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ロスト・シンボル   

ダン・ブラウン著『ロスト・シンボル 上下』を読む。
2010年3月発売ですから、バリバリの新刊ですね。
買ったのではなく、前の職場の上司に貸していただきました。

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『ダ・ヴィンチ・コード』は読みましたが、『天使と悪魔』は未読です。
なので順番に読まないと繋がらないんじゃ?と思いましたが、そもそも第1弾が『天使と悪魔』で、『ダ・ヴィンチ・コード』は2作めなんですねー。
最初から順序が違ってたんだわ。
そういえば、『ダ・ヴィンチ・コード』を読んでるときに、「前の事件では・・」的な描写があったような。

前作同様、壮大というか、どこまでが事実(史実)でどこからがフィクションなのかよくわからない世界です。

今回は、宗教象徴学が専門のハーバード大学教授の主人公ロバート・ラングドンが、スミソニアン会長の歴史学者ピーター・ソロモンに呼び出され、ワシントンDCに赴きます。
そして、かの地でまたノンストップで翻弄されまくることとなります。

今回のキーワードはとにかくフリーメイソン!
この本を読むことでフリーメイソンという組織(概念?)の歴史や現状に詳しくなったような錯覚に陥りますが、これまた「どこまでが事実でどこからがフィクションなのか」わかりません。
でも、少なくても現実のフリーメイソンにとっては、これってありがたくない小説なんじゃないでしょうかね。

読んでいる最中は面白かったです。
でもなあ。
かなり強引過ぎだし、ちょっと破綻してる気もするんですが、それは私の読解力不足かなあ。
それにしても、アレがアレっていうのは、いくらなんでも当事者は気づくでしょ。

キャサリンの研究に関しての描写も残尿感。
もっともっと本筋に絡んで欲しかった。
純粋知性科学研究所というのは実在する、という但し書きがありますが、それに関しては非常に興味が湧きました。

これもトム・ハンクスで映画化されるんでしょうか。
されるんでしょうね。
なんだか、話題書籍の映画化の主人公は全部トム・ハンクスじゃね?

by kuni19530806 | 2010-05-28 23:30 | 読書

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