初めての図書館   

都内だけれど、今まで縁遠かった区の図書館に行く。
1年前までの職場で苦楽を共にした同僚で猫先輩の友人H嬢がこの4月から働いている図書館に、やはり同僚だったよっちゃんと陣中見舞いに行ってきた。

私は、1年前までの同僚3人に対していまだに「永年同僚」みたいな感情を持っているようだ。
同業他社の人になったH嬢も、他業他社で頑張っているよっちゃんも、結婚して仕事に関してはアイドリング中のハヤテ号のねえちゃんも、「同僚が一時的に他のことをしてる」感覚。
あきらめが悪いなわたし。



自分の現在の家庭の事情や年齢のせい、そしてなにより民営化の波のせいもあるのだろうが、もう自分が公立図書館のカウンターに立つ姿がイメージできないなあとあらためて思った。
それは残念な諦観でもあり、当然のことのようでもあり。

不遜な言い方になるかもしれないが、新しい図書館をほぼ一から作る仕事をし、歯車の一輪じゃない気分を何年も味わってしまったせいか、もうこれから既存の旧態依然の図書館の下っ端をやる気概がないのかもしれない。

気概、という言葉はそぐわないかもしれないけれど、自分的にはまさに気概。
覚悟ではなく、気概。
プライドとか自尊心でできない、んではなく、よけいな情報や蜜の味を知ってしまって、それを脇にうっちゃって真っ新な気分になるような気概に欠ける感じなのだ。
半世紀以上生きてきた自分には。
まだ40代なら自分をリセットできて、新しい公立図書館での自分を順応させて行くことも選択肢に入れられた気がするけど。
トシを重ねるってそういうことでもあるのだなあ。
やたらポジティブ方面で加齢を語る人は、経験値のこういう側面をどう前向きに変換させているんだろ。
これもまた、なんだかんだ言って、実際その場に飛び込んでみれば意外となんとかなるものなのだろうか。
そうかも。

なんだ、今まで書いてきたことを全否定か、自分。

今日またあらためて、みんなそれぞれの場所で頑張っているのだなあと思った。
「頑張る」と一括りにしてしまうとなんだけど、なにも、歯を食いしばったり、過酷なことをしたり、軋轢の最前線に立たされたり、することだけが頑張るじゃないし。

よっちゃんに絵本の読み聞かせのレクチャーを受けてきた。
公立図書館員と学校の図書担当の先生のちょっとした確執についても。
ああ、学校の先生とよろしくやれる気が全くしない。
前途多難。
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by kuni19530806 | 2014-05-03 23:19 | 友達

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