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バイオリン、風をつかまえて   

今年初のバイオリン練習をする。

今日は巷では始業式だったようで、練習会場のカラオケ館はいつになく混んでいました。
制服姿がいっぱいいた。
いくら学校が早く終わったからってそのまま大挙してカラオケに直行だなんて、飲み会の二次会といえばカラオケしか浮かばない思考停止で想像力欠如のサラリーマンみたいでつまらないぞ!それでいいのか若者!
・・とムダにアツくなり・・かけるのは、ホントにムダだからやめよう。

バイオリンは不調でした。
いつもより暗めの部屋で楽譜が見づらかった、という言い訳もできないわけではありませんが、自分の中にあるバイオリン回路用のネジが今回はきちんと締まってなかった、というのがいちばんしっくりする感じ。
でも楽しかった。
なかなか上手くはなりませんが、バイオリン、ことに二重奏は楽しいです。

大晦日からこっち、たくさんの方から励ましのお言葉をいただき、本当にありがとうございました。
それぞれが、それぞれらしくてよけいにうれしかったことです。
まあ、こんなワタクシではございますが、今年もよろしくお願いします。


さっき、押し入れの奥からわたべ淳の「風をつかまえて」というマンガが出てきました。
ふる~いマンガです。
集英社漫画文庫で、発行が昭和58年だって!
マンガより漫画という字がしっくりする。

何年も押し入れに入れっぱなしで言うのはナンですが、これ、好きなんだよねー。
淡々としていてストーリーでぐいぐい読ませる漫画では全くありません。
悪いけど、絵もそんなに魅力的ではない。
ある意味、非常にベタです。
でも、何度読んでも心にグッとくるんだよなあ。
日常的でおおげさなことが何もないのに、漫画でなければ描けない、漫画の力を感じる漫画だと、久々に読んであらためて思いました。
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by kuni19530806 | 2012-01-10 23:40 | その他 | Trackback | Comments(2)

ほぼ10日   

マロが逝ってしまってからほぼ10日が経ちました。
今年の正月は例年以上うすらぼんやりしていて、3が日以降は掃除と片付けと、合間にテキトーに仕事をしていた(←それでいいのか!)印象しかありません。
マロがいなくなってしまったことにはもちろんまだ慣れず、玄関を開けたり通過するとき、マロの定位置でしょっちゅう立ち竦み、その都度文字どおり肩を落としますが、これが慣れてきて玄関を脇目も振らずに通り過ぎることができるようになったら、ラクだけれどそれはそれでかなり淋しいことだよなあと思ったりしています。

動物と暮らすというのは人生初の経験でした。
子どもの頃、金魚や小鳥を飼っていたことはありますが、あくまでも「飼う」で、「共に暮らす」という感覚ではなかった。
それは現在の家族全員ほぼ同じで、マロをもらってきたとき、家中の誰ひとり、犬の飼い方・・もとい、暮らし方を知らなかったのです。
だからこそ、さじ加減を量る技術はなく、一足飛び(?)にマロを家族同然どころか家族そのものというポジションにしてしまったのかもしれません。

めったにないことでしたが、稀に家族全員で外出すると(冠婚葬祭がほとんどでしたが)、しばらくすると夫の父はマロが心配でそわそわし出し、早く家に帰ろうとしました。
それは、夫の父が心から可愛がっていた夫の姉の子(要するに孫)の結婚式でも垣間見られました。
確かに、披露宴が通常より長時間だったとはいえ、あのとき私は微笑ましい気持ちを通り越し、「マロがいなくなったら父はどうするんだろう」と初めて本気で心配になりました。

夫の父は元気です。
朝夕の散歩も単身で続けています。
マロと歩いていた道は避けているようですが、その主な理由は「すれ違う人に『マロちゃん、どうしたんですか』と聞かれるのがめんどくさいから」だそうです。
尋常ならざる溺愛ぶりを10年以上つぶさに見ていたので、父の強さには感嘆します。
さすが、関東大震災の年に生まれたツワモノです。
私もいつまでもしょんぼりしていられません。
してますが。

話は変わって
液状化で大きく傾いていた千葉市の夫の姉の家の修理が完了しました。
結局、傾き中に私は一度も行かず、その惨状を聞くだけでしたが、あらためて写真を見せてもらい、そのすさまじさに驚きました。
あんな地震があって、身近にも被災者がいて、不便な生活を強いられても無事であったことに感謝し、半年以上が経ちようやく家が水平になり、でもその工事の過程の大がかりさを目の当たりにすることであらためて自然の力の大きさを思い知り、でも足元の不安さは全く払拭できないながらこの大地の上で今後も暮らさざるを得ないことに、諦めと瓜二つの腹の括り方をし・・・そんな感じで今年も生きて行くんですね。


私がうすらぼんやりしていても、世の中は動いているのだなあ。
あたりまえだけど。
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by kuni19530806 | 2012-01-08 23:09 | 友達 | Trackback | Comments(2)

おおきなかぶ、むずかしいアボカド 村上ラヂオ2   

パソコンを買いました。
新しいパソコンで書く初めての文章なのだ。
慣れなくて新鮮。

村上春樹『おおきなかぶ、むずかしいアボカド 村上ラヂオ2』を読む。
アンアン連載のエッセイだそうですが、私はもう何年もアンアンを全く読んでいないので、既読の文章は1個もありませんでした。

『1Q84』はあまり好きではなかったけれど、これは好きです。
村上さんは、小説より、肩の力が抜けているようなエッセイの方がブレがない感じがする。
ポジションが定まっていて安心して読める。
ま、ポジションが定まっていて安心して読める「小説」なんてつまらないわけですけど。

この本のまえがきによれば、<僕は本職が小説家であって、エッセイは基本的に「ビール会社が作るウーロン茶」みたいなものだと考えています。でも世の中には「私はビールが苦手で、ウーロン茶しか飲まない」という人もたくさんおられるわけだし、もちろん手を抜くことはできない。いったんウーロン茶を作るからには、日本でいちばんおいしいウーロン茶を目指して作るというのは、物書きとして当然の気構えです。>だそうですが、こういう比喩ひとつとっても、いかにも「村上ワールド健在!」であり、村上ワールド的に完璧です。
何ひとつ文句はない、みたいな。

それにしても、小説を読むよりこういうエッセイを読んだ方が、村上春樹という人がいかに大物作家になったか実感します。
この中でご本人がそれを匂わせたりちらつかせたりしているわけでは特になくて、どちらかというと謝ったり言い訳を多用したりして、自身の凡庸さとか不器用さを匂わせたりちらつかせたりしている感じなのですが、ここまでスペシャルな作家になってしまうと、もう何もかもに余裕が漂います。
こっちの穿った見方なのかもしれませんが、筆致が変わらない分、むしろ周囲の変化がわかる。

大橋歩さんの銅版画がいいです。
正直、今まで大橋歩さんの絵にグッときたことはなかったのですが、この本の挿画は好みでした。
大判の栞の猫もかわいい。
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by kuni19530806 | 2012-01-07 23:25 | 読書 | Trackback | Comments(0)

模様替え続行中   

4日から始まった我が家の2階の大掃除は、大模様替にバージョンアップ(?)し、現在も続行中です。
いまだ、全く最終的な落としどころが見えません。
タンスや机をけっこう移動しましたが、移動先がベストポジションだとも思えず、またぞろ動かすハメになりそう。
今年、引っ越し業者、家具職人、家具売り場の店員さんの次ぐらいにタンスを運んでるかも。
下手すりゃ店員さんには勝ってるかも。

大量にモノを捨てたのに部屋は広くなったような気がせず、移動したところのじゅうたんや壁の色があまりに周囲と違っているせいで、その差がむしろ以前より部屋を汚なく見せている感じ。
今までいかにちゃんと掃除をしてなかったか、の証拠を面前に突きつけられてて、誰にともなく「あ~ゴメンナサイ」と思っています。
ふだんの小掃除も大事ですが、たまの大掃除も大事だったのね。
何年も手抜きしてました。
特に壁の汚さにビックリだ!

しかし、どうしてこうも要らないモノばかり・・というか、整理整頓、保管能力がホントにないな、私は。
流行りの断捨離の本を読んだ方がいいのかもしれませんが、読みません。
ふん!意地でも読むもんか、と思っています。

とりあえず、しばらく小物は買わないことにしよう。
その代わり、そろそろテレビを買おう。
さすがにもう限界みたいだ。
平成元年からだから、四半世紀近く見させてもらった。
お疲れ様、だなあ。

買う前に、ちゃんとタンスや机の場所を決めないと、ですが。
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by kuni19530806 | 2012-01-06 22:03 | その他 | Trackback | Comments(0)

明日から仕事だ   

気がつくと三が日は過ぎ、正月モードもなんとなく終わっています。
今年の年明けは正月気分ではなかった、とはいえ、例年になくお餅をたくさん食べ、ふつうに年賀状をもらったり出したりし、テレビもけっこう見ました。

ツイッターにも書きましたが、偶然見た昨日の教育テレビの「日本の話芸20周年スペシャル~至芸名演の軌跡~」の十代目桂文治「浮世床」は面白かったです。
桂文治さんは、まだテレビでしょっちゅう落語家を見ることができた1970年代あたりによく見かけた落語家です。
ちっちゃくてせっかちっぽくて、いかにもチャキチャキの江戸っ子のお茶目な雰囲気の落語家さんでした。
確か、むか~し丸美屋あたりのCMにも出てたような。
でも当時、彼の本業の落語をテレビでちゃんと見た記憶はなく(忘れているだけかもしれませんが)、2012年というなんだかウソくさい西暦の年の初めに、中年になっちまった自分が、よく見かけていた頃よりずっと年寄りの文治さんの一席・・しかも「浮世床」を見るなんて、妙に不思議な心持ちがしました。

三が日のテレビの中では、2日のNHK「ガレキに立つ黄色いハンカチ〜山田洋次 震災と向き合う〜」も印象的でした。
山田洋次監督より、倍賞千恵子さんや蒼井優ちゃんの方が毅然としてかっこよかった。
特に倍賞さんは、ちゃんと老けてて清々しいです。


ご心配をおかけしました。
私は元気です。
今日は親戚が来訪してみんなでまたひとしきり涙にむせびましたが、痛いような動悸が激しくなるような悲しさは治まってきて、丸味を帯びた悲しさと寂しさになってきました。
・・ホントかよ。

こんなことを書くのはちょっと恥ずかしいですが、あらためて、世の中には変わらないものなんてないんだなあと思ったりしています。

今年はもうちょっと動こうかな。
今年もよろしくお願い致します。
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by kuni19530806 | 2012-01-04 22:44 | テレビ | Trackback | Comments(0)