天然生活
2011年 09月 02日
台風がジョーズの音楽をBGMに接近中!
・・とはいうものの、昨日も日中はほとんど雨が降らなくて、今日も今日とて、陽射しはけっこう強かったりします。
明るい空なのでうっかり買い物にでも出かけたくなりますが、突然、大粒の雨が降ってきたりもするので油断できない。
今も、晴れてるのに降ってる。
雨降りに家にいると庇護されてるみたいでちょっと楽しい。
食料品は昨日の帰りに調達してきたし、今日はのんびりしてるのだ。
自分が最近、いちばん熟読している雑誌は「天然生活」だったりします。
10月号も買いました。
私は「天然生活」が推奨するような
地に足のついた
自然に日々感謝を怠らず
良質なものを厳選し
丁寧にダシをとり灰汁を掬い続ける
ような生活はしていません。
たぶん今後も無理です。
でもちょっとした憧れはあるらしいのです。
正直、ツッコミどころは満載な世界です。
なにより、小さくて質素な生活を推奨しつつ、お金と時間、要するに生活に余裕がある人を対象としてる、としか思えません。
中には、生活に逼迫している人ができる工夫もあるだろうし、そもそも、物欲やお金をかけた生活全般に疑問を投げかける雑誌だとは思うのですよ。
モノをなるべく持たない、古いものをメンテナンスして長く使う、が繰り返し語られているし。
でも、それでも、お金持ち臭がします。
食器や日用雑貨の製作者を「作家さん」と呼んで、「これはダレソレという作家さんの作った器だから」が普通に日常生活に降りているのを、私はこの雑誌で初めて知ったかもしれません。
庶民なもので。
洋服についても、素材や縫製を吟味して「いい物を長く」的な切り口はいろんなところで見受けられますが、生産地や染色・・果ては作り手の出自まで紹介し、作り手とそれをセレクトした「見る目のある」スタイリストや雑貨店主にとことんその洋服の素晴らしさを語らせるのをやってるのは、方向は違っても、家庭画報や婦人画報の、ガホガホワールドくらいだと思います。
そうなのだ。
天然生活って、婦人画報、家庭画報と同類の雑誌なのかもしれません。
あちらは、見た目からして、庶民を排除したごとき高嶺の花的な高級感満載で、天然生活は、ぱっと見は質素で軽くてハードル低そでとっつきやすそうな体を装いつつ、中身は同等か上を行くプライドと頑固さを隠し持ってる感じ。
家庭画報、婦人画報が叶姉妹とするなら、天然生活は蒼井優?
いや、別にここは宮﨑あおいでもマイコでも坂井真紀でもいいんですけどね。
共通項は「ナチュラル系由来っぽい侮れなさ」とでもいいましょうか。
その証拠に、天然生活でよく見かける平井かずみさんとか、平澤まりこさん、伊藤まさこさん、あたりはけっこう女子力が強そう。
偏見!?
しかも、伊藤まさこさんに関しては、ネットでの「魔性の女」的噂を鵜呑みにしてるごときな、私。
と、なんだかんだ言ってますが、天然生活はけっこう好きです(ホントか)。
レイアウトが丁寧で好感が持てるってのもある。
細部まで、ちまちまと可愛い。
最新号は、あの神保町の近江屋洋菓子店が特集されてます。
会津の起き上がり小法師も登場してます。
「秋服の見つけ方」という特集では、最近ちょっと気になる(でも高くて手は出ない)ジャーナルスタンダードのシャツやフォグのソックスが載っています。
微妙なところもありますが、私は、人もモノも雑誌も、自分の理想なんてよくわからんという意味も含めて「理想的なんてなくて当然」と思っているので、ちょいちょい文句を言いつつ、付き合って行こうと思います。
・・とはいうものの、昨日も日中はほとんど雨が降らなくて、今日も今日とて、陽射しはけっこう強かったりします。
明るい空なのでうっかり買い物にでも出かけたくなりますが、突然、大粒の雨が降ってきたりもするので油断できない。
今も、晴れてるのに降ってる。
雨降りに家にいると庇護されてるみたいでちょっと楽しい。
食料品は昨日の帰りに調達してきたし、今日はのんびりしてるのだ。
自分が最近、いちばん熟読している雑誌は「天然生活」だったりします。
10月号も買いました。
私は「天然生活」が推奨するような
地に足のついた
自然に日々感謝を怠らず
良質なものを厳選し
丁寧にダシをとり灰汁を掬い続ける
ような生活はしていません。
たぶん今後も無理です。
でもちょっとした憧れはあるらしいのです。
正直、ツッコミどころは満載な世界です。
なにより、小さくて質素な生活を推奨しつつ、お金と時間、要するに生活に余裕がある人を対象としてる、としか思えません。
中には、生活に逼迫している人ができる工夫もあるだろうし、そもそも、物欲やお金をかけた生活全般に疑問を投げかける雑誌だとは思うのですよ。
モノをなるべく持たない、古いものをメンテナンスして長く使う、が繰り返し語られているし。
でも、それでも、お金持ち臭がします。
食器や日用雑貨の製作者を「作家さん」と呼んで、「これはダレソレという作家さんの作った器だから」が普通に日常生活に降りているのを、私はこの雑誌で初めて知ったかもしれません。
庶民なもので。
洋服についても、素材や縫製を吟味して「いい物を長く」的な切り口はいろんなところで見受けられますが、生産地や染色・・果ては作り手の出自まで紹介し、作り手とそれをセレクトした「見る目のある」スタイリストや雑貨店主にとことんその洋服の素晴らしさを語らせるのをやってるのは、方向は違っても、家庭画報や婦人画報の、ガホガホワールドくらいだと思います。
そうなのだ。
天然生活って、婦人画報、家庭画報と同類の雑誌なのかもしれません。
あちらは、見た目からして、庶民を排除したごとき高嶺の花的な高級感満載で、天然生活は、ぱっと見は質素で軽くてハードル低そでとっつきやすそうな体を装いつつ、中身は同等か上を行くプライドと頑固さを隠し持ってる感じ。
家庭画報、婦人画報が叶姉妹とするなら、天然生活は蒼井優?
いや、別にここは宮﨑あおいでもマイコでも坂井真紀でもいいんですけどね。
共通項は「ナチュラル系由来っぽい侮れなさ」とでもいいましょうか。
その証拠に、天然生活でよく見かける平井かずみさんとか、平澤まりこさん、伊藤まさこさん、あたりはけっこう女子力が強そう。
偏見!?
しかも、伊藤まさこさんに関しては、ネットでの「魔性の女」的噂を鵜呑みにしてるごときな、私。
と、なんだかんだ言ってますが、天然生活はけっこう好きです(ホントか)。
レイアウトが丁寧で好感が持てるってのもある。
細部まで、ちまちまと可愛い。
最新号は、あの神保町の近江屋洋菓子店が特集されてます。
会津の起き上がり小法師も登場してます。
「秋服の見つけ方」という特集では、最近ちょっと気になる(でも高くて手は出ない)ジャーナルスタンダードのシャツやフォグのソックスが載っています。
微妙なところもありますが、私は、人もモノも雑誌も、自分の理想なんてよくわからんという意味も含めて「理想的なんてなくて当然」と思っているので、ちょいちょい文句を言いつつ、付き合って行こうと思います。
by kuni19530806 | 2011-09-02 15:27 | 雑誌