2011年 03月 29日 ( 1 )   

頑張れ!光ちゃん。   

今日の読売新聞にいわき市に住む従兄が登場する記事がありました。

http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=38777

光ちゃんは母方の従兄の中では最年長で、私より8才ぐらい年上。
私が物心がついたときは既にいい大人(に見えた)で、お坊ちゃん風で、理屈っぽくて気取った印象でした。
5年前に亡くなった兄とはトシが近いので仲が良く、よくふたりでくだらない話を小難しく展開させてたっけ。

そんな光ちゃんにイチバン最近会ったのは、兄のお葬式のときです。
光ちゃんは私に「Mちゃんがずごく献身的に付き添ったって聞いたよ。何もしてあげられなくてゴメン」と言いました。
最後の一言は、医者という職業上、無意識に出た言葉だとは思いますが、私は正直、不愉快な気分になりました。
兄が光ちゃんに頼ろうとしなかった以上、彼にやつあたりをしてもしょうがない、とは思いつつ、「医者なんだから強引にでも病院に押しかけてきてくれてもよかったじゃない」と。
本当にやつあたりです。

今日の記事を読んで、いろんな意味で光ちゃんを自慢に思いました。
情緒的な言い草ですが、兄もそう思っているはずです。

3/11からこっち、光の見えないトンネルにほうり込まれ、どんどん暗い方に連れて行かれているような毎日です。
そんななかでも、たまに元気づけられることがありますが、それは決まって被災地のまっただ中にいる人達の行動や言動によってです。
それは当初は「被災者に比べれば自分なんて」という思考回路が前提でしたが、原発問題が負のスパイラルにどっぷりハマり込んだ雰囲気になって以来は、必ずしもそうではなくなりました。

ただただ不安がって疑心暗鬼になって無力感に苛まれ、あわよくば現実から目を背けようとしている自分に比べて、被災地の人達は絶望や恐怖に真っ向から対峙している。
対峙なんてしたくてしているわけじゃないのはもちろんわかっている。
でもその姿はかっこいいし、まぶしく映ります。
目に見えないモノに恐怖感を覚えている私より、彼らの方がトンネルの出口に近いところにいる気さえします。

不謹慎な言い草ですが、光ちゃん達がいわき市で頑張ってくれれば、原発問題にもいつか光が見えるような気すらします。

身勝手は承知。
だから頑張って。
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by kuni19530806 | 2011-03-29 22:55 | その他 | Trackback | Comments(0)