信用ゼロ!?   

・・・というわけで、今日は出勤するつもりでしたが、朝起きたら土砂降りで、家族全員(3人ですが)の望外な妨害(別名:大反対)で休みました。
信用されてないのよ、私。
全員(3人ですが)が「今日、出勤したらこの妻(もしくは嫁)は必ず1回は転ぶ!」と確信していて、その牙城を論破できませんでした。
はい、牙城と論破の使い方が間違っていますね。

所属長との電話での打ち合わせの結果、水曜日からの出勤ということになりました。
電話を入れる前に、実は雨はすっかり上がっちゃったんですけどね。


佐藤東弥さんという「すいか」の監督の方のブログにこんな記事を見つけました。
楽しみ!
木皿泉さんのドラマって、実は「すいか」以外はほとんど知りません。
でも、自分の書いた最後の図書館小説(←僭越ながら、アレはもう、そう呼んじゃうことにします)に木皿泉さんの名を使わせていただきました。

アレの出来は、経月美化(なんて四文字熟語はないけど)という下駄を装着させても、素人の手慰み程度でしたが、最後の「ゴールデンスランパー」に関しては、自分のあのときの率直な気持ちと、「ゴールデンスランバー」と「すいか」の木皿泉という、執筆当時の二大お気に入りをコラボできたことにはかなり満足しています。

佐藤東弥さんのブログに
木皿さんの書く本は、見えるものと見えないものの間にある森羅万象を、独特の世界観で描き出しているのだと僕は思う。
とありますが、活字や映像に自分が求めるものは、まさにこれですね。
っていうか、ここを描く以外に活字や映像になにがあるの?と思うくらいです。
佐藤東弥さんのブログにはその後も木皿泉情報が頻繁にアップされています。
これでは期待するなという方がムリです。


前月9日のこの日記で紹介した「どうする?40代からのファッション&生き方」ですが、私のオトモダチの心にも軒並みヒットした模様です。

このブログ、今の年齢の自分には本当に沁みる内容が多いです。
「沁みる」にもいろいろあって、じんわり沁みたり、ピリッと沁みたり、しみじみと沁みたり。

キレイゴトの人生訓に走らず、常に具体的で、うやむやにしてしまいがちな分野もあえて直球で考察しているところがいいです。

このブログが、老いを意識し自覚し始めた多くの同胞(!)の支持を得ているのは、「いろいろ考えてとっちらかってラビリンスに迷い込んでいる中年は私だけじゃない」というシンパシーと、Carinaさんが自分や周囲を査定する際のシビアな目線を自分に投影し(それはもちろんCarinaさんの意図することでしょうが)多少客観視することで、ラビリンス脱却の突破口が見つかりそう、と思わせてくれるところでしょう。
たとえそれが、幻想の突破口だとしても。

だいたい、ファッションや生き方なんぞを真剣に意識し始めた時点で、その人の迷宮入りは決定した、みたいなもんですからね。
私はこれをこう着てこう生きればいいのよ!と方針や結論が明確に出てるっぽい人なんて私の周囲にはまずいないし、自覚してるか否かは別として、みんな迷っているんだと思う。

中高年が特に迷うのは、そのほとんどが「こんな年齢の自分」を想定できないまま「いつのまにか」トシ食ったからでしょう。
想定してなかったから諦観もできないし、なんだか気がついたら中年で、どこに自分の基準値を設定していいかわからなくてブレまくる。
ま、基準値も幻想なんですけどね。

中高年層の中にもごくごくまれに棲息している(かもしれない)「早くこの年齢になりたかったの」という絶滅危惧種以外は、日々、自分の中の物理的時間と精神的時間の乖離に右往左往、揺れっぱなしなのではないかと思います。
なにしろ「いつのまにか」こんなところに来ちゃってたんですから。
そりゃ、あっちゃこっちゃに揺れて、アタマもぶつけますよ。

でも、その振幅は時に人を活性化するし、茶筒の中のお茶よろしく、多少揺さぶった方がその後の自分の感情の収まりもむしろよかったりします。
思考停止こそ、心身を錆び付かせますからね。
ただ、揺れっぱなしだと疲れるし不安。
だから、誰か揺れている人、なにより、その揺れを巧く表現して解説して解読してみせてくれる人に揺れを託す、みたいな姑息な手段で「自分は思考停止してないぞ」と安心する。

私を含めたCarinaさんのブログのファンは、代替振幅で自分の基準値を見つけようとしている、ラッキーでちゃっかりした輩なのかもしれないなあと思ったりして。


クルム伊達公子さん、全米オープンの前哨戦を果敢に闘っているようです。
私は当分テニスはできないけれど、伊達さんのチャレンジを代替ツールにして、脳内テニスでもやるか。
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by kuni19530806 | 2010-08-09 11:52 | その他 | Trackback | Comments(2)

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Commented by Carina at 2010-08-16 21:47 x
マツモト様 こんばんは。Carinaです。メールもちょうだいし、そちらでお返事すべきかと思いましたが、こちらへお邪魔したのでコメントさせていただきますね。

お盆を間にはさみ、「う~ん、ブログなあ。これ、どうよ」って少し迷いが出ていたので、今日、この記事を拝見してもう一度、自分がブログを始めたときの気持ち、書いていきたいことなどを再確認することができました。本当にありがとうございます。うまく言えないのですが、どっちへ行っちゃいけないか、どっちなら掘り進めていいかを考える契機をいただいたような気がしています。

それにしても骨折!大変ですね!写真を拝見して驚きました。いろいろ不自由でしょう。暑いし~。でもマツモトさんは、そこから新しい身体感覚を発見され、考察されるかもしれませんね!そうそう。このお休みに新幹線で中島京子氏のFUTONを読みました。マツモトさんの氏に対する絶賛が記憶にのこっていたので。とても面白かったです!あと、愛のむきだし!園子温監督ですよね。見たいと思っていたので、その記事も熟読しました。こちらも面白そうだ~。またこれからも、こちらこそよろしくお願いします。コメント欄からはみ出しそうな長文。すみません。
Commented by マツモト at 2010-08-17 19:28 x
Carinaさま、ご丁寧にありがとうございます。

私は偏見まみれな人間ですので、たいてい的っぱずれなことを書いているのですが、Carinaさんがそう思って下さったのなら、的っぱずれは的っぱずれでも、悪い的っぱずれではなかったなあと思ったりしました。
相変わらず、意味不明。

それにしても骨折!です。
もう骨折生活に飽きました。
特に、いろいろ気を遣うことに。
でもせっかくの今までの細心の注意を無にしないために、もう少し頑張ります。

中島京子さん、騒いだ甲斐がありました(笑)。
愛のむきだしは、元気なときにご覧になって下さいませ。

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