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メモリークエスト   

高野秀行『メモリークエスト』を読む。

辺境探検家の著者が、Web上で募集した他人の思い出や記憶を探しに行く、という本です。

採用したオーダーは5件。
その中のひとつは、いつの間にか著者自身の思い出探しにすり替わっていてご愛敬。
ご愛敬というより、瞬時瞬時の自分の思惑(臭覚ともいう)を優先して旅を続けたきたと思われる著者にとっては想定内の流れ、という気もしないでもありませんが、タイ2件→セーシェル→南アフリカ→旧ユーゴスラビア、という巡回国は、著者曰くタイを除いて「自分だけならセレクトしない国ばかり」だそうです。
でも読み手側からは、いかにも高野秀行氏の旅という感じがします。

あたりまえっちゃああたりまえですが、旅におけるその人らしさは、国じゃなくてその行程なんですね。
私は30代以降、本当にどこにも行かない人間に成り下がりましたが、それでも旅の醍醐味・・というか心に刻まれる芯の一端みたいなものが、あらかじめのスケジュールの枠から外れたところに存在するようだ、というのはわかる。

それは日々の暮らしでも一緒で、たとえば仕事でもルーティンのちょっとした間隙になにかがあったりします。
だからこそ、ルーティンワークって大事だよな、と思ったりします。

これ以上書くと、うさんくさい人生訓みたいになりそうなので、以下自粛して本に話を戻します。

この一連の旅における高野さんは存外に弱気です。
というより、一喜一憂の振幅が大きい。
私は、いわゆる太っ腹、動じない人をさほど信用していないので(逆に自意識過剰なんじゃね?単に鈍感なだけじゃね?と思ってしまう)狼狽えたり弱音を吐いたり、かと思えばやけにハイになったり、の著者の乱高下が面白かったです。
だって、そうなって然るべき、な説得力がMAXなので。

それにしても、人生って軽く想像を凌駕するもんですね。
自分のそれは自分のことだけによくわかりませんが、こういう本を読んで、平和ボケとは無縁の、日々刻々と社会情勢や世情が変わる国の人々の国に翻弄される姿を知ると、本当に圧倒されます。
まさにオセロのようで、昨日までの白がいっぺんに全部黒になることもめずらしくなく、特に、南アフリカと旧ユーゴの2人の半生は凄すぎて、アゼンとする感覚さえ超えてしまいました。

そして、今後の人類を支えるものがあるとしたら、それはやっぱり想像力だよな、とあらためて思ったことでした。

この本で高野さんは何度か言います。
「人探しをしていると、突如他人の記憶が私の中でぐお~んと立ち上がってくる異様な感覚を覚える」と。
さらに「初めて見るのにどこかで見たような既視感を覚えた。依頼人すら見ていない、裏の絵までがバリバリと現実の壁を破って私の前に現れた。
その晩から私はナチュラルハイに陥り、さっぱり眠れなくなった。酒を飲んでもあまり酔わない。やっと眠っても半分起きている。文字どおり、目が血走ったまま、『早く次へ、早く次へ』とそればかり考えていた。『急性探し物中毒』とでもいうのだろうか。」

それは完全に中毒症状でしょう。
そしてゼッタイ麻薬的分泌物が出てますね。

他人の思い出探しは合法ドラッグ!?

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by kuni19530806 | 2011-01-31 23:19 | 読書 | Trackback | Comments(0)

無印考   

最近、無印商品の衣類ばっかり買っています。
以前から嫌いじゃなかったのですが、実は私にとっては無印の服は基本的にはちょっとお高い感覚でした。
貧乏くさくてスマン。

なので、今まではたまに購入する程度だったのです。
が、ここに来て一気に購入量が上がりました。

それはひとえに、昨年後半に発症したジンマシン。

一時期、化繊系の洋服が全くと言っていいほど着られなくなったもので、綿100%の衣類(特に下着)を求めて、いろんなお店を探しまわりました。
まず(短絡的に)向かったのが無印でした。

が、無印はそんなに綿ヒャク中心ではないし、本体は100%でも、ふちや糸は化繊だったりするものがほとんどでした。
それでもかなり大人買いしました。
しばらくしてジンマシンは治ってきたのですが、一度あの痒みと腫れ(特に顔面)を経験してしまうと、一桁程度の化繊混入はまだしも、もう、たとえばアクリル100%の洋服などは着る気になれなくなってしまったわけです。
しまむらなんて、近づくだけで身体が痒くなってくる感じ。

今まで、あまりそういうことを気にする人生じゃなかったんですけどね。
これも加齢のなせるワザか。

そんなわけで、以前からの手持ちも含めて、最近の私のかっこうは全身無印一色だったりします。
無印のパンツに無印のシャツ、無印のハイネックに、無印のチノパンに無印のカーディガンに無印のソックス・・ついでに靴もコートもバックも無印、みたいな。

無印のお洋服は、デザイン的にはシンプル一辺倒というわけでもないのですが、色はいたってシンプル。
ほぼ、白、ベージュ、紺、グレー、黒のみ。
柄も、無地が主体で、せいぜい、ボーダーかドット。
個々の主張があまり強くないので、無印でコーディネートすれば、まあとりあえず無難な、悪目立ちしないスタイルになります。
下品じゃない=上品、かどうかはさておき、顰蹙を買うようなイデタチにはならない。
ナチュラル系ファッション派の強い味方です。

でもここに落とし穴。
このナチュラル系ファッションって、若い人はいいんですが、中高年は要注意です。
いわゆるオバサンファッションに抵抗がある中高年がけっこう今こっちに走っているけれど(私も含めて)、自分が思うほど適任(!)じゃない。
なぜなら、くすんだ老けた顔は、無印の服の色味に埋没するから。
自然保護色になって、顔が一層うすらぼんやりしてしまう気がします。

若いうちはいいんですよ。
たとえノーメイクでも肌にハリがあって、髪にもツヤがあるから、地味な色の服を着てても、ちゃんと顔が差別化されます。
でも、ノーメイクの中高年はちょっとねえ。
向こうから歩いてきても。顔がどこ!?って感じ。
・・・それは言い過ぎかあ。
でも、着こなしは難しいかも、と思う今日この頃です。

そこで、自分の今後のためにも中高年が無印を着こなすコツ、そして諦める基準、を考えてみました。
①顔色が悪いときには着ない もしくはすっぴんは避ける
②頭部はコンパクトにまとめ、頭でっかちにならないようにする
③くすみ感を払拭し、多少メリハリを出すために、どこかに白を入れる または小物に明るい色を選んで足す
④姿勢を気にする
⑤ジャストサイズを選ぶ
⑥堂々と着る
⑦たまに客観視を心がける
⑧太ったら着ない

こんなもんかなあ。
基本的に無印は「清潔感が醸し出せるか否か」が勝負の洋服だと思うので、⑦でそれをチェックするのが肝かなあ。

あら、天に唾しちゃったかも。
明日から着れないじゃん、自分!?
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by kuni19530806 | 2011-01-30 14:00 | その他 | Trackback | Comments(0)

無知ゆえの暴言?   

世間がやたら、昨日のサッカーがどうのこうのと騒いでいるので、あーまたワールドカップなのか、と一瞬思ったが、この前やったばっかじゃん、と思い直し、そうか予選なのねと納得したものの、どうやらそれも違っていた模様。
いまだ正確には知らないけれど、アジア大会=ワールドカップの予選ってことではないんだよね。
誰に聞いてる?

予選じゃないのならどうしてアジア大会でこんなに騒ぐのかという素朴な疑問はさておき、決勝の相手がオーストラリアだということに激しく違和感。
そりゃ、豪が亜細亜な理由はちゃんとあって(国数とか実力の均等化とか?)、正しい蹴球ファンならちゃんと知っているのでしょう。
けど、私は知らん。
なので違和感は払拭されない。
しかも、カタールって首都はドーハですよね。
あの、おおげさなネーミングで有名な「ドーハの悲劇」のあったゲンの悪い土地だ。
ドーハといえば悲劇でしょ、ぐらいな。
よくサッカーの会場になるんだね、ドーハ。

ドーハの悲劇というものがいったいどんなだったか、これまた私は知らん。
もうちょっとのところでワールドカップに行けたのに行けなかったらしいことぐらいのレベルでは知っている。
それを悲劇と呼ぶことに、当時、これもまた激しく違和感があった。
日本人はこぞって集団ヒステリーかよ、と思った。
悲劇って言葉はそういうことに使うんじゃない気がする、という意味でもどうかと思ったもんでした。

とりあえず、今は「ドーハの悲劇」とは言っちゃイケナイ雰囲気。
縁起でもないことを言うな、と怒られそう。

それにしても
日本人はそんなにサッカーが好きだったのか。
ユリオカ超特Qさんに言わせれば「日本人は野球が好き」なはずなんですけど。
「相撲をやっている人まで野球に夢中」だから。
「サッカーは点差にバリエーションが少ないので物足りない」らしいです。

アジア大会の盛り上がりは、ロクなニュースのないことの反動のような気がします。
とにかく明るいニュースをくれ、みたいな。
伊達直人現象も、暗いニュースが見たくないからそれじゃあ自分達で明るいニュースを作っちゃえ、と参戦した人もいるんじゃないかと踏んでいるんですが、的っぱずれかな。
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by kuni19530806 | 2011-01-26 22:43 | ニュース | Trackback | Comments(0)

神様のすること   

平安寿子著『神様のすること』を読む。

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平さんの小説は好きですが、たまに痛すぎて楽しめないときがあります。
そこまでクールにシニカルに、なにより「リアルに」人間の弱さ、狡さ、情けなさ、・・そして逞しさすら、を描かなくても、と思うときが。
でも、それが彼女の真骨頂だというのもわかります。

夢見て願って頑張って、40代なかばで小説家になったという平さんの作品は、常に市井の人、それも弱点を持て余す人が主人公です。
最近ではその弱点が更年期だったりもして、シンパシーを感じつつ読む、と同時に、轍のないけものみちをガンガン進む平さんに(今まで、誰も更年期を描かなかったという意味ではなく、そのストレートな描きっぷりが今までにない感じだという意)畏敬の念すら抱くと同時に、この人はどこまでいっちゃうんだろう、という期待と危惧、みたいなものがありました。
そして・・ここまでいっちゃうんだーというひとつの到達点がこの『神様のすること』だと思いました。

これは、介護小説でもありますが、ここまで子が親を、小説家がターゲットを、赤裸々かつ深くかつ容赦なく取り上げた私小説・・というかエッセイはないのではないかなあ。
最初は、ふつうの(という解釈があいまいだけど)介護小説かと思いました。
が、徐々にこれはリアル平一家の話だと。
もちろん、そういう体裁のフィクションはいくらでもあるし、ブンガクにおける「リアル」なんて、ある意味、考えてもムダです。
リアルもひとつの手法ですから。
でも、でもとにかくこの『神様のすること』に関しては、ノンフィクションだよねと一度読み手が自分で咀嚼しないことには読み進められないような、なんていうか覚悟が要るんですよね。

世間や親や時に自分さえも一刀両断でぶった切る「名言」が随所に出てきます。

<情けなかった。母が憎らしい。こんな母は、見たくない。
この怪物、眠らせて。>P61

<人をたった四種類の血液型で判別するのはおかしいと言う人もいるが、わたしは血液型判断をかなり信用している。人間には多様性なんて、ない。せいぜい四種類くらいのものだ。下手な小説はキャラクターが「類型的」だとよく批判されるが、生身の人間って、それぞれが自分で思っているよりずっと類型的だと、わたしは思うのよね。>P63

<二度と若くなりたくない。若返りの秘法なんて、要らない。もう一度あのバカを繰り返すなんて、まっぴらだ。図々しいばあさんになって、若いもんに説教し、老いを嘆き、政府の無策や世間の冷たさに文句垂れつつ、あっちこっちに迷惑かけまくって、のさばりたい。>P194

<父はケツの穴の小さい人間だった。>P205


でも、こんな文章もあります。

<口に出して言わないと、気持ちは伝わらない。人というのは互いに誤解し合っている。それが私の認識だ。
だが、口に出せない気持ちがある。そして、言葉にしなくても通じる絆がある。その時点で意味がわからなくても、心は何かをとらえて脳に刻み込む。いつか思い出して、理解するために。>P174

<記憶は嘘つきだ。でも、大事なのはエッセンスだと、わたしは強弁する。この世とはつまるところ、わたしに見えている世界のことなのだ。わたしは、わたしが作った観念の檻から出られない。けれど、時折、檻の中に光が差し込む。風が吹き込む。
そして、わたしに思い出させる。この世に生を受け、生きてきたからこそ出会えた人たちのことを。
彼らはわたしの中で生き続け、わたしは彼らによって生かされている。
それが、神様のすることだ。>


ここにもひとり、私を励ます書き手がいたよ、と思いました。
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by kuni19530806 | 2011-01-25 23:55 | 読書 | Trackback | Comments(0)

元をとったランチバイキングと新宿お薦め情報   

お友達とランチ。
新宿高野のタカノフルーツバーに行ってみた。
フルーツ盛りだくさんのランチバイキング。

メニューは以下。
①オムレツ
②フルーツサンドウィッチ
③エビとアボカドのサンドウィッチ
④海老クリームスープ
⑤オルトラーナ(野菜とエビのパスタ)
⑥シーフードドリア
⑦ローストポーク
⑧フルーツいろいろ
⑨ケーキいろいろ
⑩ジェラートいろいろ
⑪サラダいろいろ
⑫パン3種
⑬ドリンクいろいろ(フルーツジュース充実)

制限時間は90分で2625円とかなりお高い価格設定なのですが、今まで行ったランチバイキングの中でイチバン良かったかも。

私は好き嫌いが多いし、年齢のせいもあって、食い放題にメリットは感じません。
たいていのビュッフェのメインはローストビーフだったりして、肉が苦手な私はその時点で元はとれないよ、みたいな。
でも今回は今までとは違いました。

とにかく⑧が美味しかった。
さすが果物屋!
マスクメロンもブドウも梨もグレープフルーツもどれも瑞々しくてイケましたが、やはりなんつってもイチゴですよイチゴ。
酸っぱさと甘さの共存する高級なイチゴの味でした。
イチゴ狩りと見紛うばかりに、食前・食中・食後を問わず、折りに触れ(?)いっぱい食べました。
大粒でしたが、20個は食ったな。

②③も美味しかった。
美味しいフルーツサンドって満足感が格別。
やっぱり新鮮なフルーツと、ぱさついてないパンが肝ですかね。
つなぎの生クリームも大事。
あ、全部か。
ライバル(?)千疋屋のフルーツサンドも美味しいです。
こちらも高いけど。

そして私はアボガドとエビの組み合わせが大好きなので③もほくほく。
⑪の種類も多くて、特にカボチャサラダは旨かった。

そうそう、忘れちゃいけないのが①。
その場でひとりひとりに焼いてくれます。
プレーン、チーズ、オムライスから選べます。
ソースも、デミグラスとケチャップのどちらかをチョイス。
並んで待たなきゃならないのがちょっとめんどくさいですが、ふわふわで美味しい。
私の後ろの人がコックさんに「しっかり焼いて」と言っててビックリした。
しっかり焼いたオムレツって。

デザートより主食やおかず中心に食べたので、ケーキは1個のみ、ジェラートには手が出ませんでした。
つい、おしゃべりに花を咲かせてしまいましたし。
黙々食べないと、90分はあっという間だ。

でもとても満足したので、また行こうっと。
体調のいいときに。


新宿で、ただで座って心おきなくおしゃべりできるお薦めスポットを発掘しました。
新宿ピカデリー3Fです。
去年の秋、「マザーウォーター」を見に行ったときに発見。

このビルは4,7,9,11Fが映画館になっているのですが(プラチナシートは別フロア)、チケット売り場は3Fです。
そして、どの階の映画を見る人も一度3Fに集合して、そこからそれぞれの階に案内されるシステムになってる。
なので、3Fはメインロビーという名の待合室なわけです。

「ナンチャラという映画の何時何分の回をご覧になる方はまもなく開場します」というアナウンスが30分おきぐらいに流れます。
それさえ気にしなければ、おしゃべりするにはもってこいなのだ。
新宿で、屋内で、ゆっくりしゃべれるスペースってあんまりない気がする。
ピカデリー3Fはお薦めです。

以上、新宿ピカデリー関係者には迷惑な情報でした。
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by kuni19530806 | 2011-01-24 22:51 | お出かけ | Trackback | Comments(2)

深夜食堂   

最近、うっかりするとBSやCSばかり見てるなあ。
その合間にMXと地元のケーブルテレビ、みたいなサイクル。

そういえば、地元ケーブルテレビの区民ニュースに先月オープンした職場の様子が流れたのですが、不肖私もちょっとだけ映ってました。
ほとんど後ろ姿なんですけどね。
しかも、なんかくねくねしてんの。
で、自分の後ろ姿を見た感想は「なんか子どもっぽい」でした。

私は子どもっぽいんだよね。
いいトシしてどのツラ下げて言う!?ですが、きっと私のリアル知り合いは誰も否定しないだろうと思います。
見た目が若い、ならいいんですが、なんか子どもっぽくてみっともない。

こんな予定じゃなかったんですけど。
まっとうな大人、オバサンになる予定だったんですけど。


CSTBSで「深夜食堂」を見ました。
地上波のときは見たことがありませんでした。
周囲ではちょっと話題になっていたのですが、いかんせん放送がタイトルどおり深夜だったもんで。
私は早寝派だし、録画してまでテレビを見る習性が年々なくなっているので、夜中に面白そうな番組があるなあと思っても、ただ手をこまねいてしまいます。
日付が変わったらまず無理です。

「深夜食堂」、これでもかこれでもかと渋い役者さんが登場しますね。
不破万作とか乾電池の綾田さんとか。

そして、噂どおり、料理が美味しそう。
さすが飯島奈美さん!
っていうか、これって飯島さんの新境地だったんじゃない?
これ以前はもっと、女性誌っぽい料理だった気がします。
かもめ食堂もめがねも、ちょっと女性誌っぽ過ぎる感じがしました。
でも、深夜食堂の食事は、もっと地に足が着いてるっていうか、清潔過ぎないっていうか、生活感があって、いぎたないくらい食欲中枢を刺激されます。
これを本物の深夜にやってるって、ある意味、酷じゃないですかね。

CSでは22時半~23時の放送でした。
もうラーメンが食べたくて食べたくて。
しかもインスタント。
でも食うわけにもいかず、お煎餅でごまかして寝ました。

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by kuni19530806 | 2011-01-22 22:28 | テレビ | Trackback | Comments(0)

僕らのワンダフルデイズ   

CSで映画「僕らのワンダフルデイズ」を見る。
見るともなしに見始めて、結局、最後まで見ちゃいました。

いわゆる、おやじバンドの話です。
脚本は安直です。
俳優も、竹中直人は平凡なサラリーマン・・以前に一般人には全く見えない百%の竹中直人っぷりだし、宅麻伸の演技はベタです。
演技派というポジション(たぶん)の、段田安則も、斉藤暁も、特に印象には残りません。
でも
なんだか見て得した気分でした。

勝因(?)は浅田美代子かなあ。
演技が巧いんですねえ、この人。
なんだろこの平和なリアリティは、と思いました。

それと、たまーにツボだった。
竹中直人の娘役が貫地谷しほりなのですが(この女優さんも演技派ですね。そういえば、スゥイングガールズでは竹中直人が教師で、貫地谷は生徒役だったなあ)、娘の結婚相手を聞いた父の第一声は「まだあんな妖怪と付き合ってたのか!」で、その後も「妖怪」「妖怪」と連呼していて、一体どんなヤツ?と思ったら、期待以上の大爆笑の妖怪だったり、すっとぼけたドラマーが稲垣潤一で、その元妻が女優という設定のきどった賀来千香子だったり。

おやじバンドと死をブッキングにして感動モノに仕立て上げるセンスは好きじゃありませんが、どーでもいいシーンや人選にはなかなかいいセンスを感じました。

竹中直人じゃない方が良かったかも。

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by kuni19530806 | 2011-01-20 23:49 | 映画 | Trackback | Comments(0)

再読派?   

家にあった恩田陸『蒲公英草紙』を再読した。
たぶん、5年ぶりぐらい。

巧いけれど、登場人物はベタだ。
話も、予想されたように進む。
暗い。
とくに、最後の暗さったらない。

でも、二度目の今回の方がずうっと沁みた。
泣いた。

同じ本を何度も読む方がいいかもなあ。
去年の暮れは『海辺のカフカ』も再読して、やっぱり初回よりしっくりした。
今、もう一度読み始めてもいいくらい。

新しい出会いはもちろんステキだし、いろんな本を読むことの意味もあるのかもしれないけれど、最近、なんだか本も人も、そんなにもう出会わなくていいや、と思ったりもする。

とか言いつつ、好きな作家の新作には手が伸びるわけですが。
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by kuni19530806 | 2011-01-16 23:22 | 読書 | Trackback | Comments(0)

5時に夢中!   

時間的にフル・・どころか断片的にもなかなか見ることができませんが、東京MXテレビ月~金夕方、17~18時の「5時に夢中!」という番組がけっこう好きです。

MXテレビなんてまず見ません。
石原都知事臭がしそうだし、だいたい何やってんだ?
古い「水曜どうでしょう」とか「探偵ナイトスクープ」とかアニメとか、どっかから借りてきた番組か通販番組をやってる印象しかありません。

そんななかの「5時に夢中!」。
これがイケるのです。
面白い。

まず、私が最初にマツコ・デラックスを見たのはこの番組です。
何年前だろーな。
まだ、単なるキワモノ的知名度の時代です。

コメンテーターが、マツコに志摩子(岩井)にうさぎ(中村)にミッツ・マングローブ・・・日替わりとはいえ、錚々たるメンツ。

志摩子なんて、放送コードに抵触どころか、コードを鷲づかみしている感じのキケントーク満載です。
夕暮れどき、そんなことを言っていいの?みたいな。

司会はあの逸見さんの息子の逸見太郎ですが、彼がいいんだよねー。
空回りキャラを演じていますが、きちんと空気を読んで番組を回しています。
空回ってる分、回す数がちょっと多くて、自分で目を回してることもあるみたいだけど。

あと、在日外国人達が黒船特派員として登場して、街角レポートや天気予報を伝えるのですが、コメンテーターの毒消しになっている気がします。

要するに、かなりお気に入りなのね、私。
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by kuni19530806 | 2011-01-15 21:11 | テレビ | Trackback | Comments(2)

髪はすっきり。頭はぼんやり。   

やっと念願の散髪をしてきました。

去年の11月ぐらいから行きたかったのですが、ジンマシンやら何やらで行けず、頭部収拾不可能状態が続いていました。
全体的には短いので、結んでごまかすワザは使えず、でももっさり重たい感じで、なんだかオカマを被っているような日々でした。
あ~、さっぱりした。

お友達のMちゃんと我が家でランチ。
なんの準備もせず、マックのテキサスバーガー(私はエビフィレオ)とポテトと韓国カフェの海苔巻きを買ってきて内食するという、十代のようなジャンキーな(?)お昼。
それ以前に、小掃除もしていない部屋に人を招く自分のデリカシーのなさ・・トシ食うと見栄もなくなるってかっ!?がどうかと思いますが。

一緒に久々にキングオブコメディのDVDを見ましたが、面白かった。
やっぱり今野クンは才能あるなあ。

Mちゃんとはまたヴァイオリンを再開したいものです。


昨夜は職場の新年会でした。
職場内、ではなく、このたびのオープン準備に手弁当で駆けつけてくれた助っ人の方々へのオープンご報告を兼ねたお礼の会。
元同僚の方々にたくさん会えて楽しかったです。

帰りがけ、本部の課長がヘラヘラと「お疲れ様~」と言ってきました。
軽くムッとしたので、言っても詮ないことながら「カウンターがやりたいです」と言いました。
ヘラヘラと「じゃあ、来年度の意向希望調査に書いてください」と言われたので、「異動して他のところでやりたいのではなく、今の職場でカウンターをやりたいんです、私は!」と楯突いてみました。
「初日は楽しかったです」とも。
ヘラヘラと「私を困らせないでくださいよ~」と言われました。

オープン初日、私は丸一日ガッツリ、カウンター仕事をしました。
事前に所属長(係長)には「初日なのでカウンターには居てもらいますが、あくまでも指導係。なにか窓口担当者が困ったとき以外は前面に出ないように。カウンターはやらないでください」と言われていました。
カウンター業務は外部業者に委託したのです、我が職場は。

でも私は「出ますよ、私は。その場の優先順位で動きます。忙しいのにカウンターにぼおっと突っ立っているなんて考えられません。『困ったとき』という判断に私は『忙しい』も入れさせてもらいますのでよろしく」と高らかに(?)宣言して、実際にも出ました。
出ずっぱりでした。
窓口に座っていなくても、常にバックで手伝ってました。

所属長や課長がしょっちゅうカウンターに見回りに来て苦い顔をしていましたが、私はカウンターからニッコリ微笑んで見せたりしました。
それを踏まえての昨夜の発言です。

昨夜の会話の続き。
私「初日、やっちゃったんだから、もういいじゃないですか」
課長「またそういうことを。初日は特別です。それにしてもおもいっきりやってたよねー、マツモトさん」
私「はい。いつ、注意されるかと思って手ぐすね引いて待ってたんですけどね」
課長「あそこまで堂々とされると、何も言えませんでしたよ」
私「そうですか。しょっちゅう視界に課長と係長の苦い顔が入っていたので邪魔でした。プレッシャーをかけるなら直接言ってくれればいいのにって、いくらでも言い返すから、と思ってました」
課長「(へらへらして)怖い怖い」


意向希望調査ねえ。
カウンター業務には執着はあるけれど、異動したい場所はないんだよなー。
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by kuni19530806 | 2011-01-14 23:58 | その他 | Trackback | Comments(0)