2011年 07月 27日 ( 1 )   

闘魂の夏、日本の夏   

中年になるとこんなにも暑さに耐性がなくなるとは知らなんだ。
周囲の同世代はこぞってそう言うので、これは私だけではないらしい。
夏なんてだいっきらいだ!

そんななか、「本の雑誌」2000年9月号を久しぶりに見た。
この号の特集は「闘魂の夏」。
しょっぱなは私の文章だ。
この号、そもそもは自分で買った分(当時は定期購読していた)と掲載誌として送られてきた分と2冊あったはずなのだが、もう何年も前から手元には1冊もない。

・・はい、私はそういう人間です。
思い出をきちんと保管する能力が全くありません。
なんでもかんでもほいほい人に貸し、誰に貸したかとっとと忘れ、忘れたことを反省することなく「ま、いいか」と思ってしまうような、そういう人間なのです。

今、職場では「奥ゆかしすぎる本達~目立たないにも程がある~」という特集をやっていて(なんちゅう特集だ!もちろん私の発案です)、そこに私は敬愛する飯嶋和一さんの『汝ふたたび故郷に帰れず』を出品(?)したのですが、この本を久しぶりに手にとったら、「闘魂の夏」を思い出したのです。
「闘魂の夏」の原稿で『汝ふたたび・・』についてちょっと触れたりしたんで。
でも、手元にも居住区の図書館にも「本の雑誌」2000年9月号はないので、隣の区の図書館から取り寄せて読んでみた、という次第。

この頃は元気だったなあ私、文章が。
2000年といえば母親が亡くなった年で、思えばこの原稿は母親の闘病中に書いたんだっけなあ。
自分も心身がボロボロだったのに、文章だけはパワー全開だよ。
汗をかくのを礼賛してるしさ、今じゃ考えられん。

私はこの原稿で、高橋ナオトとマーク堀越のボクシングの試合についてアツく語っています。
今はもう、そのアツさは昔日の夏の花火のようですが(上手いことを言ったつもりだが言えてない)驚いたのは、今回これを読んだ職場の30代の美人同僚さんが「私、この人と合コンしたことがある!」と言ったこと。

10年ぐらい前、高橋ナオト達と合コンしたんだって。
高橋ナオト本人は風采の上がらない男性に見えたらしいけど、一緒に参加した取り巻きみたいな人が「この人は現在は綾瀬でボクシングジムをやっている。現役時代は凄いボクサーだった。記録より記憶に残るボクサーなのだ」と興奮して説明してくれたんだって。
美人同僚さんは「ふ~ん。ナンノコッチャ」と思ったそうです。
そりゃそうだろうねー。
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by kuni19530806 | 2011-07-27 23:53 | その他