もう、ビニール傘は買わない。   

新年度も4日目。
職場は全く変わりばえしないので新年度の実感が湧きません。
今更、新しい環境で新しい人間関係を構築するのはすっげえめんどくせーので「全く変わりばえしない」のはとてもありがたいことではあります。
危惧すべきは、こうなると私のようなユルい人間はなあなあになって失態を犯しがちなので気をつけよ。
既にいろいろやっちゃってるし。

大平一枝著『もう、ビニール傘は買わない。』を読む。
副題は「暮らしと自分を変える60の習慣」です。
巷の賢いミセスを席巻している(?)シンプルライフ提唱の本、という括りでよろしいかと思います。

こういう暮らしの敵(に近いモノ)は、百円ショップ、買いだめ、タダでもらえる景品、電子レンジ、電気炊飯器、そして透明のビニール傘・・とだいたい相場が決まっています。
味方は、糠床、手作りジャム、玄米、マイ水筒、せいろ、自然素材の服、手ぬぐい、フリマ、ナチュラルメイク・・あたりでしょうか。

シンプルライフは文字どおり質素な生活が基本中の基本ですが、すて奥(すてきな奥さん)系の、やみくもな節約生活とは違います。
これぞというモノには大枚はたくことはやぶさかではない。
食器をはじめとした什器類はむしろ、庶民感覚より一桁多いぐらいのお値段の「作家さんの器」を吟味して選んだりしています。
食材も、最優先が「安全で安心できること」なので、安いからという理由で買ったりは決してしません。

こういう本を書く方々は総じて「自分はずぼら」「めんどくさがり」「整理整頓下手」と自己評価します。
確かに、細かい整理が苦手でめんどくさがりだからこそ、ポイントを決めてモノを買い、数を増やさないで暮らすことに工夫を凝らす、というのは大ありかと思います。
わかるよわかるよ。
私も同じ・・と言いたいところですが、どうして自分はシンプルライフができないのかっちゅう話です。

貧乏性、もしくは真正貧乏で、「好きなモノには大枚はたく」という英断が下せない。よって場当たり的にモノを購入してしまうから、でしょうか。
それは確実にあるな。
ズボラとかめんどくさがりとか下手というレベルと基準が、シンプルライフを実践している層と自分とでは違い過ぎるから、でしょうか。
それも残念ながらありそう。

でも何よりの違いは、私におけるシンプルライフの提唱者である、この大平さんや金子(由紀子)さんや後藤(由紀子)さんやあおきみさんや一田憲子さんや柳沢小実さんって、頭が良くて体力と気力がありそう。
そして、真面目でちょっと頑固そう。
これだな、自分に欠けてるものは!?

そして今ふと思った。
私は家ではすごくずぼらで時間にもいい加減で、気がつくと自室で横たわっていることが多いけれど、仕事では案外そうでもないこともある。
特に、仕事で本棚を整理整頓させるとけっこう早いよ、私。
まあ、それが仕事だからといえばそうなんだけどさ。
時間も守るし、どっちかっていうと過剰に早く「1人集合」してしまう方だ。

そうか。
考えてみると、上で列挙した方々は、シンプルライフを実践することが「仕事」なわけだ。
となれば、職場では違うスイッチが入っているかのような私と同じく、日常がスイッチオンモードってことなのかもね。
しんどそうではあるけれど、ここが肝かも。
怠惰な非シンプルライフから脱却するには、私もそれを「仕事」にすればいいんじゃない?

自分が本当に脱却したいか、が次の肝だな(^_^;)
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by kuni19530806 | 2012-04-04 23:37 | 読書

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