2012年 09月 23日 ( 2 )   

立川志らく・桂雀松   

特に落語の大ファンというわけではないけれど、落語は好きです・・たぶん。
でも寄席に足を運んだことはほとんどなくて、今まで行ったのは独演会がほとんど。
しかも、春風亭小朝と立川志らく限定。
この2人の会(あ、一緒にはやりませんよ。言わずもがなかもしれませんが)には何度も行きました。

誤解を承知で書くと、この2人の落語以外はほとんど興味のない偏った落語ファンを長らくやっていました。

それにしても、志らくさんはファンを選ぶ落語家です。
その芸も言動も。
立川流でいえば、志の輔さんや談春さんの落語の方が完成度が高いっていうか、一般向けだとは思います。
が、私は志らくさんの落語がいっとう好きなんだよなあ、やっぱり。
・・と、録画した「落語者」というテレビ番組の最終回、立川志らく「死神」を見て思いました。

巧い!という落語ではないと思う。
凄味がある、と書くと、そこに重厚さや近寄りがたさが付随するようだけれど、そういう凄味ではない気がします。
あ、近寄りがたさは感じる。
けれど、一般的な意味での「偉い人」に感じるそれではなく、もっと生臭い、不快に限りなく近いありがたさ、みたいな感じ・・かなあ。

汗もすごいし、滑舌がいいわけではないし、よどみない「話芸」と称される落語が好きな人にはとても引っかかる落語家だと思います。

そんな志らく落語を見た後、教育テレビの「日本の話芸」という番組で、桂雀松さんという人の落語を見ました。
こちらは志らくさんとはある意味、対極な上方の聞きやすい落語。
こちらもすごく面白かった。

年齢のせいかもしれませんが、偏った落語ファンの看板を下ろし、もっと落語全般を見て、聞いてみようかなあと思いましたでございます。
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by kuni19530806 | 2012-09-23 22:14 | お笑い | Trackback | Comments(0)

二度寝で番茶   

木皿泉『二度寝で番茶』を読む。

ドラマ「すいか」の脚本を書いたのが木皿さんです。
木皿泉というのは夫婦の共同執筆でのペンネームで、内訳は、1952年生まれの男性と1957年生まれの女性です。
ちょっと前、この2人のことがドキュメンタリー番組で取り上げられたそうですが、見逃しました。
男性・・夫の泉さんの方が何年か前に脳梗塞で倒れ、以来、相棒である妻による介護生活、と聞いていたので、ついついベタなイメージを抱いていましたが、この本を読んであらためて、ベタなイメージは想像力の欠如でしかないことよ、と思ったりしました。

巻頭の数篇のエッセイ以外は、夫婦の対談という形式をとっています。
この対談が、木皿脚本となにかとシンクロしていて、ついニヤニヤしてしまいます。

この2人の執筆形態に触発されて、私は以前、「ゴールデンスランパ(pa)ー」(スランバ(ba)ーではない)という小説もどきを書いたことを久しぶりに思い出しました。
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by kuni19530806 | 2012-09-23 21:50 | 読書 | Trackback | Comments(0)