秋岡芳夫展   

目黒区美術館で開催中の「DOMA 秋岡芳夫展 モノへの思想と関係のデザイン」を観に行って来ました。

その道では有名であろう秋岡さんという方を私は全く存じ上げなかったのですが、フォロアー&マイミクさん(←マイミクってもう使わないの?)のつぶやきを読んだらふつふつと行きたくなりました。

目黒区美術館に行ったのは初めて。
美術館までの道のりはちょうどいいお散歩コースですね。
坂道のせいで、行きはラクチンで帰りはふーふー言っちゃいましたが。

道すがらの目黒通りにはずっと今回の展示会の小旗がディスプレイされてました。
美術館の力の入れようがわかるというものです。
どの展示会でもやってたりして?

美術館は、区民センターやテニスコート、プールなど、区の施設がみっちりつまった一角にあって、駅から歩くといちばん奥で「真打ち登場!」という感じでした。
意味不明。

中に入って、まず膨大な数の竹とんぼに驚かされます。
あまりの数に、しばらくはそれが何であるかわからないくらい。
一瞬、ムーミンのニョロニョロ!?とか思った。
色も向き(?)も違うのに。

すごいのは量だけではなく、質。
色といいフォルムといい、美しくてムダがない感じで、飛ぶんだろうなー飛ばしたいなーと思いました。

1Fの展示スペースは、この竹とんぼと秋岡さんの仕事場の再現が中心になっています。
机とか小引き出しとか裁縫箱とか器とかカゴとか木工道具とか、どれも全部ステキでした。

2Fは主に仕事の軌跡の展示。
本当に多彩な方だったのですねー。
カメラや家電の歴史や器や童画に詳しい人にとっては、いまさら言わずもがなの人間金字塔(?)みたいな方なのでしょう。

私は個人的には学研の「○年生のかがく」の付録と三菱鉛筆uniの本体とケースが心にヒットしました。
私が子供をやっていたとき、リアルタイムで出会っているので。
uniは子供心にも、スタイリッシュでハイソで(こんな言葉は知らなかったけれどそういう感じ)これを使っていると大人になった気分でした。
これを作った人なんだーとしみじみ魅入ってしまいました。
学研の付録は、なんだかピタゴラスイッチを彷彿させます。

あとはやっぱり絵ですね。
無国籍でエイジレスで無限大な感じ。
カメラや魔法瓶やラジオでも感じましたが、半世紀前ぐらいのデザインや色づかいって今よりずっと余裕がある。
情報量がちょうどよかったのかも。
制作過程で入ってくる情報も、制作するモノに入れ込む必要のある情報も、今ほど氾濫していなかったから、モノそのものにふさわしいフォルムや色をセレクトできたのだろうなあと思ったりしました。

秋岡さんのさまざまな作品に圧倒されて、ちょっと疲れて1Fに降りてラウンジでコーヒーを飲んで、また復活して2Fの絵を観に戻り、ついでにuniや学研の教材も再見し、1人ならではの館内うろうろを満喫して帰ってきました。

目黒って家からは遠い!というイメージがあったけれど、今日近いことを発見。
都営線同士の乗り換え1回で、連絡がよければ30分程度で行けるのだ!
歩いている人が上品でオサレっぽい人が多いし、これから私、目黒にすり寄ることにするぞ!

でも、行き慣れてない証拠なのか、道中、夢中で石川三千花本を読んでいたら、行きも帰りも乗り越してしまいました。
都営三田線を把握してない私。
まあ、ロバート・レッドフォードやシェールの整形ビジュアルのあまりのインパクトにびっくらこいてたせいなんですけどね。

しっかしハリウッドってのは魔窟だ。
日本の芸能界のゴシップはなんだか近所のすったもんだを覗いてるみたいな距離感が却って邪魔して興味がモテないところがあるけれど、ハリウッドのそれはハナっから遠景なので野次馬根性全開で楽しめるから好き。
そもそも整形ネタが大好きなのですよ、私。
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by kuni19530806 | 2011-12-20 23:15 | お出かけ | Trackback | Comments(0)

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