2010年 04月 21日 ( 1 )   

文句ばっかり言うなら買うなよ、ですが   

私は、ものすごくヒマなときかやみくもに忙しいときに雑誌(女性誌)を買いがち、ということに最近気づきました。
後者は、物理的に忙しいだけじゃなく、精神的にバタバタして落ち着かないとき、という意味を含んでる・・っていうか、そっちが主流かも。
無意識に、「雑誌を買うという無駄遣い(生産性に乏しい投資という意味で)をして余裕をかましたい」と思うのかもしれません。
今、思いついたテキトーな理論ですけど。

とにかく、雑誌は好きなときにゴロゴロしつつ、尚且つじっくり見たいので、借りずに買う派です。

そんなわけで、Grazia5月号を買いました。
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竹内結子特集ですが、別にこの人のファンではありません。
でも、映画「ゴールデンスランバー」の樋口晴子役はなかなか好感が持てました。
ま、あの役は誰が演ってもそう思うのかもしれませんが。

どうでもいですが、竹内結子さんはショートの方が似合うと思います。
女優さんは役柄などで勝手に髪を切れないのかもしれませんが、もっと溌剌とした雰囲気がいいと思うんだけど。
それと、痩せすぎ。

この特集、一見いろんな角度から竹内結子をいじっていますが、この方は実際は子どもがいるのに、その部分は見事にキレイに回避されています。
これは、広末涼子にしろ松嶋菜々子にしろ、古くは秋吉久美子や浅野温子もそうでしたが、私生活、特に子どものことを一切語らない、マスコミに乗せないという女優としての戦略で、別段目新しいやり口ではありませんが、やっぱ、事実としてわかっていると、不自然。
単にそれって、芸能人はイメージ産業だから営業上、都合の悪いところはないことにしとく、の戦術でしかないと思うのに、こういう人達って、まるで「私は、私生活と仕事は別という崇高なポリシーでやってます」っぽさを装おうとするのが姑息。

自分の子どものことだけを語らないという露骨な選別をするくらいなら、潔く自分自身も一切語るなよ、と思うわけですね、私などは。
だって、自分が子どもの頃のことや、趣味や夢や理想、要するに過去現在未来をまるで「率直に」語りつつ、ある一角だけがすっぽり覆い隠されているのってかなりいびつだし、いやらしくないですか。

そういう意味で見事なのは、やはり黒木瞳さんでしょう。
子どものことを回避することなく、どちらかというと子どもの話を頻繁に出すのに、いわゆる「子育てタレント」になることなく、イメージもさほど変化させていない。
不自然になにかを回避することのかっこ悪さをわかっている、という気がして、その部分ではとても好感が持てます。
アタマがいいっていうか、もはや揺るぎない「黒木瞳」があるんでしょうか。

確かに竹内さんの場合、中村獅童という軽犯罪者顔の歌舞伎役者との結婚→離婚という若気のいたり(?)は触れて欲しくない過去なのでしょうが、子どもも含めて一切合切「なかったこと」みたいにするのはちょっとねえ。
いや、「なかったことにする」はアタマのいい処世術だとは思うのです。
でも、それはあたりまえですが「なかった」とは違うわけで、なんていうか、恥じらいがないっていうの?

タイコモチみたいな特集しかしない、掘り下げているようで実は全くうわっつら、都合のいい部分だけを特集する女性誌に、いびつじゃない、イメージ至上主義に走らない人物造詣など期待する方がおかしいし、期待しているわけではないのですが、それを踏まえても、なんだか「ヘンな特集」と思ってしまいました。
だったら買うなよ、ですけどね。

でも、Graziaはなんだかんだ言って女性誌の中ではマシだし(でもそう思わせるってことが、ある意味、いちばんタチが悪いかも)、お洋服の写真もキレイだし、ヘンな素人モデルに走らないし、白黒ページの活字中心部分がけっこう読み応えあって好きなのです。
今回も、村山由佳の言い訳(?)がなかなか面白かったです。
見事な言い訳です。
全く共感はしませんでしたが。

それと、巻頭に登場の木村佳乃さんの目頭の切れ込みが怖い。
あんな鋭角的な目頭の持ち主、身近には皆無です。
切れそうだ。
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by kuni19530806 | 2010-04-21 23:00 | 雑誌