2015年 01月 28日 ( 1 )   

去年の冬、きみと別れ   

中村文則『『去年の冬、きみと別れ』を読む。

図書館から「予約の本がご用意できました」と連絡が来たが、このタイトルに全く心当たりがなく、でも自分が予約したことは間違いなく、どういう経緯で「読みたい」と思ったのか思い出せないまま読んだ。

中村文則さんは名前だけは知っていたが初めて読んだ。
そして、正直、自分はもうこの人の小説は読まないだろうと思った。

そう思ったこと自体も忘れそうなので、その備忘録のためにここに読んだことを記しておこう、というのもどうかと思うけれど、それが正直なところだ。

狂気って、復讐って、こんなにわかりやすく表現できるものではない気がする。
わかりやすさが作者の力量なのか、とも思いかけたけれど、途中までの意味ありげなシーンやセリフが、終盤、語り手の「語り」によってのみ解き明かされる構成は、腑に落ちつつ納得できないというか、むしろ途中までの不穏さを台無しにするというか。

あ、これ以上、やめとこう。
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by kuni19530806 | 2015-01-28 17:05 | 読書 | Trackback | Comments(0)