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山本周五郎長編小説全集第四巻小説日本婦道記(読み中)   

めまぐるしい天気の一日。
午前中、大粒の雨が降ってきたと思ったら、ドカンという響きと共に雷が鳴り、驚いた。
でも雨はじきに止み、晴れた・・と思ったら、夕方またちょっと降った。
外はそんな風でも、特に外出の予定がないと、他人事。
空模様に対して他人事もないけど、勝手だな、自分。

今、山本周五郎の『日本婦道記』を読んでいる。
先日聴いた朗読会の演目にあった「二十三年」が入っているので読み始めたが、タイトルどおり、婦人・・妻の道について覚悟を決めた女達の物語が次から次に30編以上、出てくる。
壮観。
そして圧巻。

まだ半分しか読んでいないけれど、あんまり立て続けにたいした妻が出てくるので黙ってられず記してしまった。

それにしても、久々に読む山本周五郎、あらためて稀代のストーリーテラーだと思いました。
だって、たいした妻のバリエーションなんてそんなになかろうが。
確かに、そんなにないといえばないのですが、たいした妻がたいした妻たる出来事に至るまでのバリエーションはとっかえひっかえ違う。
あたりまえといえばそれまでですが、それぞれ唯一無二の話になっていて、どれも面白く、さすがだなあと思います。

しつこいけど、まだ半分しか読んでません。

寝る前に読んで、「明日こそは私も!」と思う日々です(ウソ)。
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by kuni19530806 | 2013-12-10 22:15 | 読書

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