新宿に行って勝間和代を考える   

新宿に行ってきました。
思いのほか、東急ハンズに長居。
ハンズは割引もないし、ほぼいつ行っても人が多いのですが、好きなお店です。
ほとんど買わず、たいてい見るだけですけど。
ハンズで検討して、他の安い店や通販で買うパターン。

その後は行きつけのルミネ1のブックファーストへ。
本が売れない、出版不況(出版だけじゃないでしょうが)と言われて久しいですが、都心の本屋さんって、どこも、いつ行ってもけっこう混んでる気がする。
立ち読みだけなのか?とも思うけれど、レジもけっこう並んでいる印象なんですけど。
一極集中ってことなのかなあ。

勝間和代さん、ついに不可侵にすべき領域に足を突っ込んじゃった!?
私はこの方の本は一冊も読んでいないので、香山リカさんの著作など、世間が作ったイメージというか色眼鏡を介して見ているのですが、大晦日はとうとう紅白の審査員席にまで進出してましたね。

紅白は途中から見たので最初、誰かわからず、遠目に見て「すっごく無愛想な松坂慶子?」と思ったよ。
往年の美人女優を彷彿させたわけですから、勝間和代的にはなんら失敗ではなかったといえるのでしょうが(杉山愛ちゃんの力の入り具合がすごかったけど、あれはどうなの?)、この、ついに紅白審査員席までの「到達感」(達成感とは似て非なる)といい、新刊『結局、女はキレイが勝ち』といい、世の筋金入りのカツラー達はどう見て、いかに咀嚼しているのでしょうか。

今日、ブックファーストでこの新刊を立ち読みしましたが、正直、なんの慧眼さも感じられない浅い本という感じだったなあ。
面白そうだったら買ってもいい、ぐらいに思ってたんですが、立ち読みで充分でした。
この人は今までもこういうことを言ってきたのか、それとも、このセンセーショナルなタイトルの本だからこういうことを書くのか、そもそもホントに全部自分で書いてるのか、判断できないのが残念、と一瞬思いましたが、どうだっていいか、そんなことは。

同じ能力なら人は見てくれのいい方に目がいくものだし、キレイになる努力は得でしょ、という論旨はうなずけます。
同感するという意味のうなずきではなく、そういう考え方はわかります、という意味。
ただ、このジャンルなら、長年このジャンルを考察し続けてきたあの斎藤薫さんの本の方が深いし、私は百倍は参考になりますね、あらゆる意味で。

でも、好奇心でさっき検索したら、『結局、女はキレイが勝ち 』は私の予想以上に悪評の嵐で、そりゃもう凄くて、あそこまでボロクソに言われていると、むしろ「百戦錬磨の出版社におだてられてそそのかされて判断力を誤ったんだろうな。お気の毒に勝間和代さん」という気持ちにもなりました。

なにしろ、マガジンハウスですからねえ。
ananなんて一見ファッション誌に見せかけていますが、最近じゃあ芸能人を媒介にした生き方模索雑誌。
まるでPHPみたいだもんね。
3号に1号はジャニーズ事務所のコバンザメみたいな特集だしさ。

検索で付け焼き刃的に勝間和代さんに詳しくなった気分の現在の私ですが、「親友が広瀬香美」という情報に爆笑しました。
微妙度が絶妙っていうか。

勝間和代さんが今後宗旨変えをするのは勝手ですが(そのうち「勝間の勝手」とかいうシフトチェンジを既成事実にする本を出したりして)、物書きという職業には、書くものや発言に対する責任が生じるはずなので、カツラー達にまで『結局、女はキレイが勝ち』が悪評なのであれば(「裏切られた」という、それはそれで間違った感想がいっぱいでした)、的外れの批判だとしても、とりあえず信者に幻想というハシゴを上らせてから外した、という意味で無視すべきではないんじゃない?と思ったりしました。

でも、勝間和代さん、確かにキレイになりましたね。
林真理子さんに「綺麗な人」と言われるようになったのは、四十歳を過ぎてからでした、と言われるよりは説得力があります。
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by kuni19530806 | 2010-01-03 23:11 | お出かけ

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