2013年 07月 26日 ( 1 )   

シンクロニシティ   

今年の2月から「別冊!どうする?40代からのファッション&人生」というサイトに参加させてもらっていて、そこで「帰って来たゾロメ女の逆襲」という、本にまつわる(時にはまつわらない)コラム的なものを、隔週木曜日更新で連載しています。

その最新up分では『向田邦子の恋文』を取り上げているのですが、読んだ方からサイトフォーム(というのか?)経由でメールをいただき、ビックリしました。

【自分は向田邦子さんが亡くなって1年後の1982年にクロワッサンの別冊として発売された「向田邦子の手紙」という雑誌をいまだに持っているが、特に向田さんのファンというわけではないので、自分が持っているより向田ファンだと標榜するゾロメ女に愛でてもらった方がいいのではないかと思う。ついては進呈したい。】
という内容だったのですが、驚いたのは、実際は「進呈したい」ではなく「送りつけたい」と書かれてあった・・からではなく、ちょうどそのメールが転送されてきたとき、くだんの「向田邦子の手紙」を私もまさに手にしていたからです。

話は全くもって単純なのですが、先日、参院選に出馬した高校時代の隣のクラスのサンペイさんがらみで高校の卒業アルバムを見たいと思い立ち、久々に私は押入の中をひっかき回したのでした。
高校の卒業アルバムなんて、もう何年、どころか何十年も見ていなくて、カオスと化した我が家の押入の中でも、かなりレアな場所(要するにいちばん奥)にあり、まるでリアル「おしいれのぼうけん」(言わずもがなやもしれませんが、そういう有名な絵本があります)状態だよ、と自分にツッコミながら、それでも異空間に取り込まれることなく無事卒業アルバムを発見し、お尻からもぞもぞと明るい現実社会に戻って来たところ、卒業アルバムだけと思った自分の手には、長らく卒アルと同衾していたものが、付着と言っていいような状態で一緒に出てきて、晴れてコミで陽の目を見ることになったわけです。
それが、「向田邦子の手紙」という雑誌でした。
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ま、これだけなら特に驚くべきことではなく、その証拠にそのときの私は「あー、こんなもの買ってたんだなあ。すっかり忘れてた。あれ?『邦子の恋。邦子の藪の中。』というエッセイがある!?ひゃー!全然覚えてないや。こんなものを買って読んでたってことだと、いくらすっかり忘れてたとはいえ、今回のゾロメ女の文章と整合性がとれなくなるかも。いっそ、発見しなかったことにしておこうかしらん」と思ったりしていました。
メールが転送されてきたのはその矢先。

一瞬、鳥肌実・・じゃなかった、鳥肌つまみ(それも違うが)でした。
発見しなかったことにしておこうか、の自分の姑息さを見抜かれたような気もちょっとしました。
いや~、自分的にはかなり濃いシンクロ二シティでした。


それにつけても、古い雑誌って面白いです。
30年ぐらい前って、今の私には絶妙な面白さかもしれない。
当然ながら、みんな若い!
岸本加世子など、少女の面影を色濃く残してます、中身はどうあれ。
ってことは、タメの私もこの頃は少女の面影を残していたはず!

ちなみに、裏表紙は味の素の広告で、現役バリバリの原辰徳が一見爽やかに、でもよく見ると三白眼で、笑っています。
キャッチコピーは「好きっ原。」
とほほっ。
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by kuni19530806 | 2013-07-26 23:01 | その他 | Trackback | Comments(0)