テンバイでちょっとテンパる   

日販の倉庫に本の買い出しに行ってきました。
本の取次は、トーハンとニッパンが二大勢力で、トーハンには以前行ったことがありますが、ニッパンは初めて。

今、私がやっている仕事は新しい図書館の開設準備ですが、この4月から選書というものをはじめ、3ヶ月弱経った今、ようやく実際に本が買える状況になりました。
今までは、自分のパソコン上にデータを蓄積し続けるだけの、机上の空論(?)選書でしたが、今週、初めて、自分が選書したデータを購入先に送りました。
「これが『賽は投げられた』ってことね」と。
そして続いての今日のテンバイでの現物買い。
本格的始動って感じです。

テンバイという言葉の響きが懐かしい。
転売ではありません、店売です。
取次会社の倉庫での本の販売を店売といいます。
この場合の買い手は主に書店と図書館になります。

私は20年ぐらい前、1年ほど地図の取次会社でバイトをしたことがあります。
確か、時給800円ぐらいでした。
仕事の内容は総務部での伝票整理とお茶くみ。
1年とはいえ、いろいろ思い出深い職場でした。
そして、事務所から徒歩5分ぐらいのところにある店売によく伝票の授受で行ったものです。
欲しい地図やガイドブックがあると、割引してもらって買ったりもしました。
それ以来のテンバイ訪問かも(郷愁)。

ニッパンの倉庫はワンフロアでとても広く、一般書と児童書別に本が分かれていて、それぞれの中では出版社別になっています。
とにかく広い!
そして、なんだか摩訶不思議な空気感があります。
それは、想定されている買い手が特殊なこと・・・それ以前に「出版社別に本が並ぶ」という、通常の書店や図書館では考えられない状況に由来するところが大きいかも。
新書や文庫が出版社別に並んでいるだけならふつうですが、小説も専門書も実用書も、そんな並びなのはなかなか面白いです。

本日はそういう邪念は邪魔で、とにかくかたっぱしから大人買いしました。
お買い物時間が2時間程度しかなく、とにかく目についた順にごそっと。
実用書しか買う予定ではなかったので小説類は見ないようにし、でもついついそちらにも目がいってしまい「ああ、ダメダメ!」と目を逸らし、の繰り返し!?
料理や園芸やペットや医学関係を中心に、次々と台車に積んでいきました。

2時間で3人で千冊弱。
それが限界ですね。
最初は、現物を買えることがうれしくて、しかもドンドンいっちゃっていいので嬉々として選ぶのですが、徐々にトーンダウンしてしまいます。
そのうち、なにがなんだか、選ぶ基準がわからなくなってきます。
終盤は「ああ膨満感」という気分に。

こんないいかげんな自分がテキトーに選んだ本が図書館に並ぶ・・・いいんだろーか。
よくない、と言われてもどうしようもないんですけどね。
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by kuni19530806 | 2010-06-24 23:04 | 仕事

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