書

3月の所信表明   

三寒四温とはよく言ったもので、このところ寒暖の差が激しくてついていけない感じ。
もっとも、まだ五感二温ぐらいですけどね。
・・一応、出典(?)に沿って「足して七」にしてみました。

花粉症は今年もしっかり始まり、今日から目のかゆみも本格化してきました。
花粉症になると目鼻の症状だけではなくずっと頭が痛いし、これから二か月の自分は人間性も含めて機能低下モードです。
花粉症じゃなくても低レベルの機能なんだけどさ、これからしばらくは大手を振って間違いをしでかすぞ、と開き直ってみる。

それにしても3月です。
たぶんこれから生きている間ずっと、3月は特別な月になるのだろうなあ。
平成になってからこっち、自分にとって2月の最後が特別な日でした。

私は深く考えずに勢いで行動してしまう傾向がある・・以上に、なによりそれを自分に許す甘さが顕著です。
しかも目測まで甘い。
なので、自分が覚悟しているより多くの後悔だらけの日々を過ごすことになるのですが、今までの人生のほぼ半分の時間の後悔はこのときから始まりこのときに集約されると言っても過言ではなくて、そもそもそのせいで、その後はいくら間違ったり失敗しても「たいしたことはない」と思うようになりました、それがいいのか悪いのかはわからないけれど。
でも、さすがにあれから20年以上の時が過ぎ、頭をかきむしるようなことはなくなり、こうして昨日の続きの今日を、とりあえず目の前の現実しか見ない感じで暮らしています。

でも、去年、およそ「たいしたことはない」では済まされないおおごとがあって、それにまつわる弊害が自分がこの世からいなくなっても確実に続くことがわかり、久々に、本当に久々に、目の前の現実よりちょっと先の未来、について思いを馳せたりしています。

実父の病気のこともあるかもしれません。
1975~2005年まではほとんど音信がなく、それ以前も正直、ほとんどまともな会話もなかった、肉親の情が湧きづらい現在80代の父親ではありますが、自分の知る人間があまり未来はないことが確実だと知ると、未来についていろいろ考えたりするものですね。

一緒に暮らしている家族が誰も若くなくて、未来や将来を描きづらい環境(?)で、去年の3月からこっちの日本の現実は、不安や脱力感などなど暗澹たる気持ちになることばかりですが、若くないし、ごく身近に守るべき若い具体的存在のない自分だからこそ、集団ヒステリーの一員にならず、遮眼帯をつけず、具体的に未来を考える層にならなくちゃ、と思ったりして。
この言いぐさ自体、ちょっと抽象的ですけどね。

今後、いろいろなことでものすごおく気持ちが揺れたら、とりあえず、この所信表明(?)に戻ろうっと。
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by kuni19530806 | 2012-03-01 23:42 | その他