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ハライチ   

DVD「ハライチ」を見る。

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レッドカーペット→爆笑オンエアバトル→M-1で好感を持ったもので。
ふたりとも、松本大洋のマンガみたいなビジュアルですよね。
特に坊主頭じゃない方。
バタアシ金魚当時の望月峯太郎風でもある。
髪型もそうだけど、あの不健康そうな三白眼。
笑っていてもさほと楽しそうじゃないし。
相方に比べて低体温キャラを死守してる感じもむしろマンガちっく。
坊主頭の方は、最後に「バカ」とか「オメーが言ったんだろ」とか乱暴なことは言わない方がいいと思う・・と素人のくせにダメ出しをしてみる。

私は関西より関東漫才が圧倒的に好きです。
昨年末のM-1も、今、イチバン印象に残っているのは東京ダイナマイトだったりします。
でもハライチの「ルーキー!チャレンジャー!」な雰囲気も印象的でした。
なにか新しいことをやろうとしてる感、とでもいいますか。

DVDは、あのパターン漫才を4~5個(最後のは30分)と彼らの出身地埼玉県上尾市「原市」の紹介でした。
ホント、ふつうに歩いているとぱっとしない青年達です。
地元の幼なじみの家であるパン屋さんで世間話をしてお薦めのパンを食べるところなんか、ユル過ぎて、オチもなくて、いくらDVDの余白映像(?)とはいえ、人に見せる代物かよ、と思いますが、だからこそ、こんな、そのへんのうだつの上がらないコネもなさそうな若いヤツらが「お笑い」の世界に乗り込んで、自分達のパターンを作って、ジリジリ知名度を上げて、金字塔ともいえるM-1のファイナルに残った、というところに、頼もしさというか、爽快感すら覚えました。

ハライチはこれからですねー。
パターンもので台頭してきた漫才やコントは、浸透した頃がピークで、それが飽きられるあたりが勝負ですね。
ポイズンガールバンドはここ数年もがいてる感じだし、東京ダイナマイトは逞しくなって帰ってきた。
ナイツやハライチは今年が肝でしょう。
偉そうだな、私。

ところで、この間のレッドカーペットの中のホワイトカーペットに出たトミドコロというピン芸人は何者?
凄かった。
一般ウケはゼッタイしなさそうだけど、とにかく圧倒されました。
あと、もりやすバンバンビガロ。
ホワイトカーペットの方がレッドより数段面白かったです。

by kuni19530806 | 2010-03-23 23:57 | お笑い

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