いっそ好感   

前の会社のテニス部のコーチ役だったK野さんが愛媛の農家に婿に行ってちょうど1年。
K野さんのことはこの日記でも(もちろん本人には無断で)書きましたが、先日、彼から1年ぶりにメールが来ました。

「自分が生まれて初めて作った新米を買ってくれませんか。放射能の心配の全くないお米です!」
愛媛でのこの1年の生活ぶりにも触れていて、毎日がものすごく充実していて楽しいこと、田舎だしテニスをする機会は激減すると思っていたら近くに年会費3千円でナイターも使い放題のテニスコートがあってむしろ東京にいるときよりテニス三昧なこと、が弾むような文面で記されていました。

K野さんは40代の一見常識人的な人物(しかもイケメン風)ですが、ちょっとズレてて、しかもかなりガキです。
離婚後の恋愛相談を私にするぐらいですから、判断力にも疑問があるというものです。
愛媛に行くことも、当初勢いで決めたようなフシもあり、去年の送別会ではおおっぴらに不安を口にしていました。
「不安なのはわかるけど、もう決めたんだからふつう言わないでしょ」と、なんだか結婚そのものに「大丈夫かねー」と思ったもんでした。
そして1年。
こっちもこの1年はすっかりK野さんのことを忘れていたのでナンですが、1年前のマリッジブルーっぷりがウソのようなテンションに「あーあー心配して損したよ」な感じです。

K野さんだから何も深く考えていないよなとは思いつつ、「放射能の心配の全くないお米」というフレーズ(?)に、同じ日本ながら距離も感じました。

結婚1周年のご祝儀替わりに新米を注文しようか、と迷っていたら、翌日「完売しました!」のメール。

「祝☆完売!K野さんのメールを読んだら、なんだか、いくつになっても未来はあるかもと思えましたよ」と痒い場所全体を曖昧に表現して返信したら、「相変わらず難しいことを考えて暮らしてんだな。未来はあるに決まってんじゃん。未来はあっても自分の終わりも明らかにあるんだから、こうだと思ったことをやり通すしかないよ。そっちの仕事も頑張れよ!」という文面の返事。

ひゃあ~!
一周まわってむしろステキに聞こえるよ。
[PR]

by kuni19530806 | 2011-11-05 23:39 | その他

<< 長すぎる前書き 猫の客 >>