2011年 08月 02日 ( 1 )   

ディープピープル   

母親や兄が亡くなってから、いわゆる幽霊が全く怖くなくなった。
もともと霊感なんて全くない体質なのだが、実は昨日、ちょっとこれって超常現象?と思えるデキゴトがあって、でも「ああ、そういうこともあるかもね」で納得した。
むしろ、どっちかっていうと心強いと思った。
だって、あの世の片鱗を感じられる日常の方が死に対する虚無感が減って、亡くなった肉親も近くにいるような気がして安心じゃん。
そう思うのは私だけなのかなあ。

昨夜のNHK「ディープピープル」は面白かった。
指揮者という、馴染みはあるしオザワとかコバケンとかサドとかミムラの元夫キンとか、有名どころを複数名知っている職業ではありながら仕事内容を全然知らない世界の一端を垣間見ることが出来て興味深かった。

私は実は最近めきめきオーケストラという演奏形態に興味が湧いてきているのです。
さすれば、そこにもれなく付いてくる指揮者とはなんぞや、と思っておったところでした。

出演者は小林研一郎、広上淳一、下野竜也のお三方。
私はコバケンしか知りませんでした。

番組を見てわかったこと。
①3人とも変人。
どの世界でもトップはだいたい変人、という説を常々私は唱えているわけですが、このエリアでもめでたく実証されました。
この場合の「変人」は「過剰」と言い換えてもいいかもしれません。
要するに、こぞってやり過ぎ行き過ぎな印象の人達。
ほどほどやそこそこ、身の丈や分相応という概念があるようじゃ、秀でた実力者ぞろいの、たぶんプライドの高さも尋常ではない演奏家を束ねる道は究められないってことなのでしょう。

②アンチエイジングの肝を垣間見た気がした。
とにかく3人とも年齢不詳。
若く見える見えないのレベルではなく、肉体年齢とは別な場所に自分を置いているのが基本っていうか。

指揮者という職業は、自分より遙かに年上だったり経験値が上の人間をもコントロールする必要のある仕事なのですね。
若輩指揮者にとっては、演奏者達の歴史や経験や実績に敬意を表しつつ自分の解釈や要望を伝え実践してもらう日常、ベテラン指揮者にとっては、自分の実績や経験をリセットして若い演奏家達との接点をその都度都度探る作業、だったりするのでしょう。
これぞアンチエイジング、もしくはエイジレスの極意かと。


先週末の「世界ふしぎ発見!」に今では吉田栄作の妻というより「若~い」とか女性誌の表紙でおなじみの、あの平子理沙さんが出ていたのですが、私にはさほど若いとも美しいと思えなかったんですよね。
もちろん、世間的には十分に若いですよ美しいですよええやっかみかもしれませんとも。
でも同じ40才ならクルム伊達公子さんの方が私にはずっと美しく見える。

若いこと、美しいこと、年齢がよくわからないこと、を目標や職業にした人のビジュアルを見るより、たとえば伊達さん、たとえば指揮者、の過剰な姿の方が私には精神的アンチエイジング効果がある。
これからも自分が憧れたり欲しいなあと思うのは、若さでも美しさでもなくて、かっこよさなんですよね、きっと。
私にとってはある種のかっこよさが美しさなのだ。

とにかく、現在53才という指揮者広上淳一さんのエイジレスっぷりはビックリだったのだ。
女性誌やアンチエイジングのブロガーの方々も、これからは女性だけじゃなく男性からもエイジレスの秘訣を探ればいいのに。
化粧品やお直しに頼らない新機軸が見つけられるのではないでしょうか。
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by kuni19530806 | 2011-08-02 23:41 | テレビ