女工哀史秘話   

私の職場(係)に、他の職場との兼務を任命された同僚がいます。
同僚は現在、もうひとつの職場(同じ課内)の方で勤務しています。
この「兼務」について、2つの職場(係)の長の間では解釈が違っていて、ちょっと揉めています。

私達の方では、ちょくちょく、とは言わないまでも、月に数回はこっちの仕事をしてもらえるという意味での「兼務」だと思っていたのですが、向こうの長の見解だと、年度内を区切るという意味であって、年度の前半は自分の方、後半はそちらという意味での兼務だと。
なので、この時期に両方を行き来することはありえない、それは前年度末の時点で上が摺り合わせて(!)決めた、とのこと。

正直、こちらの職場は現在、非常にテンパっています。
6月いっぱいにどうしても終わらせなければならない最重要業務があって、そのためのスケジュールは笑うしかないほどタイトです。
兼任の同僚に参戦して欲しいのは半年後より今、とにかく今なのです。
もちろん、半年後は更なる最重要業務でもっと悲惨な状況になっている可能性も大きいわけですが。ははっ。。。

そこで、こちらの係の長が「決定しているのはわかった。こちらが無知でムリを言っているのかもしれません。でも、こっちの状況は本当に押していて、せっぱ詰まっているのです。それに兼務者本人だって、こちらの状況をきちんと把握せず、半年後に突然異動させられても、こちらの特殊な状況を考えると気の毒。ですから、それらを汲んで、なんとか融通を利かせてもらえないだろうか。せめて週1ぐらいはこちらに来て協力してもらえるよう、お願いします」と頼んだわけです。

が、どうやら、しょっぱなのこちらの態度や、末端レベルでの勝手なやりとり(私は前の職場ではもっと勝手なことを平気でやってましたが)が先方の係の長の逆鱗に触れたらしい。
逆鱗なんておおげさな、と誰よりも思うのは我々ですが、触れたのはまぎれもない事実らしく、先方は露骨に意固地になって、どうしても首をタテに振らない。
そっちの状況など知ったことか。
決まりは決まり。
そっちは人が足りているはず。
そもそも、自分の所だけが特殊、忙しいと思っているようだが、そんなことはない。
この話はこれ以上ムダ。
・・だそうです。

・・呆れました。
公務員はレベルの低い人間が多いとは常々思っていましたが、ホント、どうしようもない物件です。
脱力したので、思わず「いかにもお役所体質」とお役所の方々に取り囲まれた自分の席で感想を吐き捨てた(!)ところ、隣席の再雇用の元管理職Yさんが苦笑しながら「それは批判ですか」と言いました。
私が「そうです。おもいっきり批判です。同じ課の中でくだらない!『兼務』の解釈なんてどうだっていいじゃないですか。解釈はどうあれ、他の係が困っていたら協力しようという発想はないんですか。やりとりを聞いていて情けなくなりました」と言ったところ、Yさんがまたもや苦笑しながら「それはそうなんですが、職場職場の事情もあって・・」
「だからそこが役所体質だって言うんです!ケツの穴が小さい!」
「あなたは言うねえ」
「あんまりレベルが低いので」

一般企業で働いていると、正規だろうが非正規だろうが、会社の業績や自分の成績(評価)が直で雇用に響いてきます。
業績や自分に落ち度がなくても、会社の方針転換であっけなくクビになったりするので、うかうかしていられません。
でも、公務員はまずクビになりません。
本当によほどのことがあっても、ならない。
その証拠に、よほどのことがあった人間がクビにならずに、そのへんをうろうろ、うかうかしています。
でも公務員の方々は、そんな組織にいながら・・いや、そんな組織にいるからなのか、不安のタネを自分で作ろうとする。
そこがいかに平和な職場であっても、人はどこか不安要素がないと安心して働けないものらしいです。
なので、公務員の多くは、業績悪化や雇用の先行き不安の代替不安事項を勝手に作り上げるわけですね。
要するに、しょーもないことを拡大解釈して、針小棒大にして、身の危険ってことにする。
たとえば、隣の職場が「ウチの職場、今ちょっと忙しいんで、そちらの人員を助っ人に寄越してくれませんかね?」と頼んだだけなのに、意気に感じてなんとかしようと思うどころか、「自分達だけが特別で自分のところだけが忙しいと騒いでる!そしてこっちの職場をヒマだと断罪してる!」とかね。
誰も、「自分だけが忙しい」とか「そっちがヒマ」なんて言ってねーっつうの!

そういう、過剰反応っていうか被害者意識は本当にくだらないですね。
だいたい、SOSに対して正論をタテに断るって、かっこ悪いと思わないんですかね。
まだ、「頼み方がムカついたからぜってえー協力しない」って正直に言う方がマシだと個人的には思います。
言うわけないけどさ。

まあ、そういうのを「かっこ悪い」と思わないからこそお役所なんだろう、と思い知りました。
当然、中にはまっとうな人材もいらっしゃいますが、そういう方々こそ居づらい世界でしょうねえ、役所って。

ふんっ!
そんなわけで、私の女工哀史のような日々はまだまだ続くのだ。
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by kuni19530806 | 2010-05-06 23:40 | 仕事 | Trackback | Comments(0)

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